「日本人だ、撃たないで」が、もはや海外で通用しないことを導いた根源は、イスラエルでのISを敵とみなす安倍首相発言

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バングラデシュ・ダッカでのテロによる21人の犠牲、特に日本人の志の高い7名の方々が亡くなられたことは、ご冥福をお祈りしたい。報道メディアによれば、犠牲になられた日本人の方は、銃を持つ犯人に「私は日本人だ」と英語で話したという。その後、レストンランの2階に外国人、1階バングラデシュ人に振り分けられ、無残にも殺害された。実行犯は、イスラム教か?という問いかけととともに、コーランを独唱させたとも伝えられる。つまり、外国人でもイスラム教であればという人命の振分けをしたのだ。では、何故、「私は日本人」という最後の命乞いが、もはやイスラム圏で通用しないのか。

 

 バングラデシュの実行犯が、もはや広義のIS信奉であることの疑う余地がなければ、2014年の安倍首相・中東での誤ったメッセージ「ISと戦う周辺国に2億ドルを拠出」をISに送ったことは記憶に新しい。このメッセージのおかげで、当時ISの人質となったジャーナリスト後藤健二さんは無残にも惨殺されているが(先に湯川さん)、ISの返答は「アベよ、戦いに参加するというおまえの無謀な決断で、このナイフはケンジを殺すだけでなく、おまえの国民を場所を問わずに殺戮する」という明確な殺害宣言で、もはや世界のどこでもISシンパ、関連テロ組織に殺害される対称・日本人・がいるという事だ。この安倍自民政権首相の中東での発言・判断がダッカの殺害につながっている(同時にイスラム諸国と敵対し、パレスチナの土地を奪い、ガザを包囲しているいイスラエル・ネタニアフと安倍首相の会見イメージ・行動は最悪だ)。

 実際、海外でこのようなIS関連テロに巻き込まれては、もはや防ぎようがない。IS関連のテロは、シリアでのIS国が壊滅しても続くだろう。日本企業であれ、どのような立場であれ、海外で現実遭遇すれば、助かるのは難しい(もちろん一番安全と思われている日本でもあり得る)。今回の命の振分けに使われた文言、「イスラム教か?」が事実であれば、海外に住み、NPO、企業、慈善事業、学校等に関わる日本人は、自発的にイスラム教・コーランを暗唱できるようにしたらどうだろう。これは、冗談ではなく真剣にイスラム教学び、知るべきと思う。助かる選択肢としても・・・。

(安倍政権NSSCはダッカ殺戮で全く機能せず。当の菅官房が自民選挙遊説に8時間空白をつくり、安倍首相は了承している。これは何を意味するか。安倍首相が、ダッカの日本人人質の人命優先よりも、自民選挙を優先しているということ。ISに後藤さん、湯川さん人質殺害された時の、人命軽視、中東での安倍政権発言と通底する対応・態度である。)


ついでの画像及び動画引用は、全て・謎・である。IS・バクダディとアメリカ・共和マケインとの数度の及ぶ対談(サウジも含む)。さらにマケインのフラッシュからハッキングされた、映画のリハーサルのようなIS戦闘員による人質殺害・演技・。これをどうしたのか?何故マケインから漏れたのか・・・または真偽は、全て不明。エビデンスは押さえられない。しかし、このような動きが画像、動画にあることからの推測は可能だ。ただし、推測判断は、決して正しい判断ではなく、かなり誇大妄想的で危ない陰謀説(ユダヤとか)結果に結び付けてしまう。だから、十分注意して・不明・と述べておく。

2015年、マケイン共和上院議員のフラッシュから、ロシアのハッカーがハッキングしたとされる、ISの処刑リハーサル演技撮影。真偽も事実も定かでではなく、マケインも否定している。
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ISによる日本人人質渦中にIS敵対宣言・安倍首相

