最近では、結婚をしたがらない人も増えているとも言われています。
結婚に踏み切れないのには、経済的なものや独身の方が自由だと言う理由があるからなようです。

しかし、結婚に憧れている人だってたくさんいます。
好きな人と結婚がゴールだと言う考えもありますが本当にゴールなのでしょうか。

確かに、結婚は恋愛のゴールかもしれませんが、結婚生活と言う新しい生活のスタートでもあります。
ですので、結婚をゴールとして考えるのではなく通過地点として考えていたほうがいいのかもしれません。

結婚は、二人だけのもではないと聞いたことはありますか？
自分に家族や親戚、友達などがいるように、相手にだって家族や親戚、友達がいます。

つまり人間関係のおまけがついてくるのです。
育った環境が違えば、考え方だって違ってきます。
自分の性格と相手の家族の性格がピッタリと合っていれば問題はないのでしょうが、100％ピッタリな人はいないと言ってもいいでしょう。

つまり、想像しているような良好な人間関係が築けるかどうかわからないので、期待しすぎたり過剰な自信をもっていると「どうしてわかってくれないの！」「こんなはずじゃなかったのに・・・」なんてことになる場合もあります。

結婚をすれば、様々な出来事が起こります。
楽しいことや嬉しいことだけではなく腹が立つことだってあります。
ですが、そんなこともあるとわかって結婚すれば、少々の問題を乗り越えられるはずです。

しかし、ちょっと問題となるのが本当にその人のことが好きで結婚するのかと言うことです。
「そんなの当たり前でしょ！」と言われるかもしれませんが、そうではない人もいます。

結婚と言う想像のものと結婚する人もいるようです。
つまり、とにかく結婚がしたいので相手は誰でもよかったと言う人は、実際に結婚した後にこんなはずじゃなかったのに・・・となる危険があります。

とくに厄介なのが、ただ結婚に憧れているだけなのに相手のことが好きで結婚すると思い込んでいる場合です。
ですので、本当に自分が相手のことを本気で好きなのか冷静に考えてみることが大切です。

実際に、結婚してみると知らなかった相手の一面を発見することが増えます。
しかし、それを受け入れることができる心の余裕があれば素敵な結婚生活を送ることができるでしょう。

釣った魚に餌をやらないと言う言葉もありますが、これは男女ともに言えることです。
付き合っているときは、愛情を注いでいますが、結婚したら注ぐ分量は減ってきます。
これは、結婚してしまえば相手に嫌われないであろうと言う心の余裕が出てきてしまうからです。

幸せな結婚生活を送りたいのであれば、与えてもらうことばかりに目を向けずに、与えることにも目を向けてみましょう。

付き合っているときは、両目をしっかり開けて相手を見る。
結婚したら片目を閉じて相手を見る。
こんな言葉もあるように、恋人時代には相手のことをしっかりと観察することが大切です。
そして、結婚したら片目を閉じて見なくていいものはサラっと流せるそんな心の余裕があれば、結婚生活もまずますのものになるのではないでしょうか。