地震速報だけじゃない!全国瞬時警報システム【J-ALERT】とは?
地震発生後、大きな揺れが到達する数秒~数十秒前に地震の警報を知らせる緊急地震速報は、多くの人が知っていると思います。携帯電話会社のエリアメールなどを登録して、万が一のために備えている人もいるのではないでしょうか。
そんな緊急地震速報の他にも、国民を保護するシステムとして、全国瞬時警報システム、通称「J-ALERT(ジェイアラート)」があります。
少し前までは、知っている人も少なかったようですが、最近テレビなどのメディアでも取り上げられるようになりました。
では、J-ALERTとは、どのようなものなのでしょうか?
J-ALERTの役目
津波などの大規模災害や武力攻撃事態、存立危機事態が発生した際に、国民を保護するために緊急情報をサイレンや放送によって伝達するシステムです。最近では、他国から弾道ミサイルが日本に飛来する可能性があるかもしれない時にJ-ALERTが使われると言うことでも話題になっています。
J-ALERTが使用されたときの行動
屋外にいる場合・まずは落ち着いて続報に備える
・「屋内避難」が呼びかけられたら、屋外にいる場合は、近くの建物などに避難する
(できるだけ頑丈な建物や地下などへ)
屋内にいる場合・窓やドアなどを全部閉める
・ガスや水道、換気扇を止める
・窓、ドア、壁から離れて座る
避難後は、行政機関から避難指示が出た場合は、その支持に従って行動をしましょう。
内閣官房 国民保護ポータルサイト
詳しい情報などは、内閣官房 国民ポータルサイトに記載されています。
おわりに
宮城・大崎市で“ミサイル誤報” 警報システムJアラート確認中にミス (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170420-00000074-sph-soci
宮城県大崎市で19日、Jアラートの機器整備中に防災行政無線で市全域に誤って「ミ
大崎市では、J-ALERTの機器整備中に誤報が流れてしまうと言うミスがありました。実際にJ-ALERTが使用されない平和な世の中になることを願うしかありません。