デトックスに効く食べ物 15選
そもそもデトックスとは?
ここで言う毒素とは、水銀、鉛、アルミニウム、カドミニウム、ヒ素などを指し、それらは日々摂取している食品添加物や、大気中のダイオキシンや受動喫煙などにより蓄積されます。
以下のような習慣がある人は、身体に毒素が溜まりやすいとされています。
・タバコを吸う、もしくは周囲の人が吸っている
・加工食品、添加物の含まれる食品やジャンクフードをよく食べる
・肉や魚などの焦げた部分も食べる
・水をあまり飲まず、ジュースを沢山飲む
・運動しても汗が出にくい
・日常的にストレスを感じている
これらの習慣が以下のような、様々な体調不良の原因を引き起こしていると考えられます
・風を引きやすい
・冷え性
・手足のむくみ
・感情の起伏が激しくなる
・シミやシワ
・肌荒れ、乾燥
・口臭や体臭
・抜け毛
・便秘
・少しの運動で息があがる
・太る
コンビニなどの普及で世の中は便利になりましたが、消費期限を延ばすための添加物や化学物質が当たり前に入っている現代では、普通に生活しているだけで、こうした毒素をため込んでしまい、気付かないうちに重大な疾患に陥る方が大多数だと推察されます。
身体の解毒方法
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人体の約70%は水分で出来ていると言われています。ミネラルウォーターなど綺麗な水を沢山飲む事で、毒素排出や、細胞の入れ替わりを促進します。
食事
体内から有害ミネラルや老廃物を取り除く「キレート作用」があるとされる食品を積極的に摂取する事で、解毒を促します。
サプリメント
重金属を包んで解毒する作用が期待できるアルファリポ酸や、有害物質から体を守り、肝臓でのデトックスを助ける硫黄を含む、N-アセチルシステインをサプリメントで摂取するとよいでしょう。その他デトックスにオススメの成分は以下、
L-メチオニン・グルタチオン・ビタミンB群・亜鉛・マグネシウム・クエン酸・L-カルニチンなどがあります
アロマセラピー
アロマトリートメントやアロマバスなどで、次のようなデトックス効果が期待できる精油を使うとよいでしょう。
・ジュニパーベリー:利尿に作用し、体内の老廃物を排出する働きがある。
・スイートフェンネル:消化器系の働きを助け、毒素を排出する効果が期待できます。便秘解消に効果的。
・グレープフルーツ:リンパ系を刺激して毒素を排出します。
・ブラックペッパー:利尿効果と便秘の改善が期待できます。
ハーブティー
老廃物を排出するアルファルファ、抗酸化作用があり便の状態をよくするルイボスティ、腸内ガスの排出を促して発汗作用もあるフェンネルのハーブティーなどがおすすめです。
運動
デトックス効果を高めるためには、適度な運動を習慣づけることが必要。体を動かすと血液やリンパ液の流れが促進されるため、体内の毒素を排出しやすくなります。毒素がたまりやすい脂肪を燃焼するためにも、ウォーキングなどの有酸素運動を30分以上続けるとよいでしょう。
ヘルスケア大学 デトックスに効果的な食べ物とは?!上記にある「キレート作用」のある食べ物とは具体的にどういった食べ物なのか紹介しましょう
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強力な解毒パワーの源は、「ツーン」とくるにおいのもとの硫黄化合物。
切ると硫黄化合物と酸素が反応して、解毒力の強いスルフィド類ができる。
これを逃さないように調理するのがポイント。
「輪切り→しばらく放置→油をからめる」の3ステップで、解毒成分がしっかりとれる。
ケルセチンは皮に近い所に最も多く含まれるので、外皮ははがしすぎないように。
タマネギの効果・効能
【肝臓の解毒力をアップ】
硫黄化合物が肝臓の解毒酵素を活性化。
ケルセチンは主にアルミニウムと結合し、代謝酵素との結合を阻止。
【血液の流れを良くする】
ケルセチン、セレンなどの強力な抗酸化成分が血液をサラサラに。
解毒成分を体の隅々に運搬し、解毒速度を高める。
【腸内環境&便秘を改善】
オリゴ糖の働きで腸内の善玉菌を増やし、便の通りを良くする。
腸内に毒素が滞留するのを防ぐ。
【疲労回復】
硫黄化合物の硫化アリルが、疲労回復に働くビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝を高める。
食欲不振にも効果的。
ニンニク
にんにくには強力な抗菌・殺菌、解毒作用があります。これはにんにくのニオイの元であるアリシンという成分によるものです。
