ガンを予防するために食べたい野菜とは
がんを予防するためには、毎日の食生活が大切です
中でも、野菜にはがんの予防効果が高いものが多いですので、ぜひ積極的に食べるようにしましょう。
野菜はがんを予防する
特にがんの予防に効くのは、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどの「抗酸化作用」のある成分です。いずれも植物に多く含まれる成分ですから、やはり野菜はがん予防の上で理想的な食材だといえます。
出典:http://www.gan-info.com/gan-yobou/yobou-yasai.html
成人1人に必要な野菜量は、「1日350グラム以上」が目安です。
免疫力を高めること
がんを予防するには、免疫力を高めることが重要になります。免疫力ががん細胞を攻撃し、抑えこむ働きをします。免疫カがダウンするとがん細胞を抑えきれなくなり、増殖してしまいます。免疫力を高めたり、活性酸素を無害化するには、抗酸化物質をとりましょう。ビタミンA・C・Eは抗酸化作用が強く、がん予防に欠かせない栄養素です。
出典:http://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/201008/yasai.html
これらはビタミンACE(エース)と学ばれ、野菜や果物に多く含まれています。
がんを予防するために食べたい野菜とは
がん予防に効く食材をまとめた「デザイナーズフーズ・ピラミッド」
ピラミッド最上階から第1グループ
にんにく
キャベツ
にんにくに次ぐがん予防効果があるといわれているキャベツには、イソチオシアネート(強いがん抑制効果)とペルオキシダーゼ (発がん物質を抑制)という酵素やビタミンC、ビタミンUが豊富に含まれています。肺がんや膀胱がんの予防に有効といわれています。
ビタミンUは胃潰瘍を予防することで有名です。
パセリ
パセリにはがん予防のビタミンACE(エース)が豊富に含まれています。パセリの香り成分はアピオールという精油成分で、胃液の分泌を促し、食欲を増進させて消化を助けます。また、鮮やかな緑色のもととなるクロロフィルには、血中のコレステロールの上昇を抑えたり、がんを予防する作用があります
にんじん
にんじんはカロテンが豊富に含まれています。カロテンは体内でビタミンAに変化し、免疫力を高めます。強い抗酸化作用で肺がんや胃がんを予防する効果が高いとされています。
にんじんの葉にもカロテン、ビタミン、カリウムなどの栄養素が豊富なので、できれば無農薬の葉つきのにんじんをおすすめします。
にら
がん予防効果のあるビタミンACE(エース)が豊富です。血液の凝固を促して止血に作用するビタミンK、造血機能に関係する葉酸などが含まれていて血液のバランスをとります。力ロテンは油と一緒にとると吸収率がアップします。
第2グループ
ピーマン
ピーマンはがん予防効果の高い食品のトップクラスに位置づけられています。ビタミンACE(エ-ス)が豊富に含まれています。緑色のピーマンが一般的ですが、パプリカと呼ばれる赤と黄色のものも出回っています。赤ピーマンのビタミンCは緑色のピーマンの2~3倍あります。また、赤ピーマンの赤い色素はカプサンチンとい うカロテノイドです。βカロテンよりも 強い抗酸化作用があります。
ブロッコリー
ブロッコリーに含まれているスルフォラファンは、イオウ化合物の1種で強力な抗がん作用があります。最近では、ブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)がスーパーなどに出回っていますが、これにはブロッコリーの20倍ものスルフォラファンが含まれています。
他lこも、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、E、鉄、葉酸なども含まれています。
カリフラワー
カリフラウーは100g中に81mgのビタミンCが含まれています。カリフラウーに含まれるビタミンCは加熱によって失われる量が少ないのでビタミンCの補給にはピッタリの野菜です。
また、グルコシノレ-トという成分が肝臓の働きを高め、解毒作用を強化します。
第3グループ
トマト
トマトにはリコピンというカロテノイドの一種が含まれています。リコピンの抗酸化作用は力ロテンの数倍以上といわれています。がん予防のビタミンACE(工-ス)も含まれています。トマトを多くとる地域では、がんの発症が少ないという研究結果は世界中でたくさんの例が報告されています。
終りに
がんや予防できる食べ物、注意点について説明しましたがいかがでしたでしょうか。がん予防を徹底的にしたい方は、食事や生活習慣に注意しながら定期健診を受けるとよいでしょう。
出典:「食べ物」でがん予防ができるって本当? 食生活とがんの関係性について
定期健診は「第二次予防」であり、早期発見につながるのでオススメです。