欅坂46 握手会に不審者騒動 「殺そうと思った」

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平手友梨奈

欅坂46のメンバー。最年少センターとして活躍。

柿崎 芽実

ひらがな けやき坂のメンバー

欅坂の妹分であるグループのメンバーで人気の一人

犯人は凶器を持ってメンバー握手会に出現。

2017年6月24日、千葉幕張メッセにて行われいた欅坂46の握手会会場にて、発煙筒の使用と凶器を所持していたということで男性1人がその場で現行犯逮捕されました。

犯人はレーンでの手荷物置き場にて、発煙筒を発火させたところを近くの警備員に取り押さえられました。

犯人は果物ナイフも所持しており、欅坂のメンバーを名指しにし

「殺してやろうと思った」

と供述したようです。

メンバーたちにケガはなく、発煙筒が発火されたレーンを除いてその後イベントが再開された模様です。

運営のセキュリティーの甘さが露骨に

今回、欅坂46で起きてしまった事件ですが、そもそもの安全対策に対しての甘さが話題に挙げられています。実際に会場にいた方たちへのインタビューによると

「手荷物は開けて軽く目を通す程度で、よく検査されているとは思えなかった。」

このような感想を持った方たちがかなり多かったようです。

当日の検査内容としては


1手荷物の中身を確認2金属探知機にて身体検査3レーンにて警備員立ち合いのもと手荷物を一時預ける

このような流れで行われていたようです。

つまり犯人は1.2の検査でも不審物を会場に持ち込むことができたわけですね。


ここで過去、2014年にAKB48でのイベントで起きた事件を掘り起こしてみます。

その当時の事件の内容は、同じく公式の握手会での出来事でした。


AKB48メンバーであった川栄李奈さんと入山杏奈さんが男性にノコギリのようなもので切りつけられたという事件です。男性はAKBメンバーに対して自分と比較して裕福な暮らしをしているのが許せないといった思いを持ち犯行に及んだそうです。


そしてこの事件当時で行われていたセキュリティー体制ですが、今現在のような体制はほとんどなく、握手をする寸前に手についた装飾品等を外す程度で、会場に訪れたファンたちの手荷物検査は行われていなかったのです。そしてこれ以降AKBグループでは握手会での手荷物検査が厳重になり、今に至るわけです。


つまり今現在のセキュリティー体制はかなり改善された状態ではあったものの、今回まだその体制に穴があったということですね。


おそらく今回のように実質的な会場での検査の流れは来場客が多くなるにつれて どこか流れ作業のように行われてしまっていたのではないかと筆者は推測します。 


追記 犯人の計画的な凶器持ち込み手段

セキュリティー体制に不安が残ってしまっている今回の事件ですが、実際に犯人がどのようにして凶器をもちこんだかが判明しました。

犯人が行った手段は


1 握手会会場外にて、凶器の入った自分のバッグを「他人の落とし物」として会場前にいた係員に渡す。荷物は会場内にある握手会本部へ運ばれる。2 犯人は凶器をもたない状態で手荷物検査、金属探知機ともに通過3 会場内に入ったところで、握手会本部へ「落とし物」として届けられた凶器の入った荷物を「自分の荷物」として受け取る

このような流れになっていたようです、確かに犯人は計画的に荷物を持ち込む準備と計画を企てたようです。しかしここで問題になるのは


「なぜ届けられた荷物を検査しなかったのか できなかったのか」

という点にあります。

例えば都内の駅で落とし物をしてそれを自分のものとして受け取る場合には、中身がどんなものなのか 入っているものの特徴や身分の確認が厳重にされて当然のはずですが、

今回の握手会のヶースではその検査の過程が簡易的な確認のみで行われてしまったようです。

おそらくそのような落とし物や荷物に関してのスタッフへの連絡事項や取扱いの方法がうまくいきわたっていなかったことが要因の1つだと筆者は考えました。

実質的な検査が会場入り口付近で行われていることが一種の油断を生んでしまったことは明らかですし、どんな事情であれ、あのような場でどんな荷物でも警戒を解かずに対応していれば今回のようなことは起えなかったはずです。今後具体的な追加の対策が望まれますね。

メンバーへのアフターケアをどうするのか

今回犯行は行われたのは欅坂メンバーである平手友梨奈さん、柿崎芽実さんが握手を行っていたレーン。二人にケガはなく、一時その二人のレーンは封鎖されました。他のメンバーは数十分後にイベントを再開し一日目が終了したものの、本日二日目行われた握手会では
握手会を休むメンバーが続出。

平手友梨奈さんに至ってはほぼすべての握手会の時間帯に現れないという事態になっていたようです。まだメンバーのほとんどが十代の中起きてしまった今回の事件、彼女たちのメンタル面がかなり心配されます。


とくに平手友梨奈さんはそのメンバーの中でも最年少クラスの16歳。このイベントの以前には過労によるものか声が出なくなるといった症状も出ていたほどですから、アイドルとしての過酷さは想像を超えるものだと思われます。


しかも6月25日は平手友梨奈さんの誕生日。

従来の握手会であれば、メンバー同士が楽しむ様子を報告するブログが更新されていたりするほど 仲のよい彼女たちですが、今現在になってもブログは誰一人更新されていません。誕生日を祝うコメントすら書けない状況なのだと思うと心が痛みますね。


問題はこのようなメンバーたちを今後どのようにケアしていくのか。もちろん親御さんからしたら自分の娘たちが危険にさらされているとなると黙ってはいないでしょうから何らかの協議は必要になってくるでしょう。

運営側もそのような対処を行える人材がいるのかどうか不明ですが、関係者やAKBグループでの助け合いは必須になってくるものと思われます。

おわりに

万全な体制で行われていたと思われていた今回の握手会。あわや大惨事となる寸前の事件でした。

課題となるのは

今回を機に今後の握手会へのセキュリティー体制はどうなるのか?メンバーたちへの心のケアはどうするのか?

この2つが危惧されます。


とくに今年は新アルバムや、フェスへの出場、初の全国ツアーなどを控えた年になりますから早急な対応が必要になります。頑張ってもらいたいですね。


今後の情報が入り次第また更新したいと思います。それでは。









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Sharetube