福島ドローン・2015~6富岡町から・・・(公共工事で除染土を再利用へ 全国の道路、防潮堤に)
避難続く福島・富岡町の桜 ドローンで撮影 日テレ・News TV Nippon
福島富岡町2016 〜ここに町はあった〜 ヘキサメディア HEXaMedia
【4K】Fukushima Tomioka the abandoned city 2015 ヘキサメディア HEXaMedia
福島 ドローン撮影 ・土田ヒロミ:Hiromi Tsuchida 2015.12
RT Nuclear Waste: Drone buzzes Fukushima temporary storage facility 2015.4
山積みとなった放射性汚染廃棄物は、ドローンにより空撮で富岡町周辺と満開の桜を見ると、その埋めようのない落差の凄まじさに改めて驚嘆するという言葉しかない。というか言葉にできないほどの絶句する現実が福島にある。さる6月7日、環境省の有識者検討会において、「放射性物質濃度が基準以下となった除染土を全国の公共工事で使うとする再利用の方針案を大筋で了承した。近く同省が正式決定する。」という(東京新聞)。つまり濃度基準以下とはいえ、放射線は発している。しかもいくら地中に掘って埋めたり、防波堤の基礎の使っても、飛ぶものは飛ぶ。しかも国の勝手な基準により、「人体に影響はない」ということ。でもこの言葉を続ければ「直ちに影響はない」で、時が経ち、放射線を浴びる日数等を換算すれば、次第に人体にその影響・被爆は蓄積される。その蓄積に対して、「影響はない」とは言い切れないのではないか。もっと言えば、日本全国に放射能汚染土をばらまき、日本全土に被爆の種をまくと言う事(アイロニカルな意味で、日本全国で福島原発事故エネルギー問題の応分の負担・責任を担うか)。ドローンにより空撮で見る汚染土(放射性汚染廃棄物)の仮置き場は、あまりにも凄過ぎて唖然としてしまうが、それを日本全土にばら撒くという判断は、どう考えても・クレージー・と言わざるを得ない。以下、東京新聞、6月7日付け・・・
公共工事で除染土を再利用へ 全国の道路、防潮堤に
東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物の減量と再利用に向けた環境省の有識者検討会は7日、東京都内で会合を開き、放射性物質濃度が基準以下となった除染土を全国の公共工事で使うとする再利用の方針案を大筋で了承した。近く同省が正式決定する。
方針案によると、管理責任が明確で、長期間掘り返されることがない道路や防潮堤などの公共工事に利用先を限定。工事中の作業員や周辺住民の年間被ばく線量が1ミリシーベルト以下となるよう、用途や期間に応じて放射性セシウム濃度を1キログラム当たり5千~8千ベクレル以下と定めた。
(共同)