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富士山が噴火したら東京・首都圏はどうなるのか?

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富士山が噴火したら東京・首都圏はどうなるのか?

Author:
うぃぐうぃぐ
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富士山が噴火したら東京・首都圏はどうなるのか?
もしも、富士山が噴火したら、首都圏はどうなってしまうのでしょうか?
また、日本経済への影響は…?

大地震が、富士山の噴火に繋がってしまうかもしれない…

富士山が最後に噴火したのは、1707年の宝永大噴火です。
実はこの宝永大噴火は、地震がきっかけだったようです。
噴火の始まる49日前の10月4日(10月28日)に推定マグニチュード8.6 - 9クラスと推定される宝永地震が起こった。この地震の震源は定期的に巨大地震を起している南海トラフであり、日本最大級のものであった。

出典:宝永大噴火 - Wikipedia

	
富士山の噴火以外にも、地震と火山活動は何かしらの因果関係があるのかもしれません。
1960年チリ地震(M9.5)のそれぞれ2日後と1年8か月後に近くのコルドンカウジェ火山とカルブコ火山が大噴火を起こした。その後、この2火山は鳴りを潜めていたが、2010年チリ地震(M8.8)が起きると、その1年3か月後にコルドンカウジェ火山が、そして5年2か月後の今年2月にカルブコ火山が大噴火した。

 大地震の直後に噴火する火山もあれば、数年経てから噴火する火山もあることが、この例からわかる。ただし、地震から噴火までの経過年数が地震毎や火山毎にまちまちになる理由は、まだわかっていない。

出典:読売新聞(YOMIURI ONLINE) 3/3

	

この画像はイメージです。
東日本大震災が、時間を経て富士山の噴火に繋がる可能性を指摘している方もいます。
「すでに富士山は噴火に向け準備を整えており、富士五湖の水が渇水したり、周辺の道路がひび割れるなど、前兆と見られる異常が報告されている。しかも、その噴火は地震、火山の活動期の幕開けに過ぎません。864年の貞観大噴火の後、日本中の火山が噴火し、あちこちで巨大地震が発生している。我々はこれから、未曾有の体験をすることになると思います」(週刊実話、2017年4月28日)

 これは要するに、東日本大震災が発生して6年が経つが、本当の活動期はこれからだということだ。

出典:富士山噴火は東京オリンピック前に起きる!! 学者たちも“不穏な兆候”に戦慄、噴火前には東京湾を巨大津波が襲う可能性も!

木村政昭氏・琉球大学名誉教授のご意見。
火山学者の京都大学大学院・鎌田浩毅教授は話す。

「富士山は若い活火山で、人間で言えば10歳程度の暴れたい盛り。今後100%の確率で噴火します。それが今年なのか、しばらく先なのかは予測できませんが、噴火へのカウントダウンはもう始まっているのです」

出典:ついに“富士山”の大噴火? 日本列島を襲う火山の恐怖 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

	

次の富士山噴火は、大規模か?小規模か?

直近の噴火である江戸時代中期1707年12月16日の「宝永大噴火」では、火山灰が関東一円に降り注ぎ、農作物に多大な被害をもたらした。また、堆積した火山灰により富士山の東に流れる酒匂川(さかわがわ)の水位が上がって堤防が決壊し、水没する村が続出したという。

 もっとも、宝永大噴火は日本史上稀に見る爆発的な噴火だったため、たとえ今後数年のうちに富士山が噴火しても、それと同等の大規模噴火になるとは限らないという声もある。記録に残る富士山噴火のうち、8割以上は小規模噴火で終わっているので、確率論的にいうと、次の噴火も小規模なものではないかというのだ。

 だが、それを否定するような研究もある。米スミソニアン博物館の調査によると、過去200年間に起きた世界の爆発的大噴火15件のうち、11件は各火山で史上初となる規模の噴火だったことが判明したという。そのことから、東大名誉教授で火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣氏は、「300年以上休んでいる富士山が次に噴火する時には、大規模で爆発的な噴火をすることも想定すべき」(NHK「備える防災」)と述べている。

出典:【緊急】阿蘇山どころではない! 東京オリンピック前に富士山噴火で日本滅亡は間違いない!?

	

この画像はイメージです。

もしも噴火が起きたら、東京や関東はどうなってしまうのか?

宝永噴火は半月続き、火山灰は関東を覆いました。噴出物の総量は東京ドーム約1400杯分だと言われています。農地にも影響が出ました。金井島村(現・神奈川県開成町)の記録では、年貢米は約40年後も噴火前の3分の1までしか回復しませんでした。

 降灰により、江戸ではせきが流行。飢饉(ききん)と人口の減少、直訴、お救い米など、社会への影響も長期間、多岐に及びました。
 
 もしも現代の日本で宝永噴火と同じ規模の噴火が起きた場合、火砕流や冬ならば泥流が起き、火山灰は横浜で10センチ、東京も2センチ以上積もると想定されています。また空港の閉鎖など、空路への甚大な影響も指摘されています。

出典:警戒続く桜島 富士山噴火の可能性は? 計算では30年に1回発生 - withnews(ウィズニュース)

	

富士山降灰可能性図

拡大できます。
「首都圏にまで及ぶ火山灰で車や電車は動けなくなり、交通はマヒします。すると物流は停止し、食料や水が手に入らなくなる。いちばん怖いのは火山灰が機械類に入り込むこと。現代は、ライフラインも会社も医療もすべて機械で管理されているので、狂ったら生活が一切成り立たない。大パニックが起きます」(鎌田教授)

出典:ついに“富士山”の大噴火? 日本列島を襲う火山の恐怖 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

	

