豆乳は抜け毛を防ぐ!イソフラボンの効果を国立がん研究センターが証明
「豆乳が抜け毛にいい」ってホント?
豆乳の元となる大豆には女性ホルモンに似た成分であるイソフラボンと、髪を作るために必要なタンパク質であるケラチン・亜鉛を含んでいます。
大豆に含まれる「イソフラボン」が薄毛を防ぐ
大豆に含まれる「イソフラボン」が、男性の薄毛最大の原因である男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成を抑制するというのです。
出典:豆乳のハゲ予防効果は本当だった!イソフラボンは抜け毛の原因になる男性ホルモン(DHT)を抑制する : ハゲルヤ - ハゲと向き合うウェブマガジン
抜け毛最大の原因は「悪玉男性ホルモンDHT」
男性の体内には、男らしさを司るホルモン「テストステロン」が分泌されています。テストステロン自体はとても大切なホルモンで、生殖機能や抗肥満作用、記憶力の向上などに必要です。
出典:豆乳のハゲ予防効果は本当だった!イソフラボンは抜け毛の原因になる男性ホルモン(DHT)を抑制する : ハゲルヤ - ハゲと向き合うウェブマガジン
問題なのはこの「テストステロン」が5αリダクターゼという酵素の働きによって「ジヒドロテストステロン(DHT)」というホルモンに変わってしまうこと。このジヒドロテストステロンは、毛乳頭細胞の受容体に結合し、髪の成長を阻害。抜け毛の原因となります。
出典:豆乳のハゲ予防効果は本当だった!イソフラボンは抜け毛の原因になる男性ホルモン(DHT)を抑制する : ハゲルヤ - ハゲと向き合うウェブマガジン
DHTの分泌過多が薄毛発症の最大ファクターであり、DHTが発毛のサイクルに最も悪影響を与える物質であると考えられています。
出典:AGA(男性型脱毛症)とは 出典:プロペシアはどのように抜け毛予防に働くの?:プロペシアQ&A|プロペシアNavi 発毛効果の高い自己発毛方法や育毛剤を紹介!AGAアンサー DHTが毛乳頭細胞の受容体に結合してしまうと、髪の毛を作る為の細胞分裂が減ってしまいます。
これにより髪の成長を抑制してしまう働きがある為、髪の毛が細く、弱く、抜けやすくなって、薄毛・抜け毛の症状が出ます。この作用がDHTが薄毛の原因NO.1と言われる由縁です。
DHTは「5αリダクターゼ」という酵素が生み出す
「ジヒドロテストステロン(DHT)」とは、男性ホルモンの「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素によって変化させられた活性型の男性ホルモン。
5αリダクターゼには1型、2型の2種類があります。1型は毛根の皮脂腺に多く存在し、2型は前頭部、ひげ、毛乳頭に多く存在していて、特に2型が薄毛に影響を及ぼすといわれています。
オトコクラス イソフラボンは5αリアクターゼの動きを阻害する
イソフラボンは5αリアクターゼを抑制して、AGA(男性型脱毛症)の原因になるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を抑制するので、AGAの治療や予防に有効なのです。
つまり、豆乳が酵素の働きを阻害し、抜け毛の原因である悪玉ホルモンの発生をおさえるのです。
国立がん研究センターのレポートでも報告済み
イソフラボンは、テストステロンからより活性の強いジヒドロテストステロンに変換する5αリダクターゼという酵素を阻害する作用を持っていますが、5αリダクターゼが低下すると、前立腺特異抗原(Prostate Specific Antigen, PSA)が低下することが報告されています。
現在までの成果 多目的コホート研究 「5αリダクターゼ」を抑えるのがAGA治療薬のはたらき
5αリダクターゼTypeIIを抑制するプロペシア(一般名:フィナステリド)を投与すれば、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成が抑制され抜け毛を予防することができます。
イソフラボンはAGA治療薬と同じ働きを持っているんですね。