顔が赤くなる原因ってなんなの?治すにはどうしたらいいの?
顔が赤くなる原因ってなんなんでしょう?いろいろ種類があるのでしょうか?
また、治し方はあるのでしょうか?
詳しく調べてみました。
赤ら顔に悩む人多し
赤ら顔の原因や種類はいろいろあった
皮膚が薄い
洗顔の際に、泡ではなく、手で肌をこすって洗っていたり、マッサージを頻繁に行っているようなことはありませんか。また、スキンケアの中に、ピーリングをとりいれたり、ピーリング剤の配合されているものを使ってはいませんか。人間の皮膚の角質層はわずか0.02ミリほどしかないので、「削っている」という自覚がない何気ない行為でも、肌は大きく影響を受けてしまうのです。
ですから、肌が薄くなると、血液が浮き出やすくなるだけでなく、免疫が落ちてニキビや肌あれなどの炎症がおこることで、皮膚そのものまでも赤くなり、赤ら顔が悪化する可能性があるのです。
出典: 【医師監修】赤ら顔の特徴と対策法とは 酒さと似た症状なので「酒さ様皮膚炎」と呼ばれていますが、原因は、ステロイド外用剤の長期間連用です。ステロイド外用剤の具体的な使用量や、使用期間は決まっておらず、同じ量・同じ期間で使用しても、なる人とならない人がいます。このため、使う人自身にも何らかの要因があると考えられています。中には化粧ノリがよくなるという理由で、下地目的で使い続けてしまい、結果的に酒さ様皮膚炎になってしまう人がいるので、このような使い方はしないようにしましょう。
もともとは中年男性に多い病気でしたが、最近では、20歳前後で発症することも増えています。鼻や頬だけの軽い赤みから、顔全体が赤くなり、開いた毛穴がミカンの皮のようになる重度のものまで、程度は個人差があります。原因は、紫外線やストレス、アルコール、ニキビダニなど。ほかにも、皮膚への摩擦や女性ホルモンなどさまざまな説があります。 スキンケア大学 ニキビや皮膚炎による炎症
赤ニキビが発生すると、炎症で皮膚が赤くなるのはご存知のことかと思います。赤ニキビは、赤いニキビ痕を残しながらも徐々に本来の肌に戻っていくのですが、完治する前の皮膚の上に新たなニキビができてしまうと、またそこで炎症を起こし、またニキビが発生しなどとずるずるとニキビが治らない状態が続いてしまいます。肌がいつまでも赤い状態が続くと、いずれそのまま色素沈着してしまうので、赤ら顔になるのです。
気温の変化や精神的(赤面症)な赤ら顔
皮膚にある毛細血管は、気温に合わせて血管を拡張・伸縮させることで、体温を調節しています。血管の収縮力が低下して拡張したままだったり、血液の量が過剰に増えて、通常では見えないはずの血液が透けて見えてしまいます。そのせいで顔が赤く見えるのがこのタイプ。これは、病気だけでなく、生まれつきや体質のケースもあります。また、人前に出るなど、緊張する場面で顔が赤くなってしまう「赤面症」もこのタイプ。赤面症は、強い緊張によって、自律神経が乱れるため、血管が一時的に拡張して起こります。
酒さ様皮膚炎
肌の赤みの中でも、特に厄介なのが脂漏性皮膚炎と酒さ
■赤みの原因でも厄介な“脂漏性皮膚炎”と“酒さ”吉田先生「今回特に注目したいのが、“脂漏性皮膚炎”と“酒さ”。いずれも、『赤ら顔』と呼ばれることがあり、部分的に顔が赤くなっている状態です。
2つの症状は似ているので、見分けるのは難しいかもしれませんが、発症するメカニズムがちがいます。
まず、“脂漏性皮膚炎”は、小鼻の周りや眉間、頭の生え際などの、皮脂の多い“脂漏部位”と呼ばれる場所に赤みの症状があらわれます。これは、油が好きな常在菌“マラセチア菌”が増殖することで、肌に炎症が起こってしまうことが原因です。
そして“酒さ”は、諸説あり解明されていないことが多々ある病気ですが、“脂漏性皮膚炎”とちがいカサカサすることなく、赤みとほてり感が主な症状です。ヒリヒリした痛みを伴うこともあります。注目したいのは、20代以降の女性に多く見られる“酒さ”。これには、過剰な皮脂分泌はもちろん、オイルクレンジングや美容クリームなど、必要以上に、肌に油分が与えられていることと関係しています」
肌の赤みをメイクでごまかすには?
赤ら顔をメイクでごまかすには、グリーン系の下地を使うと良いかもしれません。
「赤ら顔のせいでチークが栄えない」と感じるならグリーン系の下地で透明感のある肌を手に入れましょう。グリーンは赤ら顔、頬やニキビ跡の赤みを緑色で相殺し、自然な明るい肌を作ることができます。
多く使ってしまうと、白く浮いてしまったり肌色がグレーっぽくなってしまうため、赤みが気になるところになじませて使うのがベターです。
治し方は?
軽症の場合のみ、本人の努力で治せるかもしれませんが、中等度~重症の場合は皮膚科に行かねばならないようです。
軽症の場合軽症の場合は、食生活やスキンケアの方法を見直したり、女性であれば化粧品を変えたりすることで対応することができます。
・食生活の改善アルコール、たばこ、カフェインなどの嗜好品や香辛料などの刺激物は、赤ら顔の原因になると言われています。普段から多く摂っているものがあれば、控えるようにしましょう。
・スキンケア(洗顔)の見直し洗顔のし過ぎやゴシゴシ洗いは肌に刺激と負担を与え乾燥をもたらすため、かえって赤ら顔の原因になってしまいます。皮脂汚れは朝晩の洗顔できれいに落ちるので、必要以上に洗わないようにしましょう。
また、洗う際には手の摩擦を避けるよう、たっぷりの泡でやさしく洗うようにしてください。洗顔料(せっけん)や化粧水などを、なるべく刺激の少ないものにするのも有効です。
また、皮膚の炎症による赤ら顔をおさえるには、ビタミンC誘導体が効果的でしょう。ビタミンC誘導体とは、ビタミンCを肌に浸透させやすく加工した成分です。ビタミンCには抗酸化作用がありますが、皮膚から直接浸透させるためにはこの誘導体が有効とされています。化粧品の成分表記では「リン酸パルミチン酸アスコルビル3Na(APPS、またはアプレシエ)」、「リン酸アスコルビン酸Na(APS)」と表されています。
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中等度~重症の場合症状が重い場合は、まず皮膚科を受診してみましょう。症状に応じて形成外科や血管外科を紹介されることがあります。
出典: 楽天WOMAN
また、肌のバリア機能を高め、体内からの炎症を抑えるようにすることも大事かもしれません。
肌のバリアー機能を高めることと、身体の内側からの炎症対策をすることは基本ケアだと思います。