猫を飼うと幸せになれるかも!ゴロゴロ鳴く癒し効果がすごい!その意味は?
猫を飼うと幸せになりやすいかもしれません。ゴロゴロと鳴く音には、究極の癒し効果があったのです。そして、その意味は?
かわいいだけじゃなかった!猫が人を幸せにするゴロゴロ喉を鳴らす効果がすごい!
猫の出す「ゴロゴロ音」には、ストレスや不眠、不安感を癒してくれる自然治癒力が認められている
帝京科学大学アニマルサイエンス学科の協力で、ゴロゴロ声にはたしてどのくらいの癒し効果があるかを実験で調べた。猫好きと猫嫌いのそれぞれ3人にゴロゴロ声を聞いてもらって、脳波、心拍、唾液でストレス度を測ろうというのだ。塚原愛アナ「これがはっきり出たんです。脳波では6人中5人でストレス度が減少し、心拍・唾液では6人中4人が減りました」
実験を担当した加隅良枝・准教授はこう解説する。「猫好きの方のほうがやはり効果は大きかったですが、猫嫌いの方にも効果が示されたのは驚きですね。猫が安らかに眠っている姿を見たり、ふわふわをなでることで幸せホルモンも出るのでしょう」
このゴロゴロ音は20〜50ヘルツの低周波音であり、ポジティブな思考や幸福感を私たちの脳に伝えてくれる効果があるそう。
猫の『ゴロゴロ』音の効果は人の血圧を下げたり、不安を和らげたりする効果があるとされています。また、ストレスをなだめる効果があり、免疫力もあげてくれます。別名「副作用のない薬」とまで言われているんですよ。
骨が折れても回復が早まる可能性
猫は骨折をしても、他の動物と比べて3倍の速さで回復すると言われており、その原因にこのゴロゴロ音による振動が挙げられているのだとか。
骨折に対する効果。猫のゴロゴロの周波数 (27~44Hz)と、人間の骨密度を強化する周波数(20-50 Hz)が見事に一致することが、近年の研究から判明した。あのデビッド・ベッカム選手も、それを応用した一人。全治10週間の骨折を、猫のゴロゴロ音で予定より3週間も早く治し、ワールドカップに出場している。
出典:癒し効果たっぷり!猫のゴロゴロ音が聴ける無料オンラインサービスが楽しい 猫ちゃんパワー素晴らしすぎます。
なんでノドを鳴らすのでしょうか?
猫は生後2日からゴロゴロ音を鳴らすようになります。新生猫が母親とコミュニケーションをとるために鳴らしていると考えられています。生まれたばかりの猫は視覚や聴覚が発達していませんので、母猫が子猫に近よる時にゴロゴロ鳴らし、子猫は振動として母親の存在を感知します。そして赤ちゃんがニコッと笑うのと同様に子猫は母親に「自分は元気だよ」とゴロゴロをお返しします。成長とともにゴロゴロの意味は変わっていき、食べ物を要求するときや、挨拶のように使われます。猫がゴロゴロ鳴らしている時は穏やかな表情を浮かべることから、人間の微笑みに相当しているのではないかと考えられています。
出典:猫はなぜ喉をゴロゴロ鳴らすのか - 獣医師が解説
人間でいうところの、笑顔に相当するものだったのですね!
その一方、猫は怪我をした時、明らかに緊張している時、また死の直前にもゴロゴロと鳴らすこともあります。これはある種の多幸状態を表しているかもしれません。
出典:猫はなぜ喉をゴロゴロ鳴らすのか - 獣医師が解説 苦しい状況、フルマラソンや末期がんなどで分泌されるのです。 猫ちゃんのゴロゴロも、エンドルフィンのような脳内ホルモンが関係しているのではないかと考えられているそうです。 また、ゴロゴロには、全く違った意味合いもあるようです。
ゴロゴロ言ってるのは、気持ちいいから、幸せだから、とお思いの方も多いでしょう。でも実は「お願い! どこにも行かないで~」と言っているそうです。猫はもちろん人間のように言葉を持たないので「お願い~!」と助けを求めたり、欲求を表すのに喉を鳴らしているとのこと。
出典:ウートピ
お、驚きです!猫のゴロゴロは、私たち人間に助けを求めている、という意味があるかもしれないとは!
解剖学的にはゴロゴロの仕組みはまだ解明されてない!
これまでゴロゴロの仕組みを解明するために様々な研究がされました。最初、猫には解剖学的にゴロゴロ音発生器のような特別な構造があるのではないかと考えられましたが、そのようなものは見つかりませんでした。
出典:猫はなぜ喉をゴロゴロ鳴らすのか - 獣医師が解説 血流説というのは、喉周辺の血管の中での血流の振動音ではないかという説だそうです。 でも、猫の筋肉を測定してみると、ゴロゴロ鳴っているときは喉周辺の筋肉が細かく伸縮を繰り返していることが分かってきたことで、「あれ?喉の筋肉が関係しているのか?」という喉頭説も出てきたそうです。 血流説、ここで弱くなります。 ただ、喉頭説も完ぺきではないのだとか。 喉頭部分を切除した猫も、ゴロゴロ鳴くことがあるためだそうです。 色々な説が飛び交う中、現在ではやはり筋肉説が有力なのだとか。
現在では、喉頭筋によって振動させられている声帯に空気が通るとゴロゴロ鳴るという説が有力
出典:猫はなぜ喉をゴロゴロ鳴らすのか - 獣医師が解説
見てるだけで笑顔になれます。
見てるだけ、聞いているだけで、幸せになれそうです!可愛すぎます。
動画でもこんなに癒されるのですから、一緒に暮らしたらとんでもないヒーリング効果になりますね。
猫とのふれあいで幸せを感じている人多し
結論
・猫のゴロゴロ音は、人のストレスや不安感を打ち消して、幸せな気分にしてくれる・免疫力が高まり、骨折の治癒が早まる可能性すらある
・ゴロゴロの意味は、母親との関係の中で覚える、人間の笑顔に相当するもの
・猫自身、緊張や苦しさを打ち消すためにゴロゴロ言うこともある
・人間に対する「一緒にいてほしいよ」というメッセージもある
・解剖学的には、ゴロゴロ音の謎は解明されていないが、喉の筋肉の振動と声帯に空気が通ることで、音が鳴るのではないかという説が有力
・実際に聞いてみると、とても癒される
最終的には、動物は大事にしましょう、というところに行きつくように思います。
大事にすれば、きっと私たちに、その分以上に幸せをわけてくれるかもしません。
では、この記事があなたの参考になれば幸いです。