原因解明!加齢臭はなぜしてしまうのかまとめ

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中年の「おやじ」と呼ばれる世代がするイメージの加齢臭。

中年の男女が特に臭うだけで、本当は若い人も放っている可能性があるのをご存知でしたか。

加齢臭はなぜ発生してしまうのかをまとめました。

加齢によるノナネールの発生

加齢臭はノネナールという物質が原因で発生することを化粧品メーカーの資生堂が発見しました。

ノネナールというのは、皮膚に生息している常在菌が脂肪を分解することによってできるものなのです。

肉体や細胞が加齢すると同時に、今まで皮膚を保護する役目だった皮脂腺が脂肪酸を発生することにより加齢臭が出てしまうという仕組みです。


つまり、年をとるにつれて加齢臭がしてくるのは自然現象ということになります。

中年に差し掛かった時に全員が加齢臭を発生する要素をもつことになりますが、加齢臭がする人しない人、ニオイが強い人弱い人がいるのは他のことが原因でもあります。。

喫煙

喫煙は加齢臭や体臭を悪化させてしまうということが分かっています。

タバコに含まれたニコチンは肺に運ばれますが、体がこの時ニコチンを「体に害がある敵」と判断し、体を守るために≪活性酸素≫を作り、対抗して攻撃を行います。

この時にできた活性酸素は加齢臭の原因である脂肪酸を発生さます。

また、活性酸素自体は細胞を加齢してしまう力があるので、細胞の加齢→脂肪酸と加齢臭の原因を増やしてしまうこととなることも。

また、タバコのニオイ自体もあまり好まれたものではありませんね。

自信の加齢臭と混ざり合って悪臭を放っているパターンもあります。

過度の飲酒

アルコールは害ばかりではありません。適度な飲酒は「まったくお酒を飲まない人、とてもお酒を飲む人」よりも健康に良いことが分かっています。

しかし、過度な飲酒はこの限りではありません。

健康にも、そして加齢臭にも悪影響を及ぼします。


アルコールは肝臓で分解されるのですが、この時加齢臭の原因である活性酸素が発生してしまい、さらにもう1つの加齢臭の原因である脂肪酸まで発生させてしまうのです。


適度な飲酒というのは性別や年齢、体格などでも変わってきますので一概には言えませんが、自分に合った分量でお酒を楽しむようにしてくださいね。


運動不足&慣れない運動

運動不足も加齢臭に大きな影響を与えます。運動不足だと体内に脂肪が溜まりやすくなり、

脂肪酸が増えることで加齢臭の原因であるノネナールが発生してしまうのです。

そのため運動は適切に行うのが加齢臭改善のためにはよいのですが、だからといって普段運動をしていない人がいきなり激しい運動をするのは危険です。


激しい運動は、もう1つの加齢臭の原因である活性酸素を発生させてしまうからなんです。

まずはエアロバイク、水泳、ウォーキングなどからはじめて運動に体を慣れさせるところからはじめましょう。


ストレス

人間の体は強いストレスを感じると、体を守ろうと思い活性酸素を発生します。何度も出てくる名前なのでもうご存知かとは思いますが、この活性酸素は加齢臭の原因なので加齢臭を発生させたり臭いを悪化させたりしてしまうのです。

ストレスと体臭の関係はとても深く、例えば軽度なワキガの人がストレスを感じると中度ほどのワキガを発生させたり、いつもは汗がにおわないのに、ストレスを感じている最中の汗はとてもくさいといった現象が起きてしまうこととなります。


ストレスをため込まないのが不可能であれば、ストレスと上手に付き合う方法を得たり、発散する方法を見つけてみてくだね。




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Sharetube