武井壮さんの感動する心霊体験「兄の幽霊」
今や「百獣の王」と言えば、ライオンと並んで武井壮さんを思い浮かべる方も多いかもしれません。そんな武井さんは、亡くなったはずのお兄さんの幽霊に会ったことがあるそうなのです。
プロフィール
武井 壮(たけい そう、1973年5月6日 - )は、日本のタレント、元陸上競技選手。陸上競技・十種競技元日本チャンピオン。タレントとして活動し、「百獣の王」を目指している。東京都葛飾区出身。修徳中学校・高等学校を経て、神戸学院大学法学部に進学。中学・高校では成績がトップで入学金も学費が免除され、奨学金が支給されていた。中学では野球、高校ではボクシングに取り組んでいたが、大学時代に短距離走を始め、神戸学院大学3年時に十種競技へ転向する。中央学院大学にスカウトされ、神戸学院大学卒業後に進学。1997年の第81回日本陸上競技選手権大会十種競技において、競技歴2年半で優勝する。100m走ベスト記録の10秒54は2015年まで、十種競技・100mの日本最高記録だった。
こんな輝かしい経歴の武井壮さんは、実は複雑なご家庭で育ったようです。
生い立ち
百獣の王を目指す男、タレントでマルチアスリートの武井壮の強靭な心身を作り上げたのは、まるで野生児のような壮絶な生い立ちなのかもしれません。東京都葛飾区生まれの武井壮は、父、母、兄の4人家族でした。ところが、幼いころに父母は離婚、母親は出て行ってしまいます。さらに父親は、よそに家庭を持つようになり、残された兄と中学生の武井壮は2人で生きていかなければなりませんでした。逞しく生きつつも、親からの愛情に飢えていたという武井壮。
いつしか兄弟には「認められて褒められたい。人を喜ばせたい」という願望が心の奥に芽生え始め、兄は芸能界を目指しました。しかし、ときに運命は卑劣なもの。俳優養成学校に通い、坂上忍の付き人になった武井荘の兄は、22歳の時に末期癌であることが判明し、24歳で帰らぬ人となりました。
出典:武井壮 生い立ちが壮絶!
ご両親を恨んでしまってもおかしくないような環境で育たれた武井さんですが、ご両親へは感謝の気持ちを持たれているようです。内面からして素敵な方ですね。
母ちゃんはオレが小さい時に別れちまった。。兄ちゃんは24歳の時に病気で亡くなっちまった。。
親父とは小さい時に離ればなれで暮らさなきゃなんなくなった。。
あんまり家庭に縁がなかったけど。。
小さくてなんにもできねえこんな赤ん坊のオレを毎日抱き締めてくれて、食わせてくれて、教えてくれて、自分の足で前に進めるところまで育ててくれた。。
それだけでもう両親には感謝しかねえよなあ。。
人生を頂いたんだもんなあ。。
42歳まで生きて、自分史上最高の毎日だと言える、こんな素晴らしい人生。。
その全ての日々を全力で楽しみます。。ありがとう。。
亡くなっちまった兄貴が愛した芸能界とオレの愛するスポーツ界とどちらも歩めるこの最高の毎日に文句なんてなにひとつねえ。。
いやぁ、生まれてこれてよかった。。
父ちゃん母ちゃんありがとう。。
武井壮さんfacebookより 2015/5/27
そんな武井さんは、亡くなったお兄さんの幽霊に会った経験があるのだとか。
お兄さんの幽霊
元陸上十種競技の日本チャンピオン武井壮(43)が3日、フジテレビ系「何だコレ!?ミステリー」に出演し、兄が24歳のころに亡くなったことを明かした。陸上の日本代表を目指していた武井はショックのあまり練習もままならなかったが、ある日の深夜、亡くなったはずの兄が現れて武井を激励したという。
番組では“死後の世界”がテーマとなり、武井は「兄ちゃんが若いとき、24くらいで亡くなった」と話し始めた。ちょうど陸上の日本代表になりそうな時だったがひどく落ち込んだという。武井は「俺ばっかり楽しくて充実してて悪いなと思って。こんなことしてたらダメなんじゃないかとぼけーっとしてた」と振り返った。
そんなある日の深夜だった。「寝ていた部屋で空中にガラガラーって窓が開いた。兄貴が顔を出して」と話すと、共演者から驚きの声が上がった。兄は「お前、何やってんだ」「お前の好きなことを頑張りな」「生きてるうちに何でもできる。お前は絶対成功するから。一生懸命やれ、分かったか?」などと武井を叱咤(しった)激励した。兄は野球好きだったそうで、「おれはこっちでいろいろな有名人と野球をやっててすごく楽しい。大丈夫。好きな陸上頑張れ。じゃあな」と窓を閉めた。
武井は「こんなことがあるんだと思った」と話した。その後、練習を頑張れるようになり、「翌々年くらいに日本チャンピオンになった」と述べた。
とても良い話ですね。亡くなられたお兄さんの分まで頑張られた結果が、今の地位なのかもしれません。