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実録?!『行列の出来る取材拒否の店』取材テクニック~

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実録?!『行列の出来る取材拒否の店』取材テクニック~"相手の懐に飛び込む"

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Update date:2017年05月21日
実録?!『行列の出来る取材拒否の店』取材テクニック~
裏技を用いての取材申し込み。
具体的にお話しましょう。

■ 実録?!『行列の出来る取材拒否の店』

まず、私はそのラーメン店に毎日、顧客として通いました。

仕事があって、昼間に寄れない時は、夕方や夜中に顔を出したり、出張などで寄れない日は、翌日にかならず、開店と同時に食べに行くように心掛けました。

人気のラーメン店ですから、列にも並びますし、店の中でも店と客との会話などは、ほとんどありません。ラーメンを食べたら、さっさと次の人に席を空けるというのが暗黙のルールのような店でした。

そうして、約1ヶ月ほど通い詰めた後、ある時、店の主人の方から「毎度、どうも。」と、支払いの時点でお礼を言われるようになりました。

つまり、「常連」であり、「上得意」と認められたわけですが、その時点でもまだ、こちらの取材意図は伝えておりません。

そのうち、「夜中の閉店間際」に飛び込んだりしますと、相手も心に余裕があるのか、一言、二言、言葉を交わすようになり、そこで初めて、自分がライターの仕事をしている旨を伝えました。

でも、まだ、この店に対する取材意図は申し込みません。
おそらく、2ヶ月が経とうとしたころでしょうか?

店側も薄々、こちらの意図に感づいてきたようで、ある日、その店長さんの方から、「あんた、そうやって、毎日来てくれるけど、本当はうちに取材したいんだろう?」と言ってくれました。

すでに、その時点では、「事実上の解禁」だったわけですが、そこには私の客としての立場より、さらにもう一歩、踏み込んだ、愚直さのような部分を認めていただいたような気がします。

さすがに私も、その時点までには、店のすべてのメニューを食べ尽くし、すべてのメニューの中身を味付け、それに価格表が頭に入っておりました。

そこまでやった私に、いい記事が書けないわけがありません。
結果、店の新入りのアルバイトの子以上に、店のことを知り尽くした立場で、記事を書かせていただいたので、出来た原稿についてもご好評を頂き、結果的に良い仕事が出来たと今でも自負しております。

まあ、いわば、一種の「突撃取材」のようなもので、こういう取材攻勢が出来たのも、私自身、今よりも若くて、胃腸も丈夫で、だったからに他なりませんが(笑)、この手法自体は、いまでも通用する成功方程式だと思っております。

■ 相手の懐に飛び込む

とにかく、先に常連となるなり、優良顧客となるなりして、相手に一度でも頭を下げさせることで、後々、こちらからのお願いごとが有利に聞いてもらえる、というメリットは確実に存在します。

先程も書きましたが、これが相手のすることが、直接的なビジネスでない場合においても、やり方次第では、同じように有効な手段だと言えます。

例えば仮に、相手がボランティア活動などをしていれば、目に見える形で、募金をさせてもらうなり、イベントなどの際の片付けの手伝いなどをすることです。

また、相手が著名人で出版物などがある場合は、わざわざでも最寄の本屋でその「著書を購入してサインを頂く」なり、仕事とは離れて、「個人的な感想を文章に認めて、その人に渡す」なりのアクションは、取ってしかるべきだと私は考えます。

そうして、一旦、相手の懐に飛び込んでしまえば、あとはこっちのものです。取材時には「質問のツボやポイントを外さず、相手にしゃべりたいだけ喋らして、うまく相槌を打つ」こと。
それを意識して臨むことです。

もともと、人間は自分が注目されて、マイクを向けられることに対しては、さほど、抵抗を覚えるものではなく、むしろ、「積極的に何か、一言、二言、持論を語りたい」というプリミティブな願望を持っているものと私は経験上、理解しております。

それゆえ、「相手に気持ちよく喋らせる」ということも、取材を成功させる重要なポイントなのです。

とにかく、相手にうまく「食い込む」こと。

この点に、取材の成功の可否が掛かっていることを忘れないで下さい。

ここまで出来たら次は...

これまでに、「取材に漕ぎ着けるまでのノウハウ」について具体例を交えながらお伝えしました。

たしかに、私が先にも書いたとおり、こうして「取材対象の懐」に入り、文字通り、「ハートに食い込む」ことが出来れば、取材は成功したも同然です。

とはいえ、実際の取材記者としての実務は、そこからが本番なので、そこの部分のノウハウについては、次回お伝えしたいと思います。

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著者プロフィール
 Pride of the Japanese

国際ボディガード歴20年。護身術師範。 悪質なクレーマーや左翼と戦う某団体所属。喧嘩上等。 「I'm proud of the fact I was born in Japan.」