ISによる日本人人質渦中にIS敵対宣言・安倍首相

IS・バクダディとマケイン

IS・バクダディとマケイン

2014、イスラエルでのマケイン・安倍

イスラエルでの安倍。当時、後藤健二さんがISに人質としてとらわれ交渉している過程であった。

2014、日本来日のネタニアフ・イスラエルと安倍・日本との投資協定締結(軍需産業が関わる)
朝日新聞より本文引用・・・

 1人が門から店の敷地に入ると、すぐ近くにいた日本人男性が「私は日本人だ!」と英語で3回叫び、「どうか、撃たないでくれ」と懇願していた。男たちは屋外席にいた客らに発砲すると、店内に入った。


 やがて到着した治安当局との銃撃戦が始まり、テロリストが投げた爆弾で多くの警官が負傷し、叫び声が響いた。犠牲者の遺体が床に並べられ、「まるで地獄のようだった」と語った。


 ログイン前の続き別の目撃者の男性(19)によると、店の一部は芝生に覆われた屋外席になっており、ここにいた客のほとんどが壁をよじ登ってレストランから逃げ出した。従業員たちは襲撃後、店の中に入ってテラス席へのドアを閉めたが、武装グループは爆弾を使ってドアを開けようとしたという。


 現地紙デイリースターによると、武装グループは人質にイスラム教の聖典コーランの一節を暗唱するように求めた。できない人には拷問し、バングラデシュ人には食事を与えたという。


 治安部隊は店を包囲し、人質解放を求めて交渉を試みたが難航。発生から10時間を超えた2日朝、隊員ら100人以上が突入し、人質の一部を救出した。


 事件後、現場近くでは、治安部隊が交通を規制しているなか、中にいた客の家族らが心配そうに集まっていた。高齢の女性は妹の孫娘(19)が1日夜、このレストランを訪れていた。複数の病院を捜したが、見つかっていないといい、「この国には、安全な場所がどこにもない」と嘆いた

出典:undefined

	
朝日新聞より本文引用・・・

日本人7人が犠牲になったバングラデシュの人質事件は3日、現場の状況が徐々に明らかになってきた。実行犯らが標的にしたのは、主に外国人やイスラム教徒ではない人たちだった。地元当局は否定するが、犯行声明を出した過激派組織「イスラム国」(IS)の主張と重なり合う。


内相「実行犯は高学歴の裕福な家庭出身」 ダッカ事件


 ダッカ北部の高級住宅街グルシャン地区。事件の終結から一夜明けた3日、襲撃されたレストラン「ホーリー・アルティザン・ベーカリー」に向かう79番通りは、バリケードと銃で武装した警官隊で封鎖されていた。通りには6~10階建てのマンションが並ぶが、住民らが出入りする際にも荷物検査やボディーチェックをするほどの厳重さだ。


 約100メートル先のレストランで起きた犯行の状況は、現地メディアへの客や従業員らの証言などから、徐々に明らかになってきた。


 自動小銃や爆弾、大きな刃物で武装した男たちがレストランに侵入したのは、1日午後8時45分ごろ。店内には、客と従業員を合わせて50人ほどがいた。


 バングラデシュ人の男性客の一人によると、客らを二つのグループに分けた。外国人たちは上の階に連れて行かれ、バングラデシュ人は、そのままテーブルにとどまらせたという。


 ログイン前の続きある男性従業員は武装グループの男に自動小銃を突きつけられ、「お前はイスラム教徒か」と問われた。


 「そうです」と震えながら答えると、男は「それならば行け。助かりたければ走れ」と応じた。男性は全力で走り、フェンスによじ登って逃げた。その後、武装グループは爆弾を爆発させ、無差別に自動小銃を発砲し始めたという。


 バングラデシュ人の生存者の一人は、同僚2人と日本人1人と店内の別の部屋に隠れたが、武装グループの男に見つかった。男は「恐れなくてよい。我々はイスラム教徒は殺さない。イスラム教徒ではない者と、イスラム教徒の世界を破壊している者を殺しにきた」と言ったという。


