【無形文化遺産】伝統の曳山「山・鉾・屋台行事」33件が無形文化遺産に登録!

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政府間委員会は日本が提案する「山・鉾・屋台行事」について無形遺産への登録を決定

ユネスコの無形文化遺産に登録されるのは、福岡市の「博多祇園山笠」や北九州市の「戸畑祇園大山笠」、佐賀県の「唐津くんち」など18の府と県の33の祭り

戸畑祇園大山笠は、無形文化遺産の登録を祝って今月4日に特別運行をする予定。今回の登録決定で日本の無形文化遺産は和食や和紙などに続き21件になる。

また1日午前、滋賀県の「長浜曳山祭の曳山行事」の登録を祝うセレモニーも行われた。「曳山行事」は、260年以上前から伝わる伝統的な祭り。曳山に設けられた舞台で子供歌舞伎を奉納するのが一番の見せ場で、地元はお祝いムードに包まれた。

地域社会の安泰や災厄防除を願い,地域の人々が一体となり執り行う『山・鉾・屋台』の巡行を中心とした祭礼行事

1日(現地時間11月30日),エチオピアのアディスアベバにおいて開催されているユネスコ無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会において,「山・鉾・屋台行事(やま・ほこ・やたいぎょうじ)」がユネスコ無形文化遺産代表一覧表に正式に登録された。

出典:「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産代表一覧表への記載決定(外務大臣談話) | 外務省

この「山・鉾・屋台行事」に含まれる日本各地の33の祭礼行事は,共通項を持ちながらも豊かな個性に彩られており,日本の各地方の多様な魅力を体現しています。

(文化庁の資料)「山・鉾・屋台行事」とまとめられたのは18府県の日本の伝統行事33件を、一括して呼ぶためのものです。文化庁は日本各地で似たような行事を一つのグループと見なし、「無形文化遺産」に登録申請し直すために「山・鉾・屋台行事」という括りをもうけたのです。

そもそもユネスコ無形文化遺産とは・・・

昨年は「和紙」や「和食」が無形文化遺産

物としての「形」を取らない芸能(民族音楽・舞踊・劇等)や伝承、社会的慣習、儀礼、伝統工芸、文化等のうち、普遍的価値が認められる遺産「無形文化遺産」という扱いになります。これは、技術や伝承などの「ソフト」を対象とした遺産認定だと言えます。海外ではイランのペルシャ絨毯をつくる伝統技術(ファールス地方等)やインドのヴェーダ詠唱(ヒンズー教の聖典朗読のこと)等は典型的な無形文化遺産です。

33件の中でもともと無形文化遺産に登録されていたものもある

山鉾巡行は毎年7月17日に行われます。色鮮やかな装飾の中には、500年以上受け継がれてきた貴重なものもある。最大の見どころ、辻回しです。構造上曲がることのできない山鉾の下に、竹を敷いて人力で回す。

日立風流物(茨城)

2009年ユネスコ無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産に記載された日立風流物。

「日立風流物」とは、高さ15m・幅8m・重さ5tの豪壮な山車で、その上の5層の屋根が開き、5段の舞台であやつり人形が演じられるものです。江戸時代中期頃から伝わったと言われている。

33件の祭礼行事一覧

•八戸三社大祭の山車行事(青森県八戸市)

•角館祭りのやま行事(秋田県仙北市)

•土崎神明社祭の曳山行事(秋田県秋田市)

•花輪祭の屋台行事(秋田県鹿角市)

•新庄まつりの山車行事(山形県新庄市)

•日立風流物(茨城県日立市)

•烏山の山あげ行事(栃木県那須烏山市)

•鹿沼今宮神社祭の屋台行事(栃木県鹿沼市)

•秩父祭の屋台行事と神楽(埼玉県秩父市)

•川越氷川祭の山車行事(埼玉県川越市)

•佐原の山車行事(千葉県香取市)

•高岡御車山祭の御車山行事(富山県高岡市)

•魚津のタテモン行事(富山県魚津市)

•城端神明宮祭の曳山行事(富山県南砺市)

•青柏祭の曳山行事(石川県七尾市)

•高山祭の屋台行事(岐阜県高山市)

•古川祭の起し太鼓・屋台行事(岐阜県飛騨市)

•大垣祭のやま行事(岐阜県大垣市)

•尾張津島天王祭の車楽舟行事(愛知県津島市、愛西市)

•知立の山車文楽とからくり(愛知県知立市)

•犬山祭の車山行事(愛知県犬山市)

•亀崎潮干祭の山車行事(愛知県半田市)

•須成祭の単楽船行事と神葭(みよし)流し(愛知県蟹江市)

•鳥出神社の鯨船行事(三重県四日市市)

•上野天神祭のダンジリ行事(三重県伊賀市)

•桑名石取祭の祭車行事(三重県桑名市)

•長浜曳山祭の曳山行事(滋賀県長浜市)

•京都祇園祭の山鉾行事(京都府京都市)

•博多祇園山笠行事(福岡県福岡市)

•戸畑祇園大山笠行事(福岡県北九州市)

•唐津くんちの曳山行事(佐賀県唐津市)

•八代妙見祭の神幸行事(熊本県八代市)

•日田祇園の曳山行事(大分県日田市)

33件の内、直近でみることができるお祭りがある!

【埼玉県】秩父夜祭の屋台行事 と神楽 (国指定は昭和 54 年)

秩父夜祭(ちちぶよまつり)は、12月1日から6日に開催される埼玉県秩父市の秩父神社の例祭。2日が宵宮、3日が大祭であり、提灯で飾り付けられた山車(笠鉾・屋台)の曳き回しや、冬の花火大会で知られる。

大祭の3日の午後6時半頃に、秩父神社から1kmほど離れた御旅所に向けて御神幸行列が出発し、6台の笠鉾・屋台がそれに続く。京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並んで日本三大美祭及び日本三大曳山祭の一つに数えられる。

本日12月1日、秩父祭の屋台行事と神楽と川越まつりの山車行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
秩父夜祭は今週2日と3日に行われます。いつもに増して盛り上がること間違いなし!

三百五十年の伝統を誇る日本三大曳山祭。西武秩父駅へ臨時特急・臨時電車大増発!

12月3日はいよいよ秩父夜祭りですよ~!今年も楽しむぞ~!!

	

明日の秩父夜祭(宵宮)は行く人いないの?やっぱり翌日の本祭に行く人ばかり?約1時間の花火だし、ラストに尺玉が3発だけしか上がらないから魅力無いよねwアルプスの四重芯とか、時間差もあるんじゃないか?
↓3日(本祭)のプログラム!

	

秩父夜祭にいらっしゃる方は参考にしてください(^^)

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