私たちの生活にすっかり定着したスマートフォン。その中でもiPhoneは根強い人気が続いています。最近は次々と便利な機能が搭載されるようになり、iPhone1台あればなんでもできると言っても過言ではないくらいです。

iPhoneの「Wallet」にクレジットカードを登録することで、iPhoneさえあればお買い物の決済が可能に。お財布をゴソゴソしなくても、現金をあまり持ち歩かなくても、そして手元にクレジットカードがなくてもサッとスマートに支払いができるのは本当に便利です。世界14の国と地域で既にApple Payが導入されており、将来的にはiPhoneさえあれば世界中でショッピングができる、なんて日が来るかもしれませんね。

Apple Payをより便利に使えると話題になっているのがApple Watch Series2。iPhoneとBluetoothで接続されていれば、手首のApple Watchをかざすだけで決済することができます。Suicaも登録可能なので改札を通るのもよりスムーズに。また、iPhone7より前の機種をお持ちの方も、Apple Watchと連携させればiPhone 7とほぼ同じようにApple Payを活用できるのも魅力です。

iPhoneでお金を使う機会が増えたきっかけとして、iTunesでのコンテンツ購入が当たり前になってきたということが挙げられるのではないでしょうか。音楽、有料アプリ、ゲームのアイテム購入など、iPhoneを使っている方なら一度はなんらかの経験があるのではないかと思います。特にオンラインゲームはiPhoneが登場してからというもの、すっかり身近なものになりました。さらに最近は、海外の会社が運営しているオンラインカジノをiPhoneで楽しんでいる人も密かに増えてきているようです。

これから発売されるであろうiPhone8の噂が少しずつ出てきましたね。BloombergではAR機能（拡張現実）が搭載されるのではないか、という報道がありました。iPhoneのカメラ開発がより進んでいる他、AR関連の技術に長けた企業やVR、3Dゲーム関連の企業をいくつも買収するなど、動きが活発になっているそうです。地図や決済、ゲームアプリなどを運営するための高度な技術が詰め込まれたiPhoneであれば、近い未来に実現可能な話だと思います。

さらに2019年には、マイナンバーカードをiPhoneに取り込むことができるようになるかもしれません。産経新聞によると、総務省がマイナンバーカードをスマートフォンに読み込む実証実験を行い、成功したとのこと。これが実用化されれば、iPhoneが「身分証明書」としても活躍しそうです。紛失や盗難のリスクが減りそうですし、金融機関などで急に身分証明書の提示を求められても大丈夫。あらゆる生活のシーンで役立つ機能と言えるでしょう。

最近、アメリカのマーケティングサービス企業MBLMが行なった「親しみを感じるブランド」調査ではAppleが1位を獲得しています。この調査では59%の回答者が「このブランドがないと生きられない」と言っているとのこと。Appleというブランドをここまで身近なものにした背景にはiPhoneの存在が大きくあるのではないでしょうか。これからもますますiPhoneが手放せなくなりそうです。