にんにくの殺菌作用がどのくらい強力かと言うと、にんにくの精油を12万倍に薄めてもチフス菌やコレラ菌を殺すと言われる程です。
この抗菌・殺菌作用が様々な病気から体を守ります。
アリシンは調理過程において他の成分に変化してしまうのですが、変化してできるイオウ化合物にも抗菌・殺菌力はあります。
ただし、アリシンの抗菌・殺菌力が一番強力ですので、強力な抗菌・殺菌力を求めるのであれば生ニンニクをすりおろしたものを使うのがお勧めです。
にんにくの効能&効果21選
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ニラの独特の臭いの元はネギ、タマネギと同じ硫化アリル(アリシン)です。
アリシンはビタミンB1の吸収を促進し、それ以外にも強力な抗酸化作用を発揮する事から、アンチエイジングや抗がん作用、血栓の予防、改善等が期待出来ます。
硫黄化合物(アリシン)が肝臓を元気にして、さらに代謝を上げる効果も期待出来ます。
昔からニラは整腸作用があると言われてきましたが、ニラには100gあたりの食物繊維量が2.7gと野菜の中では含有率が多い部類に入ります。特にニラには不溶性食物繊維が多く、腸の働きを活性化させて、便通を促します。
ほうれん草
キャベツ
大根
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イソチオシアネートは大根の細胞が壊れて化学反応がおき初めて作られる成分のこと。
このイソチオシアネートは硫黄化合物の一種で、これ単体で、抗酸化作用、殺菌作用、解毒作用、老廃物の排出などを促す効果を持っています。
体の中の有害なものを無毒化するイソチオシアネートはまさに天然のデトックスフード。
そして、その中でも注目されているのが癌への効果です。
癌とは異常な細胞から発生する病気。その異常な細胞が癌を発症させるのを防ぐ効果があります。
がんの食事療法でも注目されているくらいなのです。
大根をおろすことでもう1つ良いことがあります。
それは、大根の細胞が壊れることで、中の酵素が元気に体の中で作用するようになるということです。
大根の酵素は、デンプンなどを分解し消化してくれるジアスターゼ、タンパク質を分解してくれるステアーゼ、「焦げ」などの発がん物質を分解できるオキシダーゼ、体内の有害物質、水素が酸化した過酸化水素の分解など、様々な役割りをもちます。後者の2つは先にお話したデトックス効果の1つですが、前者は食べ物を消化する際に必要な消化酵素です。
出典:大根おろし:強力なデトックス効果が癌細胞にまで作用!&消化酵素で腸内美人。
アンチエイジング食べ物大作戦
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身体の毒素の20%は尿から排出されます。
アスパラガスは身体の毒素を分解して排出するのに効果的です。
また、身体の毒素がデトックスされること、利尿作用で余計な水分が排出されることによりむくみ解消にも効果的です。
因に、アスパラガスの栄養素は穂先に多く含まれています。
下の部分と比べると2倍くらいの栄養素があります。
アボカド
注目したい解毒成分は、強力な抗酸化力を持つ「グルタチオン」。グルタチオンは、肝臓が様々な毒素を解毒するときに発生する酸化物の害を抑えるそうです。
さらにグルタチオンは、強力な抗酸化作用があり、肝臓を守ってくれるのです。
グルタチオン:グルタミン酸、システィン、グリシンの3つのアミノ酸が結合されたもので、「毒出し」に重要なはたらきをする成分。アボカドの毒だし効果で代表的なのが、便秘解消と利尿促進。
アボカドは、以外にも食物繊維が多く、アボカド半分で納豆1パックと同程度の食物繊維が摂取できます。
他にもカリウムも多く、それは果物の中でもトップクラスです。
毒素が尿や便と一緒に排出されると同時に、むくみや、便秘も解消!ダイエット効果も期待できます。
毒出しの要となる器官は肝臓ですが、アボカドを食べることによって肝臓が強くなり、毒出しの力を高めるのです。
アボカドは、半分だけでも充分に解毒効果が期待できるようです。
出典:アボカドを朝食に♪解毒パワーアップの食材にアボカドがおすすめです!
健康カフェ
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スルファラファン効果:解毒作用、抗酸化作用、花粉症抑制、ピロリ菌除菌、悪酔い軽減、内臓脂肪の蓄積を抑制するダイエット効果、冷えや肩こりの解消、美肌、肝機能改善、活性酸素抑制等が上げられます。
出典:ブロッコリーはガンや発達障害にも効果的!この効能は知らなきゃ損!
