実話に元づき製作されたホラー映画まとめ
The Town That Dreaded Sundown
Town That Dreaded Sundown [Blu-ray] [Import] DVD・ブルーレイ - Amazon.co.jp |
【実話】この作品は、いくつかの実話を混ぜ合わせて製作された。
(1)昔山岳リゾート地だったカリフォルニア州ケディにある小屋で、1981年4月11日に起こった残虐殺人事件(親子3人と子供の友人1人の4人が殺害された事件で、犯人はまだ捕まっていない)。
(2)監督の子どもの頃の体験(妹と2人きりで留守番をしていた時に、突然訪問してきた見ず知らずの人たちが、知らない人の名前をあげ、探していると聞いてきた。後日、この人たちは留守宅を狙う泥棒だったと知り恐ろしくなった)。
(3)そして、カルトリーダー、チャールズ・マンソンの起こした事件を解説した『ヘルタースケルター』という本が基になっている。
ストレンジャーズ / 戦慄の訪問者 [DVD] |
正体不明 THEM (ゼム) [DVD] |
ゾンビ伝説 [DVD] |
【実話】1986年にスネデカー家が、息子のがん治療のため、病院の近くに古い家を購入。そこで心霊現象を体験するようになり、地下室から霊安室で使われる機材が出てきたことから調べたところ、葬儀場だったことが判明した。超常現象の調査・研究家として有名なウォーレン夫妻が調査したところ、子供部屋は棺おけを置く部屋として使われていたとのことで、踊る幽霊も目撃。1988年にエクソシスムが行われ、現在は幽霊も悪魔もいなくなったとされている。
エクトプラズム 怨霊の棲む家 無修正版 [Blu-ray] DVD・ブルーレイ - バージニア・マドセン, カイル・ガルナー, マーティン・ドノバン, アマンダ・クルー, イライアス・コーティアス, ピーター・コーンウェル Amazon.co.jp |
【実話】テキサス州ベア郡エレメンドルフで20世紀初めに起こった「アリゲーター・マン事件」を基に製作。
ジョー・ボール(Joseph D. (Joe) Ball、1896年1月7日 - 1938年9月23日)は、アメリカ合衆国の連続殺人者である。しばしば「アリゲーター・マン」(The Alligator Man)、「エレメンドルフの屠殺者」(Butcher of Elmendorf)、「南テキサスの青ひげ」(Bluebeard of South Texas)などと呼ばれた。この人物については、長い間実在が疑問視されていたが、テキサスの民間伝承の中でおなじみのものとなっている。
第1次世界大戦においてヨーロッパ戦線で最前線に従軍した後、密造酒の違法販売に関わるようになった。禁酒令が失効した後、故郷でもあるエルメンドルフの街で「ソーシャブル・イン」(Sociable Inn)という名の酒場を開いた。ボールは酒場の敷地内に池を作って、そこに5頭のアリゲーターを飼い、見物代を徴収していた。アリゲーターの給餌の時間には、よく生きた犬猫を池に投げ込んでいて、とりわけそれを呼び物としていた。
ボールは、このアリゲーター5頭の面倒をよくみていた。あるとき、近隣の住人が腐肉の悪臭について苦情を申し立てたとき、彼は銃を持ち出してこの住人を脅しつけ、「これはワニどもの餌で、必要なんだ」と説明した。彼の犯した殺人事件が露見する数年前から、ボールが彼の酒場に勤めていたウエイトレスたちをアリゲーターの餌にしているという冗談がよく言われていた。
暫くして、エレメンドルフ近辺に住む女性たちの失踪が報じられるようになった。失踪したとされる女性たちの中には、「ソーシャブル・イン」で働いていたウエイトレスたちや、ボールのかつてのガールフレンドたちの他にも、元の妻だった女性のうち2名までもが含まれていた。1938年9月23日、ベア郡の保安官代理2名が尋問に訪れたとき、ボールはレジスターの下に隠していた銃を取り出すや否や、自分の心臓に向けて引き金をひいた。(幾つかの文献では、頭に向けて一発撃ったとされている)彼が殺人の容疑で有罪判決を受けたならば、ほぼ確実に電気椅子に座らされているものと思われた。
