広島の土砂災害。一番酷かった八木地区の昔の土地名【八木蛇落地悪谷(やぎじゃらくじあしだに)】に驚き。昔の人はここは危険なところだよと、名前で伝えようとしていたのかもしれない

著者:
投稿日:
更新日:

これまでに50人の死者が確認された広島市の大規模土砂災害は、発生から5日目です。被災地では依然行方がわからない38人の捜索が続く一方で、避難者の支援も本格化しています。


24日も警察と消防など3500人態勢での捜索となりましたが、未明に強い雨が降ったほか日中も天気が目まぐるしく変わり、中断と再開を繰り返しました。


発生から5日目、重機と手作業での土砂の撤去作業に加え、中断と再開のたびに現場を往復する必要があり、捜索隊は疲労の色が濃くなっているようにも見えました。中には重機でも動かすことが難しい大きな石もあって、思うように捜索が進まないという話も聞きました。水分をたっぷりと含んだ木の独特のにおいがする中、チェーンソーで大木を切ったり、さらにバケツリレーで土砂の石を運ぶ姿も見られました。


自衛隊が安佐北区の避難所の小学校に入浴施設を設置するなど、被災者支援の動きも始まっています。

出典:広島土砂災害の死者50人に、不明者の捜索続く:Cubeニュース


局地的な豪雨で土砂崩れが起きている広島市内では、新たに3人の死亡が確認され、これで死者は66人になりました。

また警察によりますと、新たに4人の身元が確認され、これで53人の身元が分かったことになります。


新たに身元が確認されたのは、▽安佐南区緑井の竹内純子さん(80)、▽安佐南区緑井の佐々木多喜子さん(66)、▽安佐南区八木の冨永真由美さん(55)、▽娘で安佐南区八木の冨永美奈子さん(31)の4人です。

このほか身元が確認されているのは、安佐南区八木では、▽会社員の瀧本雅彦さん(53)、▽会社員の廣藤務さん(48)、▽原田トシエさん(75)、▽安藤広男さん(75)、▽宮村祐之さん(72)、▽妻の宮村逸子さん(71)、▽橋本晴允さん(66)、▽妻の橋本恵美子さん(60)、▽広島市職員、伊呂波康男さん(51)、▽妻の伊呂波雅子さん(52)、▽自営業の冨永利夫さん(61)、▽自営業の戸川博文さん(59)と、▽息子で大学講師の戸川蛍さん(32)、▽立川洋二さん(81)、▽妻の立川サチコさん(82)、▽左官の鳥越勇司さん(46)、▽息子の鳥越康太さん(17)、▽星野藤夫さん(79)、▽パートの真鍋美千子さん(68)、▽薬剤師の井上裕美さん(36)、▽西山俊彦さん(53)、▽樋口奈緒子さん(37)、▽吉村シズコさん(85)、▽藤井彌生さん(81)、▽娘で事務員の藤井麻緒さん(53)、▽齋藤要子さん(73)、▽高校3年生の木原未理さん(17)、▽池田惠津子さん(63)、▽会社員の松枝隆弘さん(39)、▽会社員の広兼龍典さん(62)。

安佐南区緑井では、▽宮下日富民さん(84)、▽妻の宮下治世さん(80)、▽田中和子さん(75)、▽岡村健二さん(89)、▽澤本範子さん(77)、▽広島市都市交通部長の竹内重喜さん(54)、▽室屋敏夫さん(83)、▽村田利主さん(59)、▽妻の村田宏美さん(54)、▽開田スミ子さん(81)。

安佐南区山本では、▽平野都翔ちゃん(2)と、▽兄の平野遥大くん(11)。

安佐南区毘沙門台では、▽広島市安佐北消防署の消防署員の政岡則義さん(53)。

安佐北区可部東では、▽畑中和希ちゃん(3)、▽益村勉さん(60)、▽宮本敏治さん(74)。

安佐北区可部町桐原では、▽中川喜代子さん(86)。

安佐北区三入南では、▽坂原昭夫さん(83)。

神奈川県藤沢市の▽石井文子さん(68)の合わせて49人です。

出典:広島の土砂災害 死者66人 身元判明は53人 NHKニュース


生かされなかった先人の警鐘。8月中に降った雨が重なって重なって地盤が緩み、起きてしまった今回の天災で日本中悲しみに覆われています。


本来、ここへ住む人に伝えたかった事は古い名前の中に隠されてしまい、危ない場所という危機感が薄まっていたんでしょうね・・・。


広島の土砂災害。一番酷かった八木地区の昔の土地名に驚いた。昔の人はここは危険なところだよ、て名前で伝えようとしてきたことがとても理解できる…

画像をクリックで拡大

















/">10;日本全国に一杯あるんでしょうね。

—/">10;昔の人が後世の人に注意するようにと残した知恵を、名前が悪いとか不吉とかの理由で改名してるんですよね。 日本全国に一杯あるんでしょうね。

あかねこ (@akaneko_miyu) 2014, 8月 26



今、自治体が昔の地名を無くすことにしているけど、生きる知恵が奪われているようで…。

著者プロフィール
Sharetube