眠くて仕方がない時ってどうしてる? 眠気対策まとめ
お昼ごはんを食べた午後の昼下がり、パソコンを見ながらウトウト・・・そんなことありませんか?
今回は眠い時の対処法をまとめました。これで眠気とはおさらば!!
午後も集中して取り組めるはず!!
そもそもなぜ眠くなるのか
午後の睡魔の原因は「お昼ごはんを食べたことで体が消化活動に集中するから」だと思われがちですが、実はもうひとつ重要な原因があります。それは「生体リズム」によるもので、一般的に人間の体は午前2~4時ごろに眠気のピークがくるようにできているのですが、その約半日後の午後2~4時ごろにも軽い眠気のピークがくるようにできているというのです。
これは多くの睡眠の専門家が主張していることで、たとえお昼ごはんを食べなかったとしても結局午後2~4時くらいには午後の睡魔に襲われてしまうのだとか
つまり午後の睡魔は「食後に行われる消化活動」と「生体リズムの影響」という、ふたつの原因が重なって発生するものだったのです。
出典:ネムジム
どうやったら目が覚める?
生体リズムのせいなら、もうそれは仕方ないじゃん・・・寝てしまおう!
と、言いたいところですが(笑)
仮眠を取れる環境にいる人は少ないはず。
ならばどうしたら目を覚ませるでしょう。
顔を洗う
これはもう定番ですね、「冷たい水で顔を洗う」。どうやら「潜水効果」というのが功を奏するようです。
顔に水圧や冷たい刺激が加わると、脳と心臓に血液が集まるという「潜水反射」効果で、顔を洗うと、脳や心臓の働きが活発になって冴えてくる、ということらしい
コーヒーを飲む
コーヒーに含まれるカフェインが、脳を覚醒させます。カフェインはコーヒーだけでなく、意外と緑茶、特に玉露に多く含まれるので、コーヒーが苦手な人は緑茶を飲むのも良さそうですね。
カフェインがアデノシンのはたらきをブロックすると、睡眠が誘発されにくくなります。それはつまり、眠気が取れて覚醒度が上がるということです。カフェインの効果としてみなさんが思いつくのが、この「眠気が取れる」という作用でしょう。
仕事や勉強中などに集中したい時にはとても助かる作用ですが、夜など眠る前にカフェインを摂取してしまうと不眠の原因にもなるため飲む時間帯には注意が必要になります。
顎を動かして脳に刺激を与える
フリスクのようなミント系タブレットやガムを食べるのもいいですが、顎を動かして脳に刺激を与えるのも手です。ガムだけでなく、おせんべいやスルメも効果ありますよ。
スルメと言えば、ビールのおつまみ、酒の肴というイメージが定着していますが、スルメを噛むことが、眠気覚ましにも良いことをご存知でしょうか。スルメそのものに眠気を覚ます成分が含まれているわけではありません。スルメは噛めば噛むほど味が出る食べ物であり、リズミカルにあごを動かすことで、脳内が適度に刺激されて、セロトニンと呼ばれる物質が分泌されるようになります。(中略)
セロトニンとは、脳内に存在する三大神経伝達物質のひとつであり、ドーバミンやノルアドレナリンとともに健康を維持していくのに重要な物質とされています。スルメは何度も噛んでいるうちに味わい深くなり、よく噛んで食べることで体内の消化・吸収をよくするとともに、セロトニンが分泌されるようになります。
このセロトニンは、とくにメンタル面に働く物質であり、よく噛んで食べることで眠気を覚ますとともに、精神をリラックスさせる効果が期待されています。スルメの他にもおせんべいをよく噛んで食べることによって、顎をリズミカルに動かすようになるので、脳内からセロトニンが分泌されるようになります。
体を動かす
足首を動かしたり、大きく伸びをしたり、許されるならちょっとコンビニに買い物に行くなど、体を動かしてみましょう。深呼吸するのもいいですね。脳に新鮮な酸素を送るのが良いようです。酸素ボンベ、常備しておきますか(笑)
スポーツ選手が試合の合間にスプレー缶のようなものを口に当てて、深呼吸するようにしているのをみたことはありませんか?そう、あの缶が、何を隠そう酸素ボンベです。
酸素は体力回復に良いと言われ、スポーツ選手が酸素捕球のために携帯用酸素を吸ったり、最近では甲子園で早稲田実業の斉藤投手らが酸素カプセルを使用していることでも話題になりましたよね。
酸素カプセルなどが、体力の早期回復に効果があるかないかについては、今現在も専門家が検証している最中ですが、眠気覚ましには効きます。
まとめ
この他にも色々と対策はあるようですが、やはりカフェインを摂取する(過剰摂取に要注意)、体を動かし新鮮な酸素を脳に補給するのが良さそうです。厄介な午後の睡魔に、上手に対応しましょう!