日本内地で報道されない沖縄・高江の現状(田中龍作氏画像にみる)、吉永小百合さん対談「沖縄海兵隊、東京へ」、アメリカ退役軍人・高江ヘリパッド中止決議等
吉永小百合と姜尚中が緊急対談「新しい戦前」回避するために - 琉球新報Style - 沖縄の毎日をちょっと楽しく新しくするウェブマガジン。
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――吉永小百合さん(71)と姜尚中さん(65)はラジオの番組などで折に触れて意見の交換を重ねてきた。そんなふたりが緊急対談。いまこの対談を通して、訴えたいこととは。 吉永小百合(以下、吉永) 初めてお話し...
ジャーナリスト、田中龍作氏は連日伝えている沖縄・高江・問題。機動隊・警察の強引で強制的暴力行為は、他のツィートでも状況と事実が流される。沖縄内の2紙、沖縄タイムズと琉球新報は当然の事ながら記者を現地に置き、ツィート等でも報道しているが、日本内地・大和の大手報道機関含めほとんどがまるでオリンピック詣でのように無視するか、報道しない。特にテレビ等の報道は多くの時間をオリンピックに割き、アスリートの金・銀・銅連日の活躍・インタヴューで社会問題報道はおいてけぼりをくらう。オリンピック報道がわる訳ではない。しかし、あまりにも報道時間をスポーツ枠・視聴率稼ぎとはいえ割き過ぎるのはいかがなものか?吉永小百合さんの発言も十分現政府に対する刺激的な批判であるが、我々内地・日本市民にも十分伝わり、傾聴に値するものだ。8月15日付のアメリカ人による高江ヘリパッド中止決議もアメリカ退役軍人等が声を上げたことには傾聴に値する(沖縄大学教員であり日本の靖国問題を「ヤスクニズム」と命名したダグラス・スミスさんが主導と思われるが)。高江・現場で何が起きているのか、我々、日本内地、市民の人々は、多くがもっと知るべきであり、無知から起きる沈黙・無言の加担は、なお沖縄に2重の重荷を背負わせる、・終わらない敗戦後・というべきものである。以下、琉球新報スタイル・女性自身対談から・・・
――吉永小百合さん(71)と姜尚中さん(65)はラジオの番組などで折に触れて意見の交換を重ねてきた。そんなふたりが緊急対談。いまこの対談を通して、訴えたいこととは。
吉永小百合(以下、吉永) 初めてお話したのは07年。私のラジオ番組に来ていただきました。そのとき私、姜先生に、こう質問しました。「『憲法9条を守ってほしい』と友人に言ったら『よその国が攻めてきたらどうするのか』と言われて、言葉に詰まってしまいました。なんと返せばよかったのでしょうか」って。姜先生は、「あの天文学的な軍事力を持っているアメリカでも、9.11のテロを防げなかった。だから日本も、アメリカ以上の軍事力を持たないと、武力で抑止するのはむずかしいし、それは不可能。憲法9条を持っていることのほうが、より安全を守れるんですよ」と答えてくださったんです。
姜尚中(以下、姜) あぁ、そんな話をしましたね。吉永さんも、この間さらに、憲法9条を守ってほしいというお気持ちが強くなったのではないですか。昨年は、安保関連法も成立してしまいましたからね。
吉永 大混乱のなか強行採決されてしまって。あきらめかけている方も多いのではないでしょうか。私自身もそういう思いになることがあります。私は若いころ、母に「なぜ戦争は起こったの?反対はできなかったの?」と質問したことがあるのです。そしたら母は、ひとこと「言えなかったのよ……」って。言えないって、どういうことなんだろうと、そのときは理解ができなかった。けれど最近、母の言っていた意味がわかります。今の世の中を見ていると、息苦しい感じがして。
姜 そうですね。私も、この年齢になって、実際、日本が「新しい戦前」に向かうのではないか、という気持ちがないわけではありません。以前は「やっぱり戦争はダメ」という最低限度の暗黙の了解がありましたが、最近は、そのタガが急に外れつつあると感じます。
吉永 はい。こんな時代だからこそ、私たちも、思っていたら言わなきゃいけないと、今改めて思っています。
姜 たとえ感情的だと思われても、戦争は嫌だと言い続けなければなりませんね。
吉永 はい。日本は核廃絶に関する会議があっても、政府として明確に核廃絶を訴えませんよね。唯一の被ばく国だから、核や核兵器は絶対やめようと言ってほしいのに言わない。被爆者の団体の方たちも、どんなにガッカリしていらっしゃるかと思います。それはシンプルに言わなきゃいけないことなのに。
姜 今、こうして僕たちが話をしている間も、沖縄の高江という集落では米軍のヘリパット建設に反対する住民たちに対して政府の荒っぽい弾圧が行われています。けどこうした問題を中央のメディアは、あまり伝えません。