「ソーシャブル・イン」で雑役夫として雇われていたクリフォード・ホイーラー(Clifford Wheeler)という男が、ボールが殺した女性2名の死体遺棄を幇助した容疑をかけられた。ホイーラーは、その女性2名の死体遺棄現場へ捜査陣を案内した。彼は捜査陣に、ボールは少なくともこの女性2名以外に少なくとも20名の女性を殺害した上、アリゲーターの餌にしてしまったことを供述した。実際には、アリゲーターが女性たちのうち誰か1名でも食べてしまったという確たる証拠は得られなかった。
「共犯者」となった5頭のアリゲーターは、サンアントニオの動物園に送られた。そして、失踪者のうちボールの3番目の妻だった女性は、数年後に生存が確認された。彼女は、前妻や他の失踪者たちの轍を踏むまいとしてボールの元から逃げ出したのだった。逃げ出したとき、3番目の妻は「4人かそれくらい」の殺人が行われていたのを知っていたが、それらの事件について特に訴追などを受けることはなかった。
悪魔の沼 デラックス・エディション [DVD] |
【実話】1966年11月から13ヶ月間、ウエスト・バージニア州のポイント・プレザントで次々と目撃された赤い目をしたUMA(未確認動物)モスマンと奇怪な出来事を基に製作。UFOに乗る"宇宙人のペット説"もあるモスマンは、200人以上に目撃されたとされたと記録されており、46人の犠牲者を出したシルバー・ブリッジ崩落事故を引き起こしたとも見られている。
エンティティー/霊体 [DVD] |
【実話】主人公のモデルとなったロレイン・ウォーレンは、カトリック教会が唯一公認した悪魔研究家である夫のエドとともに、1950年代から1万件以上の心霊事件調査に関わり、『悪魔の棲む家』など多くの映画や書籍などで扱われてきた、 “史上最も恐怖体験を持つ人物”のひとり。透視能力を持ち、邪悪な霊と真っ向から対峙するスペシャリストだ。
今回公開された映像には、現在86歳であるウォーレン女史の貴重なインタビューを始め、邪悪な事件の真相に迫る写真などが多数紹介されている。映画で、抗いようのない恐怖に引きずりこまれるペロン家の集合写真や、ウォーレン女史所蔵のショッキングな写真が数多く登場し、これ以上のない説得力で“実話”であることを訴えかけてくる。
ウォーレン女史は、「とても哀しい出来事だった。あの家に棲んでいたのは人の姿をした邪悪そのもの」と、映画で描かれている事件当時を振り返る。さらに、「怪奇現象が起こった家に住んでも影響を受けない家族もいる」と、心霊現象は取り憑かれた家族にも原因があることを示唆しているのも興味深い。
【実話】1965年10月26日、インディアナ州で殺害されたシルヴィア・ライケンスの虐待事件を小説化したジャック・ケッチャムの『隣の家の少女』 を基に製作。カーニバルで働く両親の変わりに世話をすると名乗り出たシルヴィアの友人の母親が、預けられてわずか2週目に振り込むと約束していた週20ドルの支払いが送れたとして彼女への虐待を開始。自分の子どもたちや家に出入りしていた近所の子どもたちが見守る中、殴打、罵倒、タバコの火を押し付け、裸にして膣にコーラ瓶をねじ込んだ。そして、熱湯をかけ、火傷した皮膚に塩を塗りみ、食事も与えず彼女自身が出した汚物を食べるよう強要。子どもたちにも暴行するよう命じ、シルヴィアは、3ヶ月間に渡る虐待の末、脳浮腫と脳内出血を併発し、ショック死した。事件は、「インディアナの犯罪史上で最も恐ろしい犯罪」として今なお語り継がれている。なお、シルヴィアは小児麻痺の後遺症がある妹と共に預けられていたため、逃げると妹に害が及ぶと懸念し、虐待に耐え続けたものと見られている。