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会社に悩む人は会社が合わない可能性【内向型 内気 対人恐怖症】

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会社に悩む人は会社が合わない可能性【内向型 内気 対人恐怖症】

Author:
maverickmaverick
Posted date:
Update date:2017年05月08日
会社に悩む人は会社が合わない可能性【内向型 内気 対人恐怖症】
内向型 内気 対人恐怖症】の処方箋

会社に悩む人は会社が合わない可能性

指紋が異なるように、一人一人の人間の個性もまた、全て異なる。

むろん大きな人間分類の枠として、外向型・内向型はあるけれど、その大枠の中の一人一人の個性がまた、かなり違うものなのだ。

私の考える「望ましい人生」とは、個性を活かした人生ということだ。これは実に難しいことだが、しかしその目標目指して努力することが、人生の本懐だと思っている。

個性とは・・・その人のどう生きたいか、という願望、どう生きるべきかという価値観、それから性格の特性、気質の在り様、個別の興味、独自の才能・資質、そうしたものの総合したものであろう。だから、人と人とはかなり違う存在であって当然なのだ。

しかし、全く残念なことにわが国の如き少数民族国家、四海に囲まれて外国と縁薄き国においては、「みんなと同じ」という面が望まれるし、要求されもする。

日本の場合は、なるべく自分の個性を出さぬようにして、他の人々と同じ行動をとるように要求されるのが常だ。社会の側からの暗黙の要請に従って、私たちは大人になるにつれ、自分の個性を殺し・・・「世間なるもの」に迎合せんとする場合もある。

だが、「個性」というものは決して殺すことができない。

個性を殺すことは、肉体の自分を殺すことに等しい。二年、あるいは三年という限られた期間なら、我々は個性を殺すこともできよう。

この場合は「殺す」というより「個性を隠して生きる」ということだろう。それは出来る。が、一定の期間が経過した後では・・・もう、その個性を隠した生き方が不可能になってくる。

時の経過と共に、自分はこう生きたいという「在るべき姿」への願望が大きくなり、それを許さぬ環境に対しては、殆ど生理的・生体的な拒否反応が起こる。

ある職業人がノイロ―ゼになり、うつ病の兆候を示すとき・・・それは、その人の「環境への生理的拒否」と、私などは見る。胃や十二指腸に穴があくことと、精神面のうつは同じところから発しているように考えたりする。

だから、その人がノイロ―ゼを克服し、無気力・無感動・無意欲・非行動性などのうつ的状態から開放されるためには「身をおく環境を、自分の在るべき姿を考える方向へ変えていくこと」が最良の治療法だと、あえて言いたい。

しかし、現実には「在るべき環境」への転進は容易なことではない。自分の進むべき道や職業の見当は付いていても・・・その道で生きていける、食べられる保証はどこにもないからだし、また、世間一般の歩様と異にすることへの恐怖感が強くなる。

人は朝に(よし、己の道を行くぞ!)と決心し、夕べには気力も衰え、(そんなことは・・不可能だ・・)と考える日々を持つ。

荒海に漂う小船のように、波の頂上から波間にまで上下動を繰り返すから、混迷の度はさらに増す。
こうした状態の時に、会社員なら精神科へ行き「三時間待って五分の治療」と言われるものを受ける。

すると、大抵は抗ウツ剤を頂き
「こんな状態の時に環境を変えるなくてダメですよ」
と、医者から言われる。

だが、彼または彼女のその状態は・・・遺伝的な症状の場合を除けば、大部分が「職業の問題」「現実の環境」への、「内心の拒否は感」から来ているのだ。

そうして、コツコツと勉強し順調に学問を究めなくてはなれない精神科の医師たちには「サラリ―マン体験」も「職業知識」もない。一人の医師の前に立つ数多くの患者は、銀行マンであれ商社マンであれ・・・全て同じように映るだろう。

それぞれの「固有の仕事からきている悩み」の根っこは分からなくて当然だ。だから、
「薬を呑みなさい。現状で我慢しなさい」
で、全てが終わってしまうとしたら、少し物足りない診断だ。

むろん、抗うつ剤のお陰で憂鬱な気分が取り除かれて、何とか今の環境に適応していく人は多い。そのケ―スは、成功例として医師のファイル中に一杯になっていよう。

だが、実のところ問題は大して改善されてはいないわけである。あくまで「一時しのぎ」にしか過ぎず、「再診―再治療」の方向を辿る人も少なくないのではないか。

Aという環境への抵抗、反発、拒否が、ある種の精神混迷を生む場合・・・根本的な解決方法は、A以外の「B.C・・Z」までの異なった方向、そして彼または彼女が(そうありたい)と願っている方向へ進むしかないのではなかろうか。医者でもない私がこう語るのは僭越のそしりを免れないけれど、私としてはこの確信に一点の揺るぎもない。

胃痛や肝臓病や結核・がんに対しては素人が何を言っても始まらない。が、ノイロ―ゼのような「心の病」に対しては、心そのものが目に見えぬものなので、いかなる大学者といえども真に理解しているわけではない以上は、精神科医も私のような素人相談者も、同等の立場にあるのではないか。

いや、精神医学の学徒がコツコツと翻訳の医学書を読む間、こちらは現実社会の中で悩み、煩悩してきたから、心の方面に関して「一日の長」はこちらにある、とさえ思っている。

だから、危険を承知で本音を言ってしまうと、今の仕事・職業生活に不適応で悩む人は、転職するべきではないか。合わぬ職場で苦しむ人は(その会社がいくら世間評価が高くとも・・)、あっさりと方向転換すべきではないか。

何よりも生き抜くことが大切で、そのためには、ロ―ンが残っている我が家を売り払って再びアパ―トから始めればいいのではないか。

それぞれの人の個性を活かすことでしか、実は何の解決もない・・・私はそう思っているのである。

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著者プロフィール
maverick

I'm proud of the fact I was born in Japan.国際ボディガード歴20年。 喧嘩上等。