「難民を食べます」・ドイツ・ベルリンの「芸術家協会」が、ドイツ滞在難民帰還問題の抗議で、動物園のトラ4匹をミニアリーナに放つ。「このトラに食べられても良いという難民ボランティア募集」というアイロニカルアクション・・・
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「政治の美」・ポリティカルビューティー。
http://jp.sputniknews.com/life/20160618/2330693.html
芸術家協会「政治の美」による新しい活動がベルリンで行われていると、Sputnikのドイツ語サイトが伝えた。
トラ・難民問題アクションのトラがいる内部ライブ映像。
トラ・難民問題アクションのライブ映像全体図。
ポリティカル・ビューティー「美の政治」・・・ 「ベルリンの中心部で、芸術家たちがミニアリーナを設置し、そこに4匹の虎を放した。今協会のメンバーは、この虎に食べられてもよいという難民によるボランティアを探している。 この行為は、ドイツにすでに滞在している難民の、家族や親戚が乗るはずの2週間後の飛行機を、ドイツ当局が着陸させないことへの抗議の印となるだろう。」 以上、スプートニクより記事本文引用・・・ ドイツの現代アーティスト達は、老いも若きも社会や政治にアプローチするアート表現は当たり前。むしろ、表現でメッセージを投げかけ、現在の問題を直視、立ち向かう。ドイツ国家も政治的批判力のある表現潰したり、検閲したり、自粛させたりせず、まず市民の討議・議論・倫理や哲学的側面まで問う。つまり作品で考えようとする訳だ。5年に一度、現代アートのオリンピック、表現の現在性を問うカッセルのドクメンタは、世界が現実に抱えた問題表出が当たり前の表現として出てくる。だから、難民問題をドイツ芸術家協会アーティストが表現しても驚かないけれど、しっかりやってると感心する。こちら日本ではアートと言えば「美しい何々・・・」、社会・政治的美術なんて無視、そんなことアートでやるべきじゃないが主流で、政治や社会的アプローチの表現は、まず表面化しない。なぜなら、その前に自治は検閲、企画自体問題あると困ると自粛するか、無視して表現を問わない。あるいは、作品が「美しくない」とか批判以前に無視する前提を与えてしまう。もっぱら、ダメなのは日本文化メデイァや美術ジャーナル、批評系だけど・・・。ここにも・閉じた円環の日本・がある。

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