実話を元に作られたショッキングな映画まとめ

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戦慄の絆(1988年)

戦慄の絆

『戦慄の絆』(せんりつのきずな 原題:Dead Ringers)は、1988年制作のカナダのサイコ・スリラー映画。デヴィッド・クローネンバーグ監督。ジェレミー・アイアンズ、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド出演。
一組の一卵性双生児の産婦人科医の兄弟が1人の美人女優に出会った事から、アイデンティティーの均衡性を崩して起こる悲劇を描く。双児の産婦人科医が共に診療室で死亡していたという、実際にあった事件からインスピレーションを得て製作された。

出典:戦慄の絆 - Wikipedia

	
	

壁の中に誰かがいる

『壁の中に誰かがいる』(かべのなかにだれかがいる 原題:The People Under the Stairs)は、1991年のアメリカ合衆国のホラー・サスペンス映画。
ウェス・クレイブン監督の代表作である。物語は、フールという少年が家賃が払えないという理由で、家主からアパートを追い出された所から始まる。彼は友達と共に、家主の財産を盗もうと企てるが、その途中で、家主が子供を監禁する精神異常者だと気付く。

 実は言うと、これは映画のために少し誇張されている部分がある。実際の話は、1978年にカリフォルニア州サンタモニカに住む夫妻が、自分たちの子供を自宅で虐待し、監禁したというものである。結局は、近所の人々の通報により、警察によって子供は保護され、夫妻は逮捕された。この恐ろしい話が、人々の間で家族関係のたとえ話しとなり、社会的にも意味のある作品となった。

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オープン・ウォーター

『オープン・ウォーター』(Open Water)は2003年公開のアメリカ映画である。監督はクリス・ケンティス。ダイビング中に手違いから海に取り残された夫婦の恐怖を描いており、実際の事件が元になっている。

サンダンス映画祭で公開後、全米で公開。予算は約12万ドルで、特殊効果はほとんど使っておらず、俳優たちは実際にサメが泳ぐ中で演技した。

ルイジアナ州の夫婦トム・ローナガンとアイリーン・ローナガンは、1998年1月25日、オーストラリアのグレート・バリア・リーフでスキューバダイビング中にグループとはぐれた。同じボートに乗っていた26人の乗客と5人のクルーは2人が見当たらないことに気づかず、船はそのまま行ってしまい、2人は鮫の泳ぐ海原に取り残されてしまった。2日後になってボートに夫妻のバッグやパスポートが残されていることが分かり、やっと捜索が行われたが、2人は見つからなかった。その後の訴訟裁判で夫妻の日記が明らかになり、夫妻が移住先であるフィジーでの仕事を嫌がっていたことや、トムが死にたがっていたことなどが分かった。

出典:オープン・ウォーター - Wikipedia

	
	

チェンジリング

『チェンジリング』(Changeling)は、2008年のアメリカ映画。クリント・イーストウッドがアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎え、1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコット事件の被害者家族の実話を元に映画化された。なお、題名は「取り替え子」という、自分の子供が醜い子供に取り替えられるというヨーロッパの伝承に基づく。

第61回カンヌ国際映画祭出品。第81回アカデミー賞主演女優賞、撮影賞、美術賞ノミネート。

1928年のことである。アンジェリーナ・ジョリー演じるシングルマザーのクリスティン・コリンズは、9歳になる息子のウォルターが失踪したことで警察に捜索願いを出していた。5ヶ月後、警察から息子が見つかったと連絡を受けるが、この子は自分の子ではないと彼女は断言する。


 まだ本当の息子を見つかっていないにも関わらず、警察は早く問題を解決したいがために、彼女の息子を適当にでっちあげたのである。そして警察は過ちを認めず、むしろ彼女が錯乱状態であるとして、精神病棟に無理やり収容したのである。そしてクリスティンは、牧師らと共に、警察と戦う覚悟を決める。


 失踪した息子ウォルターは、子供20人にも及ぶ誘拐殺人犯であるゴートン・ノースコットの事件に巻き込まれていた。のである。この映画では、クリスティンが経験した警察の不正について焦点が当てられている。

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ハネムーン・キラーズ(1969年)

