日本人はたまごが大好きです。一人あたりの年間消費量は329個と言われており、これは、メキシコの352個、マレーシアの343個についで世界第三位にあたるのだそうです。卵焼き、オムレツといろんな調理法がありますが、中でも調理が簡単で腹持ちがよいゆで卵は、誰もが好むたまご料理のひとつではないでしょうか。

栄養的にも、ミネラルやビタミン、たんぱく質を程よく含んだ優秀な食べ物でもあります。

みんなが大好きなゆで卵を、たくさんおいしくいただけるアレンジレシピを集めました。

今から約20年前、ゆで卵ダイエットという減量法が流行しました。なんでもゆで卵のカロリーは、体がゆで卵を消費するカロリーよりも低いとのことで、ゆで卵を集中的に食べることで体重を減らすというものでした。

現在では、こうした単品を集中的に採るダイエット法は健康によくないとされ、推奨されることはありません。

しかし、ゆで卵がダイエットに効果的であることに間違いはないみたいです。うまく取り入れて、体に体に負担のかからないダイエットを目指したいですね。

野菜には、免疫力を高める効果があるといわれています。また、美肌に欠かせないこともよく知られていますよね。毎日のメニューに、サラダはぜひ取り入れたいもののひとつですが、野菜だけでは体に必要なたんぱく質を採ることができません。

そんなとき、ゆで卵を加えるだけで栄養バランスはしっかり整います。

たまごの白と黄色が見た目にも鮮やかですし、野菜のサラダをゴージャスに見せてくれますよ。

炭水化物がメインになるマカロニサラダにも、ゆで卵でたんぱく質を加えることができます。味もまろやかになり、腹持ちもよくなりますよ。
マカロニを合えるマヨネーズとの相性が良いことも、もちろんご承知かと思います。

マカロニサラダにゆで卵、これは欠かせないですよね。

ラーメン屋さんでいただくことが多いかもしれません。じっくりと味の染みた煮たまごは、おうちでも簡単に作ることができますよ。

ゆで卵を作り、（殻はむいてくださいね）、砂糖、醤油、みりんを混ぜた液にゆで卵を漬け込みます。タッパーでもいいですが、ビニール袋を使うとまんべんなく味がしみこみますよ。

また、煮豚を作るとき、ゆで卵を一緒に煮てもいいようです。

作っておけば日持ちもしますし、お弁当のおかずにしてもいいかもしれません。もちろん、夕飯の一品に加えてもOKです。

おなじみのゆで卵。SNSではこんな面白い工夫をたくさん見つけることができました。
みんなゆで卵が大好きなんですよね！

調理法はとっても簡単。たまごをゆでるだけなのですが、時間によってたまごの固さが変わるので、そこにちょっと気を使いますよね。

固ゆでまたご、半熟たまご、あなたはどちらがお好きですか？

ゆで卵を作るとき、あらかじめ冷蔵庫から出して常温に戻しておくと、殻がむきやすくなって便利ですよ。お湯を沸かす前に、用意しておくとよさそうですね。

鍋に沸かしたお湯にたまごを入れますが、半熟にしたい方は4～6分程度でたまごを取り出してください。黄味がとろっとした半熟卵に仕上がりますよ。

しっかり固ゆでにしたい方は、10分から13分程度。とろっとした部分を残したくない方は。13分以上ゆでると完全にゆるい部分がなくなります。

エッグタイマーを使うと、思い通りの固さにゆでることができますよ。

たまごをゆでる鍋に一緒に入れて使います。サイドから色が変わってくるので、好みの固さのところで火を止めてください。

火を止めたら、たまごをお湯から出してすぐに冷水につけます。中身が縮まって薄皮がむけやすくなります。これをしないと薄皮がはがれず、イライラすることにもなりかねませんので、忘れないでくださいね！