食事の中で取り入れる事で排泄力を高め余分なモノを溜め込みにくくしてくれるでしょう。
脂肪が減る訳ではないですが、むくみや便秘が改善されることで外見もすっきりし、デトックス効果で綺麗になると痩せやすい体質への変化も期待出来ます。
オクラ
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オクラに含まれるペクチンなどの水溶性食物繊維は腸内善玉菌の餌となることで善玉菌を増殖、活性化させる働きや有害菌の繁殖を抑える働きがあります。
そのため便秘の解消だけでなく、腸内フローラのバランスを整える働きにも効果が期待出来ます。
また水溶性食物繊維は水に溶けてゲル化し、同時期に摂取した糖質の吸収を抑制する働きがあります。
そのため食後の血糖値上昇を緩やかにしてインスリン分泌を低下させる事で、糖尿病予防、糖質の吸収が抑制される事から、肥満予防にも効果が期待されます。
食物繊維なので腸内の老廃物や有害物質を搦め捕って排泄させる働きもありますし、オクラにはエネルギー代謝に関わるマグネシウムや、近年肥満予防効果が注目されているカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。デトックス・糖の吸収抑制、代謝向上とダイエットにうれしい3つの効果が期待出来ます。
トマト
海藻
ミネラルと水溶性食物繊維を多く含む食材の海藻は、体内に蓄積された放射性物質を解毒してくれる成分を含みます。水溶性食物繊維は放射性物質をつかまえて、カラダの外に出してくれます。
昆布やワカメなどに含まれるアルギン酸ナトリウムやフコイダンの水溶性食物繊維は解毒作用が特に強力です。
アルギン酸ナトリウムは腸の放射性ストロンチウム90を捕まえ、無毒化させた後、カラダの外に出してくれます。
カナダやイギリスの最新の研究では、アルギン酸ナトリウムはラジウムにもつかまえて、解毒してくれるそうです。
海藻類の色の種類によって、解毒する放射性物質が違います
◎褐色の海藻類
褐色の海藻類には、昆布、ワカメ、ひじき、もずくなどがあります(ゆでると緑色になりますが、海の中では褐色です)。これらはストロンチウム90を優先的に捕まえてくれます。
◎緑色の海藻類
青海苔やアオサはセシウム137を優先的に捕まえてくれます。
◎赤色の海藻類
赤色の海藻ダルスはまれになってしまいましたが、古くから食用として利用されていました。プルトニウム239を優先的に捕まえてくれます。
セロリ
その他の解毒食材
・大豆製品・リンゴ
・わさび
・ラディッシュ
・小松菜
・春菊
・クレソン
・あしたば
・ジャガイモ
・枇杷
・つわぶき
,,,etc
解毒の基本3ステップのための食材と栄養素一覧
【毒をつかまえる】ケルセチン : 抗酸化力が強いポリフェノール類。血中で重金属を捕まえる。
(ほうれんそう、たまねぎ、りんご)
グルタチオン: 含硫アミノ酸を含む。ペプチド。毒を捕まえる。肝機能アップ効果も。
(ほうれん草、トマト)
【解毒力アップ】ポリフェノール、ビタミンC・E: 抗酸化パワーで解毒の過程で生じる酸化物の害を防ぐ。
(ほうれん草、たまねぎ、トマト)
硫黄化合物: 毒出しをからめとって便にて排出。
(たまねぎ、にんにく)
【毒出し】食物繊維: 毒をからめとって便にて排出。便のかさを増やしきれいに。
(ほうれん草、とまと、りんご、あぼがど)
オリゴ糖: 善玉菌の餌となり腸内環境を整える。
(たまねぎ、りんご、にんにく)
カリウム: 利尿作用のあるミネラル。尿を排出して代謝アップ。
(ほうれん草、トマト、りんご)
クロロフィル: 野菜の葉緑素部分。ダイオキシンを体外に排出。
(ほうれん草、海藻、青じそ、アスパラガス)
点滴と同じ作用があるため、解毒の効果も期待出来ます
食事での解毒が困難な場合はゼリー等で補給するといいでしょう
上記に挙げたデトックス食材は、主に既に体内に蓄積された毒素の排出を促すもので、原因である添加物等を意識して食べないようにしない限り、体内から毒素が消える事はありません。本当の健康を手に入れる為には、解毒食材を意識して摂取するだけでなく、毒素を含む食材を摂らないようにする習慣付けも考慮に入れなければなりません。
この情報が少しでも読者様の健康維持の参考になればと存じます。