口座が1つだと危険!? 銀行口座を2つ以上作ったほうが良い理由

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銀行口座は2つ以上作ったほうが良い理由

銀行口座を1つしか持っていないという人、結構多いのではないでしょうか? 銀行がもし破綻してしまうと1000万円までしか保証されないので、預金が1000万円以上ある人は口座を分けて預金を管理するのが正解です。


例を出すと、北海道拓殖銀行1998年に破綻しています。このときは預金保証制度が変更される前だったので全額保証されましたが、現在は最初にお話した通り1000万円までしか保証されません。


「1000万円も預金はない」という人にとっても実はリスクがあります。銀行が破綻してしまうと一時的に銀行口座が使えなくなり、預けていたお金が引き落とせなくなってしまうからです。


銀行はお金がないから破綻します。利用者にすぐお金を返せる状況ではない可能性が高いため、「お金を引き落とせない」という状況を避けるために、1000万円以下の預金の人も銀行口座を分けておくほうが安全です。


現金が足りなくて困るよりは、いざというときに使えるお金を別に確保しておく方が安心。メインバンクのほかにサブバンクを持って、どちらかが使えなくなっても、もう片方からお金を引き出せるようにしておきましょう。

出典:銀行口座はいくつ持つ?安全性とお得度で選ぼう [銀行・郵便局] All About

銀行が破綻すると一時的に引き落としができなくなります!

複数銀行口座の使い分け方は?

普段から利用する銀行口座を「メインバンク」、あまり使わない銀行口座を「サブバンク」と呼びます。

メインバンクは給料の振り込み先として使って、クレジットカードの引き落としや生活費の引き落としはこの口座を使います。頻繁に使う銀行だと考えてもらえば良いでしょう。


対してサブバンクはお金を貯めておくための口座です。旅行資金を貯めておいたり定期預金をするために使ったりします。預金額が多くなる可能性が高いため、サブバンクは金利が高い銀行を使うと良いでしょう。

口座開設の際は申込書の内容に注意!

メインバンクもしくはサブバンクの銀行口座を新しく開設する場合、申込書に記入する内容に誤りがないか再度確認してください。


記入ミスが多い項目としては住所(番地)、フリガナ、電話番号などの記入忘れが多い項目と番号を間違いやすい項目です。また、本人確認書類の住所と申込書の住所に相違があると申込書の不備として口座開設ができません。


また、印鑑がかすれている場合も不備としてみなされます。しっかり印鑑が押されているか確認して、捺印に使用した印鑑が銀行印であることをしっかり覚えておきましょう。

クレジットカード一体型のキャッシュカードを作るときは注意!

銀行口座を作るとキャッシュカードが発行されます。銀行によっては1枚のカードでクレジットカード機能とキャッシュカード機能が備わった「クレジットカード一体型のキャッシュカード」というものがあります。


クレジットカード一体型キャッシュカードを発行するときは銀行口座開設の審査とは別にクレジットカード発行審査が行われます。クレジットカード発行審査では今までのクレジットカード利用履歴を照会しているため、過去にクレジットカードのトラブルがあったり、半年以内にクレジットカードの申し込みが複数件あると審査に通りにくくなります。


半年以内に2枚以上クレジットカードを作っている方は、クレジットカード一体型キャッシュカードを発行するときに「複数申し込み」と判断されて審査に落ちないよう注意しましょう。

多重申込で審査落ちになる基準はクレジットカード会社ごとに異なりますが、一般的には、「6ヶ月間で3件以上」が多重申込の基準になります。今、申し込みたいカードがあったとしても、半年間の間に3件以上の申込をしている場合、控えた方が良いでしょう。

出典:クレジットカード多重申込は審査落ちの原因 - おすすめクレジットカードを知る

クレジットカード一体型キャッシュカードを申し込みするときは注意!




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Sharetube