おもしろくて秀逸な回文集
上から読んでも下から読んでも同じ文章になる回文。そんな回文の秀逸なものをご紹介。
回文とは
回文(かいぶん)とは、始めから(通常通り)読んだ場合と終わりから(通常と逆に)読んだ場合とで文字ないし音節の出現する順番が変わらず、なおかつ、言語としてある程度意味が通る文字列のことで、言葉遊びの一種である。英語では palindrome ([ˈpælɨndroʊm] パリンドローム)という。
短いシンプル回文
https://matome.naver.jp/odai/2143505904000860101
上から読んでも下から読んでも同じ、という回文の内で、世間で有名な秀逸なものをご紹介します。
ある程度長めの回文
名作
はれけき先の日 あのつま香をもとめむ 色白い梅(むめ)ども 岡松のあひのき 咲きければ
惜しめとも ついにいつもと 行春は 悔ゆともついに いつもとめしを
長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな
むら草に くさの名はもし 具はらは なそしも花の 咲くに咲くらむ
わが身かも長閑かな門の最上川(わかみかものとかなかとのもかみかわ)
みな草の名は百と知れ、薬なり、すぐれし徳は花の作並(みなくさのなははくとしれくすりなりすくれしとくははなのさくなみ)