『ハネムーン・キラーズ』(The Honeymoon Killers) は、1970年に製作されたレナード・カッスル監督・脚本のカルト映画である。

看護婦長であるマーサ・ベック(シャーリー・ストーラー)は恋人もおらず、母親と二人で質素に暮らしていた。そんなある日、マーサに見かねた友人は彼女に文通クラブへの入会を勧める。はじめは乗り気でなかったマーサだが、そんな彼女の元へ一通の手紙が届く。それはニューヨークに住むスペイン系移民のレイ・フェルナンデス(トニー・ロー・ビアンコ)だった。自分にラブ・レターを送った相手に恋心を抱いたマーサはいざニューヨークへ。ようやくレイと対面するマーサだったが、そんなマーサにレイは自分が結婚詐欺師であることを告白する。そのことに多少のショックを覚えるマーサだったが、そんなレイについていくことを決意。母親との生活を捨て、マーサは“共犯者”としてレイの結婚詐欺に手を染めていき、やがてそれはエスカレートして殺人まで犯していく…。

1947年、看護婦であるマーサ・ベックはある日、レイモンド・フェルナンデスと文通を始める。彼と初めて対面した時、彼が結婚詐欺師だと知る。最初は困惑したマーサであったが、やがて彼とともに詐欺に手を染め、殺害にまで至ってしまうというストーリーである。


 フェルナンデスが孤独を感じている女性に近づき、マーサが殺すという巧妙な犯罪は、最終的にマーサの家族の殺害という所にまで及ぶ。これは恐ろしい小説よりひどい話ではあるが、実際のマーサとフェルナンデスは、犯行を始めた1947年から逮捕される1949年までに、17人も殺害している。


 マーサは2歳の女の子を、泣き止まないという理由で首を絞め、水死させるほど暴力的な性格ではあったようだ。なお、1951年に彼らの死刑が執行されている。

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ブロブ~宇宙からの不明物体~

アメリカの田舎町に突然轟音とともに落ちてきた宇宙からの侵略者と戦う若者たちの姿を描く。58年の「マックイーンの絶対の危機」のリメイク版で、エグゼクティヴ・プロデューサーはアンドレ・ブレイ、製作はジャック・H・ハリスとエリオット・カストナー、監督・脚本は「エルム街の悪夢3 惨劇の館」のチャック・ラッセル、共同脚本はフランク・ダラボン、撮影はマーク・アーウィン、音楽はマイケル・ホーニッグが担当。出演は「プラトーン」のケヴィン・ディロン、ショウニー・スミス、ジョー・セネカほか。
1950年9月、フィアデルフィアに勤務していた2人の警察官が、地上に隕石が落ちるのを目撃したことによって作られた映画である。隕石が落ちた場所へ着くと2人は、悪臭を放つ、紫色の物体を発見した。約2メートルのサイズで、奇妙な光を放ち、生命があるかのように動いていたという。

 そしてその物体は、敵となるような行動は一切なかったので、警官たちは接触を試みた。警官が宇宙物体に触れると、その物体は溶けていった。この作品公開の8年後には、続編も製作されている。

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ハードキャンディ(2005年)

ハードキャンディ(2005年)

『ハードキャンディ』(Hard Candy)は2005年のアメリカのサスペンス映画。第38回(2005年)シッチェス・カタロニア国際映画祭グランプリ受賞、サンダンス映画祭上映作品。

低予算で製作されており、ほぼ全編が主人公の自宅内、2人の登場人物の会話のみでストーリーが進められる。

日本の女子高生によるオヤジ狩りのニュースに着想を得て製作された。

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エルム街の悪夢

『エルム街の悪夢』(エルムがいのあくむ、原題: A Nightmare on Elm Street)は、1984年にアメリカで公開されたホラー映画。
1981年に起こった3つの出来事を元に、この映画は作られた。監督のウェス・クレイブンによれば、それらの出来事には、悪夢によって人々が殺されたという共通点があるというのである。

 その中の出来事の1つに、全く互いに関係のない18人が、夢の中でひどい恐怖を体験し、そのまま目を覚まさずに死ぬということがあった。注目するべき点は、解剖時に、直接的な死の原因が見つける事ができなかったということだ。したがって、これはあの悪名高いプレデター、フレディ・クルーガーの仕業ではないかと人々は考えるようになった。

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隣の家の少女

1958年、小さな街で暮らすデイヴィッド(ダニエル・マンチ)の隣家に、ニューヨークから姉妹が越して来る。二人は家庭の事情で叔母(ブランチ・ベイカー)の所に預けられており、デイヴィッドはすぐに姉のメグ(ブライス・オーファース)と打ち解ける。だが、次第に彼はメグが叔母とその息子たちに虐待されていると気付き始め……。
インディアナポリスで実際に起こった殺人事件をベースとしている。

実際の話では、両親の代わりに少女を世話することになったシルビアの友人の母親が、シルビアに虐待を行っていた。虐待し始めた理由は、両親が友人の母親に、約束していた支払いが遅れたからだという。結局彼女は、3ヶ月もの虐待の末、ショック死により亡くなった。

出典:隣の家の少女 - Wikipedia

	
	

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Sharetube