火山灰の恐怖

火山灰は、雪のようには融けないので、麓の町が元の状態に戻るのに、50年以上かかったそうです。

今もしこれと同じ規模の噴火が起きれば、東名高速道路は通れなくなり、羽田や成田などの空港も閉鎖されてしまうでしょう。建物の間から入り込んだ火山灰は、電子機器にも悪影響を及ぼし、人間にも呼吸器障害を及ぼすなど、悪影響が予想されます。また富士山の周辺では、積もった火山灰が雨で流れ出し、河川を埋めて洪水を引き起こすことなども考えられます。

ただし、その噴火が起きた時の風向きにより、火山灰が降る場所は変わります。 
溶岩による災害は、富士山のごく周辺に限られますが、溶岩が町を襲うか山の中で止まるかにより、影響はまったく異なります。

出典:知っておきたい!富士山大噴火で予想される被害(日本火山学会) | 現代ビジネス | 講談社(2/2)

	

この画像はイメージです。
火山灰の被害を簡単にまとめると、以下の5つの大きな被害が想定できるようです。

・交通

・給水や電力など生活インフラ

・健康被害

・経済への大打撃

・農作物

交通機能の停止

宝永大噴火では上空20キロメートル以上まで噴煙があがったといわれていて、そうなると周辺は航空機が飛べなくなる。記憶に新しいのは2010年4月、アイスランドにあるエイヤフィヤトラヨークトル山の噴火では、欧州約30か国の空港が一時閉鎖し、1週間に10万便の航空機が運休した。

   火山灰は細かく、融点の低いガラス質の成分を含む。そのため、操縦席の窓ガラスが傷ついて前方の視野が奪われる。また、火山灰がエンジンの燃焼室に吸い込まれると溶けてタービンの羽根などに付着して固まったり、エンジンのタービンを冷やす冷却孔が塞がれたりして、エンジンが故障してしまうのだ。

出典: J-CASTニュース

	
降灰の影響で飛行機や電車の運航がストップするでしょうし、電線に付着すると停電も起こりうる。首都圏が大混乱しますよ

出典:富士山噴火の「降灰」東京も影響 飛行機や電車止まることも│NEWSポストセブン

防災システム研究所所長の山村武彦氏のご意見。

この画像はイメージです。

交通以外のインフラも停止

山灰が降りつもった後に雨が降ると、ずっしりと重くなった火山灰によって、電線が切断する危険性がある。また火山灰は濡れると導電性を持つため、碍子に付着する灰から漏電が起き、停電が起きる。桜島の噴火では、1cm 以上の降灰がある範囲で停電が起こり、その被害率は18%だという。富士山に近く、灰が厚く積もった場所では屋根が落ちたり、家屋が倒壊するかもしれない。

出典:(2ページ目)鹿児島で大噴火、次は富士山噴火か? ~噴火で起きる首都圏パニック~

	
東京湾周辺にある火力発電所。ガスタービン式の火力発電は、外からの空気を取り込んで燃料を燃やして発電する。つまり航空機と同じ原理で、取り込んだ空気に火山灰が混ざっているとタービン内に灰が入り込んで故障してしまうわけだ。

   原子力発電がすべて止まっている現状で火力発電が停止すれば、エネルギーを供給する手段がほぼなくなる。

出典:J-CASTニュース

	

健康被害

結膜炎・角膜剥離

火山灰は鋭くとがっているので、目に入ると非常に痛く、こすると結膜炎や角膜剥離を起こします。

呼吸器系への悪影響

火山灰を吸い込むと気管や肺が傷つけられ、幼児や高齢者の方は呼吸器系の病気になる可能性があります。 1cmほどの降灰でも、もともとぜんそくなど持病がある方も注意が必要です。 2cm以上の降灰になれば、健康な人でも呼吸器に障害が出てきます。 実際に噴火のあった周辺地域で喘息の患者が増えたり、呼吸困難を感じる人が増加したという記録があります。(雲仙普賢岳や伊豆大島等) まれに、細かい火山灰を長期間吸うことで、深刻な灰の病気になってしまうケースもあります。

出典:噴火が起きるとどうなるの? – 富士山・箱根山・阿蘇山の噴火に備える | 噴火ドットコム

	

この画像はイメージです。

経済への打撃

国の「富士山ハザードマップ検討委員会」が2004年にまとめた報告書の想定では、宝永噴火なみの大噴火が起こると被害は雨が降らない場合で約1兆1800億~1兆5700億円、梅雨時の最も被害が大きくなる場合には2兆5200億円にも達する。

出典:火いづる国に生きる 〜火山観測の現場と噴火への備え〜:日本経済新聞

	

農作物への被害

 農業は非常に深刻な影響を受ける。露地栽培はほぼ壊滅、火山灰により土が酸性化し、1年間は農作物が育たなくなる。米なども灰が付着して商品価値がなくなる。

出典:(3ページ目)鹿児島で大噴火、次は富士山噴火か? ~噴火で起きる首都圏パニック~

	
交通が停止し、水も電気も使えない、経済被害は凄まじく、健康被害まであり、農作物への被害も大きいとなると、最悪の事態をある程度は想定しておくべきかもしれません。
もちろん、必要以上に怖がることはありませんが、備えあれば憂いなしですから。

我々が今すべきことは?

事前の自己防衛でその被害は最小に抑えられると鎌田教授は言う。

「ハザードマップを見ておき、火山灰に備え、マスクやレインコート、ゴーグルなども用意しておきましょう。水などライフラインが止まったときのための用意も大切です」

出典:ついに“富士山”の大噴火? 日本列島を襲う火山の恐怖 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

	

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著者プロフィール
うぃぐ

釣りと食べ歩きが趣味の会社員(♂)です。前職はライターをしてました。