和田アキ子 芸能界引退か?難病告白 苦しみ明かす
和田アキ子が難病を患っている事を告白
歌手・和田アキ子(66)が22日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜・前11時)で、涙や唾液が出にくくなる難病「シェーグレン症候群」に罹患しているため、水を手放すことができない生活を送っていることを明かした。
出典:アッコ、難病「シェーグレン症候群」の苦しみ明かす「常に水がないと生きていけない」(スポーツ報知) - goo ニュース
アッコ、難病「シェーグレン症候群」の苦しみ明かす「常に水がないと生きていけない」(スポーツ報知) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/20161022-134-OHT1T50078.html
gooニュース。アッコ、難病「シェーグレン症候群」の苦しみ明かす「常に水がないと生きていけない」
シェーグレン症候群って何?
シェーグレン症候群とは30代から50代の中年女性に起こる乾燥症状を生じる疾患
シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺などにリンパ球の浸潤が現れる慢性の炎症により、分泌量が低下し、乾燥症状を生じる症候群で全身性の自己免疫疾患であるといわれています。主に30代から50代の中年女性に起こりやすく原因不明とのことです。
出典:【シェーグレン症候群とは?原因・検査法】女性に多い自己免疫疾患!薬で治療できるのか解説します!|WELQ [ウェルク]
全身の分泌腺が冒される病気
なぜ全身の分泌腺が侵されるのでしょうか? 人の体には、細菌やウイルスなどの外界からの異物や、癌細胞などを自分の構成成分とは異なるものとして認め、これを排除するはたらきが備わっています。このはたらきを免疫機構といいますが、この機構によって人は自らを保っているわけです。この免疫機構の主役は血液成分である白血球で、いわゆる体におけるパトロール警察のようなものです。ところが、この機構にくるいをきたし自分の体を自分とは異なるものとして認識し、自らの体を攻撃する病気が自己免疫疾患です。シェーグレン症候群もこの自己免疫疾患の一種であり、目においては涙腺を冒し涙の分泌を障害し、口においては唾液腺を冒し唾液の分泌を障害します。また、シェーグレン症候群以外にも、おもに関節が冒される「関節リウマチ」、ほとんどの体の部分が冒される「全身性エリテマトーデス」などの自己免疫疾患があります。しかし、シェーグレン症候群はこれらの自己免疫疾患と同時に起こることがあり、このような場合を「続発性シェーグレン症候群」と呼びます。一方乾燥症状のみを呈するものを「原発性シェーグレン症候群」と呼んでいます。
シェーグレン症候群は、四〇歳以上の中年女性に多く、男女比は一対九といわれています。誤解してはいけないことは、全てのドライアイがシェーグレン症候群ではないということです。シェーグレン症候群はドライアイを呈する患者さんの一割未満であると思われます。医師が眼科において患者さんをドライアイと診断したとき、その原因がシェーグレン症候群なのか、それ以外の原因なのかを見極めることは大事です。もし、基礎にシェーグレン症候群があるのなら、それは全身にわたる疾患なので眼科以外の科でも診てもらう必要があるからです。
治療法はあるのか?
現在は病気の原因そのものを取り除くという根本的な治療法は見つかっておらず、現在の治療法としては、病気の進行を抑えたり、症状を和らげるといった対症療法に治療の主眼がおかれています。
出典:治療方法 診断と治療