 2日午前3時すぎ、ハシナ首相らが治安部隊の人質奪還作戦を最終承認したが、実行されたのは同日午前7時40分だった。重武装した治安部隊が建物に突入。9台の装甲兵員輸送車も急行し、このうち2台が建物の壁に突っ込み、店内に入った。50分後、作戦の終了が宣言された。


 日本人1人を含む13人の人質が救出されたが、現場からは、20人の遺体が見つかっていた。ほとんどの遺体に、のどや首に切り裂かれた傷があったという。軍幹部は「全員が1日夜に殺害されていた」と語った。


 現場のバリケード近くでは3日午後、花をたむける市民らの姿が見られた。


 バングラデシュ人の犠牲者らと知り合いというエフタシャム・フダさん(48)も、沈痛な面持ちで現場にやってきた。


 フダさんが遺族に聞いたところによると、死亡した米エモリー大生のファラズ・アヤズ・フサインさん(20)は、同じく死亡した同大生のアビンタ・カビルさん(19)とインド人のタリシ・ジャインさん(19)と食事を取っていた際に襲撃された。ファラズさんには刃物で切られた痕があったという。


 ダッカ中心部に近い国立ダッカ・メディカルカレッジ病院では3日、簡易ベッドがずらりと並ぶ病室の一角で、レストラン襲撃事件でけがをした運転手ラッジャックさん(24)が、静かに横になっていた。


 首と左上腕に巻かれた包帯が痛々しい。1日夜、レストラン前の道路上で食事中の客を待っていたところ、爆弾が破裂し、破片が当たったという。「襲撃犯が店に入るところは見なかった。何が起きたのかわからず混乱した」と話した。(ダッカ=五十嵐誠、都留悦史)


■IS、アジアでの勢力拡大狙いか


 ISバングラデシュを名乗る犯行声明が2日夜、インターネット上に出た。襲撃実行者としてISが公表したとみられる5人の写真もネット上に出回った。


 IS系列の通信社とされる「アマク」は、人質事件が進行中の2日未明にもネット上で「IS戦士がレストランを襲撃」と速報。その後も断続的に「複数の国籍の20人を殺害」などと伝えていた。


 自国内でのISの存在を否定してきたバングラデシュ政府に対抗するため、ISは自らの主張に信頼性を持たせようとしているかのようだ。


 ISは犯行声明で、動機について「十字軍諸国の戦闘機がイスラム教徒を殺す限り、彼らはイスラム戦士からの攻撃を避けられないことを知らしめるため」とした。「十字軍」が、シリアやイラクでISを空爆する米軍主導の有志連合に加わる国を指すのは間違いなく、空爆への報復として外国人が訪れるレストランを狙ったことを示唆した。


 日本人については言及していないが、バングラデシュで昨年10月に日本人が殺害された事件の時は、「十字軍同盟の市民を狙った」とした。


 ISは4月、ネット上の英文機関誌「ダビク」に、ISのバングラデシュ司令官とされる人物のインタビュー記事を掲載した。今回の事件を予告するような内容だった。


 司令官とされる人物は、「無神論者や異教徒たちは我々に対抗している。イスラム教徒が団結して戦うのは義務だ。戦士たちは無神論者や背教者を殺すためにナイフを研ぎ澄ましている」と述べた。


 さらにこの人物は、バングラデシュ政府や軍への敵意をあらわにした上で、同国が「世界的な聖戦(ジハード)を遂行するうえで地政学的に重要だ」と主張。「イスラム教徒に戦いを仕掛けてきたインドのヒンドゥー教徒が標的だ」とし、バングラデシュをインドに対する攻撃の拠点とする構想を語った。


 仏教徒が多いミャンマーのイスラム教徒の中には差別的な扱いを受けている人たちもおり、「彼らを支援することが義務だ」と述べた。


 「本拠」とする中東での劣勢が続くなか、ISはアジアで勢力を拡大するために、イスラム教徒が国民の9割を占めるバングラデシュで影響力を強める狙いがありそうだ。(カイロ=翁長忠雄)

出典:http://digital.asahi.com/articles/ASJ735H48J73UHBI00K.html?rm=506

	






















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