大韓民国3大未解決事件「華城連続殺人事件」「故イ・ヒョンホ君誘拐事件」「カエル少年失踪事件」とは
韓国三大未解決事件
<三大迷宮入り事件>「華城連続殺人事件」
(86~91年に華城市近辺の小さな村で起こった連続強姦殺人事件)
『殺人の追憶』で映画化
「イ・ヒョンホ君誘拐殺人事件」
(91年にソウル江南区で起こった9歳の少年の誘拐事件)
『あいつの声』で映画化
「カエル少年失踪事件」
『カエル少年失踪殺人事件』で映画化
出典:カエル少年失踪殺人事件
華城連続殺人事件(ファソンれんぞくさつじんじけん)は、1986年から1991年にかけて大韓民国の京畿道華城郡(ファソン)(現在の華城市)周辺で10名の女性が殺害された未解決事件で、韓国史上最初の連続殺人である。2003年公開の韓国映画、『殺人の追憶』はこの事件をモチーフにしている。2006年4月2日に、最後の事件の公訴時効が成立、全ての事件について犯人を訴追することが出来なくなった。2008年には、インターネット上で安養小学生拉致殺害事件で逮捕された39歳の男性が本事件の真犯人かもしれないという文章が掲載され、韓国で話題になった。この男性が本当に本事件の犯人であるか明らかになっていないが、信憑性は低いと思われている[1][2]。その理由として、第9の事件で精液等が取得されていることから、もしも彼が犯人であればDNA照合で警察側がすぐに犯人と断定できるはずであるのに、警察は何の動きも起こしていないことがあげられる。
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2007年の映画<そいつ声>の素材で製作されて興行に成功し多くの失踪家族の共感を勝ち取った『イ・ヒョンホ君誘拐・殺害事件』。この事件もやはり去る2006年1月控訴時効が満了したが犯人はついに捕えられなかった。1991年1月29日午後5時20分頃、ソウル江南区(カンナムグ)狎鴎亭洞(アックジョンドン)の現代アパート遊び場で友人らに最後に目撃されたヒョンホ(当時9才)君は誘拐後44日後の3月13日蚕室(チャムシル)大橋付近漢江(ハンガン)高水敷地別名『ウサギの穴』で亡くなったまま発見された。
発見当時ヒョンホ君はスカーフとナイロンひもで手が後に縛られていて、口と目はテープで詰まっているなど残酷に殺害された姿だった。解剖検査の結果の上から出た玄米、五穀ご飯、モヤシなどが誘拐当日の友人家で食べたお昼と判明、イ・ヒョンホ君は誘拐直後殺害されたと推定された。
ヒョンホ君の誘拐犯がより一層非難を受ける理由は誘拐直後ヒョンホ君を殺害しておいて44日間ヒョンホ君の両親に60回余りの電話と10回のメモを残して絶えず脅迫したところにある。
息子が生きているという信頼で44日を耐えた両親に最も残忍な方法で息子の死亡事実を伝えられた。
また、犯人は緻密に計画をたてたように警察の通話追跡を避けるために公衆電話を利用して電話をかけ、これさえ4分以上通話時間を長く引っ張らなかった。また、ヒョンホ君の両親に車の中に車内電話を用意しろと指示した後、約束場所を随時変えながら警察の尾行を締め出した。
徹底した犯人が姿を表わしたことはぴったり一度。誘拐・殺害後薬1ヶ月の後の2月20日、商業銀行上渓洞(サンゲドン)支店で700万ウォン(約52万円)を引き出そうとしていた犯人は、担当女子職員が犯行と関連した口座であることを知って慌てた表情をつくるとすぐにおかしな気配を察して直ちに逃げた後連絡を切った。
明確な端緒があることにもかかわらず、15年間犯人は五里霧中の状態で過ぎ去ったし、結局2006年控訴時効が満了するということによって犯人はもうどこかで思う存分街を闊歩しているかも知れない。
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カエル少年事件(カエルしょうねんじけん、朝鮮語: 개구리 소년 사건)は、大韓民国大邱広域市達西区に住んでいた5人の小学生が1991年3月26日に失踪した事件である。華城連続殺人事件、イ・ヒョンホ誘拐殺人事件と合わせて、韓国三大未解決事件と称される。事件直後から警察や軍を動員して捜索活動が行われたが、2002年に白骨死体として発見されるまで、全く捜査の糸口が掴めなかった事件であった。「カエルを捕まえに行く」という最後の言葉が脚光を浴びたことから、失踪小学生は通称「カエル少年(개구리 소년)」と呼ばれている。
1991年3月26日、大邱の城西(ソンソ)国民学校(小学校)に通っていた5人は、「(近くの)臥竜山にカエルを捕まえに行く」と家を出たきり戻って来なかったため、親たちは失踪届を出した。
必死の捜索活動にも関わらず、失踪小学生の行方は杳として知れなかった。韓国国民の関心も高く、1992年11月には『帰ってこいカエル少年(돌아오라 개구리 소년)』という映画まで製作された。次いで、2011年には『カエル少年失踪殺人事件(아이들)』という映画が製作された。
事件発生から11年が経過した2002年9月に、失踪小学生のものと思われる5体の白骨死体が臥竜山で発見された。検死の結果、道に迷っての遭難や転落などの事故ではなく、何者かにより殺害された事件であることが判明した。
しかし、犯人が誰であるかは不明のまま、2006年3月25日に時効が成立した。
1991年3月大邱近郊の村で「カエルをつかまえに行く」と言って遊びにでかけた5人の小学生が行方不明になる事件が発生した。
ドキュメンタリー作品のやらせが社内で問題視されソウルから大邱へと左遷された
MBS放送のカン・ジスン(パク・ヨンウ)はこの事件に関心を持つ。
ジスンはこの事件の犯人像についての独自の持論を展開するファン・ウヒョク教授
(リュ・スンリョン)に接触し事件を調べていくうちにその疑惑は失踪少年の両親へと
向けられていく・・・。
実際に起こった韓国三大未解決事件の1つを映画化した作品。