参院選前、沖縄で安倍昭恵首相夫人が「夫は独裁者ではない!」と絶叫

著者:
投稿日:
更新日:

7月9日付け産経新聞の記事である。産経記事引用・・・ 安倍晋三首相(自民党総裁)の昭恵夫人が9日、参院選の候補者応援のため沖縄県入りし、那覇市内で街頭演説を行い、「(安倍首相は)独裁者で戦争をするといわれているが、そんなことはない。この国に生まれてきた良かったと思ってもらえるよう、必死に頑張っている」と絶叫調で支持を訴えた。・・・

その後、島尻安伊子・沖縄担当大臣は現職でありながら落選。島尻氏のツィートにも、このことが載っている。昭恵夫人は、私人だ。であるがゆえ、誹謗中傷を避けなくてはならない。しかし、メディアに取り上げられる芸能乗りの破天荒な付き合い等は、その事実を報道しなければならないし、その事への意見はあるだろう。たとえば、参院選・落選後の三宅洋平氏への昭恵夫人・ご自分からの連絡、そして安倍首相への携帯取次(その発言の中で、お互い・国士・という言葉があったようだ。国士とは国のために死ぬことを辞さないこと)、さらに昭恵夫人は三宅氏に対し冗談めいて(酔って)「自民から出馬すれば」と述べたという。いずれも軽いノリの会話と思われる。

しかしながら、この背後に政治性潜む軽いノリの文言と、上記・沖縄での応援演説絶叫「夫は独裁者ではない」とは、良妻賢母夫人の本音で繋がっている発言だ。つまり、自民出馬発言に伴う三宅氏すり寄り、取り込み・懐柔・安倍首相繋ぎは、沖縄の絶叫から、・したたかな確信・行動であるとみれる。もちろん、昭恵夫人の電通で培われた、天然業界ノリがそのままご自分の立場を自然体で動かす行動ともみれるだろう。そこに、昭恵夫人の背景・立場に潜む、・政治性・に関しては、三宅氏と同様、無自覚なようである。断わっておくが、公僕になろうとした三宅氏のように昭恵夫人を批判しているのではない。私人である昭恵さんは、私人ありながら、その天然性を武器にご自分の懐・背景にある・政治性・を忍ばせ、押し引きする行動を起こせるのだ。したたかな嗅覚による人の選別・峻別性をもっている。三宅氏は選ばれたのだ(酔ってたからかどうか知りません)。だが、この「みんなだれとでも仲良くやろう」の思考・判断は、理知的・理性的とは程遠い・・・。


追加・・・政治を勉強している若い学生(右派かは知りません)のご意見で、「安倍首相は独裁者ではない。民主的に選ばれらた首相なのだから、独裁者に当たらない」というもの。では、ワイマール政権下のドイツで民主的に選ばれたのは誰か?ヒトラーである。ヒトラーは自ら「国民が民主的に私を選んだ」と述べている。ということは、民主的に選ばれた・独裁者・はいる。ゆえに、この政治を学ぶ学生と昭恵夫人は、いくら否定しようが、安倍首相に対し、独裁者という形容はあり得るのだ。













著者プロフィール
Sharetube