2100年、内閣府が公開した日本の将来人口がやばい。人口縮小に歯止めが利かないのは何故か?
ここ2、3年で日本の人口が将来ずっと縮小されるといった報道があちらこちらでされていましたが、特に気にする事はありませんでした。身の回りで子供を産むという知らせがすっかり減った事が「何かがおかしくなっている」と感じ、日本の将来って本当にやばいんじゃないかって感じ始め、将来的にどう人口が推移していくか気になったので調べてみました。
1947年から2011年の出生率
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一次と二次のベビーブームを過ぎてほぼ連続で出生率が下がりすぎているのがわかります。出生率が下がると、その子供が大人になった時に絶対数が少なくなっているので必然と更に出生数が少なくなり、人口が縮小していく未来が見えてくるように。
年齢別未婚率の推移(男性)
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年齢別の未婚率。20代の未婚率が恐ろしい位低いですね。。実際に筆者の身の回りで結婚している人はめちゃくちゃ低いんですよね。(東京の友達)実家に帰ると友達のほとんどが結婚してます。ですが、離婚する率もめちゃくちゃ高いので未婚になる人が増えるんでしょうか。
年齢別未婚率の推移(女性)
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女性のほうも一応見ときましょう。ほとんど男性の未婚率とリンクするんですが、男性とは違い綺麗に推移していってます。それでも結婚ざかり?の20代で60%もの女性が結婚していません。これは本当にやばいんじゃないですかね?
生涯未婚率の年次推移
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そして、生涯において未婚で人生を終わられてしまった人ですが、1990年を境に急激に伸びています。おそらく結婚に対する意識が年々弱まってきているような気がします。筆者自身も人生において結婚はそれほど重要な事ではないと考えているので、この統計はなんとなくわかります。
2100年に予想される日本人口は6400万人
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一応、様々な想定を出しているグラフもあったのですが、見づらかったのでこちらのグラフを紹介する事にしました。もう、ほぼほぼ1880年から2000年まで増え続けていた人口が同じレベルで2100年にかけて減っていくようです。
本当にここまで人口減っちゃうのかよ・・って思ってしまいがちですが、若者が思っている結婚観念、子供が欲しいと考える男性、女性がすくなってきているのも間違いありません。幸せの形と言うんでしょうか。前は家庭を持ち、その家庭を守る事が幸せとされてきましたが、最近は多様性と言いますか、幸せの形が家庭に向いていない現状があります。
まずは政策で家庭に意識を向けさせる事が絶対必要な事何じゃないかなって考えています。5人子供を産んだら、色々お金がかかる事が免除されたりする政策を行う事によって必ず人口は減らないように、とか。政治からも言えますが、教育も半分ほど問題があり、道徳を疎かにしてきた結果が今の日本だと感じてしまいます。
出典:将来の日本の人口構造 - 少子化対策:政策統括官(共生社会政策担当) - 内閣府