吉永 ええ。そんなに必要なら海兵隊を東京に持って来たらどうかと思うくらい、申し訳ない気持ちがあります。言葉では言い表せないほどつらい経験をしてきた沖縄の人たちに、もっと人間らしい対応をしてほしいと思うんですね。けど、なかなかそういう思いは政治に反映されません。私自身、どういう形で政治をチェックし、参加していけばいいのだろうと、思い悩んでしまうんです。
姜 けど、僕は今回、日本の市民社会の成熟はたいしたものだと思いました。「シールズ」のような若い人たちが声をあげ、全国にはお母さんたちの「安保関連法に反対するママの会」ができました。またこれに一般市民や学者が加わり、市民連合ができた。その後押しで、参院選で野党共闘が実現し、すべての一人区で統一候補が立てられました。吉永さんも関西の市民連合にメッセージを寄せておられましたね。
吉永 はい。こういう市民の活動は、ほんとうに素晴らしいと思います。みなさんが、自分が思っていることを声に出して、意志表示しておられる。その中でも意見はたぶん違うのだと思うのですが、いろんな場所で、つながって行動する力強さを感じました。ただ、これを継続していかないといけませんよね。
――未来への不安、老後の不安を抱えている人が多い日本。こんな時代を、どう乗り切っていけばいいのか。おふたりにお聞きした。
姜 市民連合やママの会などもそうですが、やはり「つながっていく」ことです。むずかしい言葉でいうと、「社会関係資本」と言うんです。つまり、お金では買えない関係ですね。社会関係資本が成り立っていれば「お金を貯めないと」と考えて、将来や老後を不安に思う必要はありません。
吉永 人と人が手を携えて、思っていることを声に出していくことですね。今年は戦後71年ですが、私はここからが大事だと思うのです。先の戦争を反省し、2度と戦争をしないという憲法9条を大切にして、戦後が80年、100年と続くように、みんなの思いで平和をつなげていきたいです。
(完全版は『女性自身8月23日・30日合併号』で)
https://twitter.com/tokkouji/status/766856149052235776
“【高江】今朝の高江橋。機動隊が応援を呼び、みるみる警察が増えてくる。
「4人で1人を行け!」
指揮棒が振り下ろされると、排除が始まった。次々に市民がごぼう抜きされていく。女性の悲鳴も聞こえる。ひどい光景だ。車の中から子どもも見てた。”
Twitter https://twitter.com/tokkouji?ref_src=twsrc%5Etfw tokkouji (@tokkouji)さんのTwtterアカウント。。* やんばる・高江の「ヘリパッドいらない」住民の会 元事務局 * シュタイナー教育教員養成講座受講中 * 目指すは学校教育も含めた自給自足的生活 | Twitter https://twitter.com/times_henoko?ref_src=twsrc%5Etfw 沖縄タイムス辺野古・高江取材班 (@times_henoko)さんのTwtterアカウント。。沖縄タイムス辺野古・高江取材班の公式アカウントです。2015年2月から始めた名護市辺野古の新基地建設問題に続いて、2016年7月からは東村高江周辺のヘリパッド建設問題についてもつぶやきます。 約400人が抗議の声 車両180台がメインゲートに集結 北部ヘリパッド建設 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース http://ryukyushimpo.jp/news/entry-339257.html 【ヘリパッド取材班】東村から国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民ら約400人は19日午前6時半すぎ、同訓練場のメーンゲート前でN1地区ゲートへの... |
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「必要なら海兵隊を東京に」「高江」で吉永小百合さん 雑誌対談 政府に疑問 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-339224.html
8日発売の週刊誌「女性自身8月23日30日合併号」で、女優の吉永小百合さんが政治学者の姜尚中さんと対談し、東村高江周辺のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の新設問題について「そんなに必要なら海兵隊...
この、吉永小百合さん発言も、日本内地報道ではほとんど無視なのではないか。
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