雲がほぼ日本列島を覆う大きさの台風18号が日本に接近中

著者:
投稿日:
更新日:
沖縄近海を暴風域に巻き込みながら北上を続けている猛烈な台風18号を、約400km上空から撮影した写真がTwitterに投稿された。国際宇宙ステーション(ISS)に7月から長期滞在している大西卓哉宇宙飛行士から、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に送られたものだという。渦巻き状に発達した白雲とはっきりした「台風の目」が確認できる。

出典:「台風18号」すごい写真が大西卓哉・宇宙飛行士から届いた

	
台風18号は九州の北を東へ進み、その後、日本海で一気にスピードを上げて、今夜には東日本や東北に達します。西日本・東日本・東北では、日本海側を中心に、特に風への警戒が必要となります。

18号は高速台風に 暴風のおそれも

台風18号が急にスピードを上げるのは、上空の強い西風、偏西風に流されるためです。


また、台風の勢力が次第に弱まることも、スピードアップの一因となります。台風は、風に流される帆船に例えられますが、勢力が落ちて形がくずれると、壊れて舵がきかない帆船のように、いっそう風に流されやすくなります。


速度を上げる台風は、勢力以上に風が強まることがあります。


九州・中国地方~北陸・東北では、日本海沿岸を中心に暴風が吹くおそれも。

関東・東海など東日本の太平洋側では、交通機関が混乱するような暴風はないですが、今夜遅く~あす6日の明け方は、一時的に風が強まりそうです。 


石川・新潟・山形に上陸なら初

現時点の予報円によると、台風18号の中心は今夜にも、石川県・新潟県・山形県付近に達する見通しです。もし、この3県に上陸すれば、統計史上初めてとなります。


ただし、台風18号は、日本海を進むうちに涼しい空気も巻き込み、温帯低気圧化していきます。中心が陸に乗る前に温帯低気圧になると、「上陸」とはなりません。


どのタイミングで温帯低気圧にするか、解析する人によって判断が割れることもよくあります。18号が上陸となるかは、気象庁の今日の担当者がどう判断するかしだいということになります。

出典:台風18号は急加速して列島を横断へ 北陸・東北に上陸のおそれも(増田雅昭) - 個人 - Yahoo!ニュース

	




著者プロフィール
Sharetube