ともかく酷すぎる。沖縄・高江反対市民の強制排除と同時に辺野古提訴。安倍政権が参院選勝利の後直ちに起こした行動だ。安倍夫人・昭恵さん応援の沖縄担当大臣・島尻氏は「主人は独裁者ではありませーん」の沖縄での絶叫むなしく負けた。その沖縄民意を逆なでするような、政治暴力、しかも高江では肉体暴力行為を行った機動隊が県外からの300名が集まった。高江・市民強制排除に関しては、その前日あたりからおかしかった。田中龍作ジャーナルによれば、機動隊（警官）が高江の一般市民をひき逃げ、さらにその犯人を機動隊自ら隠匿（逃がした）と報道している。そして市民強制排除・車等撤去は、映像、画像、報告でみる限り・凄まじい肉体暴力・が機動隊によって行われていることが分かる。しかも、その映像は大手メディア・報道機関であるのに、映し出されている機動隊暴力には一切触れていない（新聞も）。激しい暴力を行っているのは、警察である機動隊ではないか（この県外から来た機動隊は大阪部隊が含まれるという）。同日、田中ジャーナルでは、首にロープが巻き付き、痙攣状態で救急搬送された市民（女性）の報告があった（これは映像もあるので確認できる）。ロープを引っ張っているのは機動隊隊員。警官である。無抵抗市民を車でひく、殴る、ひじ打ち、首絞める、押しつぶす、無理やり引っ張る、等など市民1人に対し7人の機動隊が絡んでいる。重ねて言うが、参院選での結果を出した沖縄の民意に泥を塗り、民意の代表である沖縄・少数市民を、多数のたかが大和国家御用達の・日本国暴力機動隊・が、よってたかって、あらゆる強制的肉体暴力を使い、市民強制排除したのだ。精神的・肉体的にも市民の傷は深く、禍根を残すだろう。このような戦中に等しい市民弾圧が平然とできるのが、この強制執行判断を下した最高責任者、「主人は独裁者ではありませーん」の暴力政治・安倍自民政権なのである。亡くなられた大橋巨泉氏の遺言ではないが、安倍自民政権は（夫婦共々）、世間・国民・市民を舐め過ぎている。安倍首相夫人・昭恵さんの言葉に反するが、正しくは「主人は独裁者でーす」と言わざるを得ない。あまりにも酷すぎる。