寿司店で注意すべきマナーまとめ

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知っておくべきお寿司マナー

大事な相手とのデートや商談先との食事をする際にも選ばれる寿司店。回転寿司などは多少気がねなく食事ができますが、カウンターのみの寿司店となると、すこしマナーを意識して準備しておきたいですよね。そこで今回はカウンターのみの寿司店、また寿司屋全般で知っておくべきマナーを少しまとめてみました。

ネタを分けない

ネタとシャリを分けてはダメ

これはよく知られているマナーですね。


基本的に握り寿司はネタとシャリを一緒にそのまま食べるべきだとされています。

回転寿司店などではあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、少し格式高い場所でのこの行為はするべきではありません。


小食の方で「どうしても分けて食べたい!」という方は注文の際にシャリを少な目にしてもらうか、刺身のみでの提供をお願いしましょう。

握られた寿司はすぐに食べる

寿司は鮮度が命

これはカウンター店だけではなく寿司屋全般でいえることですが、海の幸は市場にあげられてから店舗に移りお客さんの口に入るまでの過程でどんどん鮮度が落ちてしまいます。


とくに握り寿司は職人さんが握って出すまでの過程の間にもどんどん鮮度が落ちていきます。

ですので寿司が握られて目の前に出された瞬間にすぐ口に運ぶことで、寿司の味を最大限に味わえることにつながるのです。


もちろん本格的な宣伝広告を抜きにして「おいしそう~!」などといって、スマホを手にして写真を撮るなんてことはいわずもがなOUTですが、その見た目の余韻に浸っているのももったいないですのでなるべく早く食べるようにしましょう。

わさびは醤油に溶かさず、ネタに直接乗せる。

一石二鳥とは限らない

これも皆さんよくやってしまうことではないでしょうか。わさびを直接醤油に溶かし、混ぜてわさび醤油にしてまうという行為です。


これは一見わさびをお寿司につける手間が省けていい方法ですが、マナーとしてはよくありません。

そもそもわさびは料理の中の大事な食材です。鮮度だってありますしわさびの味を楽しむこともお寿司ではとても重要なことなのです。


ベストな方法はわさびを適量とり、ネタの上に直接乗せてしまう方法です。あたりまえな方法ですが少し手間がかかってしまうのは我慢して、わさびを載せる場合は1つ1つに乗せていきましょう。もちろんここでも鮮度を気にしてすばやく行うようにしましょう。

ひっくり返せない寿司にはガリで醤油をつける

むやみに醤油皿にもっていかない

よくあることで、軍艦巻きやネタ自体の上に薬味などがのっているお寿司をそのまま動かさないようにして結果としてシャリに醤油をつけてしまうという行為。


たしかにこのようなお寿司になると仕方がないのかもしれないと思われてしまいますが、寿司屋には絶対にあるガリをつかって解決することができます。


ガリを適量手に取り、ガリの先に醤油をつけます。

そしてそのガリをヘラのようにしてお寿司に醤油をつけることで、しっかりネタに味をプラスしつつネタを落とさずに食べることができます。


ちょっと下品にも見えますが、大事なネタをこぼしてしまうよりずっとマシですよね。

会計時の 指バッテン、と「お愛想をお願いします。」

カッコつけてはダメ

よく飲み会の席で見られる指をばってんにして会計を終わらせる意味を表すこの行為。

そもそもこれは芸能界で流行ったもので、現実的にはつかうべきではありません。ただのカッコつけといっても過言ではない行為ですので気を付けましょう。

もちろんお寿司屋さんで行うこともタブーです。

「お愛想」はお客が使うセリフではない

そもそもこの言葉はお客さんが使うことばではなく、握ってくれた職人さん、大将が使う言葉です。

結果的に店側が勘定を頂くわけですから、それに対して店側が愛想がなくてすみません。お愛想=会計 という意味になっています。店側の気持ちがこもった言葉だったわけですね。つまり私たちが消費者が使うのは少しおかしいわけです。


ですので会計をお願いしたい時は素直に「お会計お願いいします」というべきです。

おわりに

簡単にまとめましたがいかがでしょうか。実は知らなかったこともあったと思いますが、大事なことは


どうすればおいしくお寿司を食べるか?ということです。

そこさえ意識すれば自然とマナーは身につくと思いますので今回のまとめも参考にお寿司を楽しみましょう。それでは。





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Sharetube