「誰にも言わず」と言った安倍昭恵さん、沖縄・高江訪問を案内した経緯について三宅洋平氏の説明・見解

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田中龍作ジャーナル画像より引用

田中龍作ジャーナル画像より引用

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先の安倍昭恵さんを高江に案内した三宅洋平氏が、ご自分の見解をブログに述べているので、簡単に取り上げる。私は「ノリと思い込み」だと批判的な立場で記したが(SPや支援、さらに官邸等が知っての行動だとの推察含め)、三宅氏のブログによれば、どうも高江に行ったとき帯同した連れが、三宅氏の知り合いだという・・・以下、

田中龍作氏への三宅氏ツィート引用


「龍作さん〜「5〜6名のSP」ではなく「2名の友人」です。竹あかり演出家の、チカケンこと池田ちかおくんと、世界一周学校の校長先生の中村雅人くんです。

Q:官邸の警備担当って誰ですか? 」


ただ、これだけでは昭恵さんが、ご主人である安倍首相及び官邸関連に「高江に行くことを知らせなかった」という理由にはならない。また8月6日・ヒロシマ式典参列しているご主人・安倍首相に妻である昭恵さんが、どこにいるかを家族としても把握していないとは、ほぼ考えにくい(このようなことが、短時間であれば良くある家族関係なのかもしれないが、真偽不明なプラヴェート部分は、なるべく詮索しない)。


事の問題・本質は、三宅氏がブログで自ら触れているように(前回書いたが)、高江で覚悟を持ち、抵抗している人々に混乱を多く招いたこと(その事の自覚が欠けている)。そして昭恵さん訪問含め三宅氏信頼等から来るグループと、高江抵抗市民との賛否分裂も招きかねないこと、そもそも、高江の人々に真の理解を得らないところから、言わば昭恵さん側の気持ちに立ち、三宅氏が案内したこと本人も認めていることだ(そもそも了解を得られない段階で、軋轢を生む中に自ずと入ったのだ)。


こういう意見が見受けられる。肯定的見方として、短時間でも昭恵さんが高江に来たことは、高江の問題を多くの日本の人々に広める大きな効果がある。否定的なトップは、ただの懐柔であり、安倍官邸側に結局は取りこまれているというもの・・・。


両者当たっているかもしれない。私が思うには、昭恵さん、高江短時間訪問なので「ちょっと沖縄へ」とか言って高江を・お忍びで訪問、知り合いである三宅氏等に案内人してもらった場所は、覚悟を持って高江に集まっている市民の現場であることを真に理解していたのか。その緊張した意識の現場の思いと、ただ、好奇心・旅の流れから見たいといってきた昭恵さん、案内、三宅氏双方の認識と、抵抗現場市民の思いのズレは大きいと思われる。このことで批判される、三宅氏が戦いの現場に対する脇の甘さの指摘は、恐らく正しい。もし仮にこれで何かが変革できると思っていたら・真の馬鹿・であろう(三宅氏に同調するグループがいたら、グループごと問題が問われる)。


昭恵さんのこの高江訪問は、FBでご自分が紹介している。そして、その支持と思われるフォローは約3000~4000人。これが安倍自民首相等FBに比べ、多いか少ないかは別にして、普通の人々感覚であれば多いと思う。では、この4000名位にフォローに高江の問題が広まり、響き、抵抗に賛同するだろうか?答えはノーだ。これは単に、昭恵さんの「誰とでも愛があれば仲良くなれる」という思い込みの好奇心に満ちた昭恵さんの行動を面白がっているだけ。高江の問題は広まっているのでも何でもなく、問題意識の微塵もない、昭恵さん行動のみを賞賛、支持。もし、昭恵さん、三宅氏が共にパフォーミングでも高江で機動隊を前に、全面に立ち、座り込みをしたら少しは評価が変っただろう。一日でもいい。そのようなアクションをすれば、安倍夫妻亀裂にも繋がる高江市民の・抵抗の覚悟・が短時間でも行動に示したこととして、連動に繋がることになる。昭恵さん、三宅氏得意技の・愛・の行為・連帯を高江で示すには、彼等が座り込みアクションぐらいの行動をしないと届かない(それでも戦う現場の理解はむずかしい)。全ての・甘さ・は昭恵さん側に配慮した三宅氏のブログの文言に現れている。もはや、ネガティブイメージを付けられた彼等(昭恵・三宅)は、この運動から引いた方が良いのではないだろうか?




















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Sharetube