【閲覧注意】宝鏡寺・新宿区戸山・NSホテル【怖い話】
NSホテル
「シングルなのに広い部屋!」案内された部屋は広く豪華でした。
ここは大阪キタにあるホテル。心配になるほどごきげんな部屋でした。
今回の一人旅は、観光を兼ねて大阪で舞台を見たんです。
ゆっくり食事をして部屋に戻ったのが午後11時頃。
1日の疲れを癒したいとバスルームへ行くと、大きな鏡があって、その真ん中に「手形」がついていました。
(お掃除のときに拭き忘れたのかも)
しょうがないなと思って濡れたタオルで拭いてみても消えません。
まるで鏡の向こう側からべったり押されたような感じでした。
そのままお風呂に入ってベッドに入り、いつのまにか爆睡。
「俺が風呂出るまで起きてるはずだろ!」
心斎橋のネオンも消えた深夜2時頃、男の人の声で起こされました。
「そう??」
カレと来てたんだっけ…寝ぼけていた私は思わず答えました。
その男は「起きろよ!」と、ベッドの端を蹴ってきました。
ベッドから飛び起きて部屋を見回しましたが、もちろん誰もいません。
ヘンな夢を見たな…と思いながら、冷蔵庫から飲み物を出しました。
そのとき、部屋の匂いに気づいたんです。
入ったときには全く気づかなかったのですが、煙草の匂いがすることに…。
この部屋は禁煙ルームで灰皿も置いていない。
だけど、たったいま煙草を消したような新しい煙草の匂いがします。
私は煙草の匂いが嫌いなので敏感なんです。
早速、フロントに電話して部屋をチェンジしてもらったんですが…。
チェックアウトの時、マネージャーから謝罪がありました。
訳を教えてもらえませんでしたが、あの部屋は普段予約を入れない部屋だそう。
「今回は、シングルの予約がダブルブッキングしてしまい、あなた様をあの部屋へ振り当ててしまいました。誠に申し訳ありませんでした。」
このホテルによく泊まっている友人に聞いたら、以前、このホテルのダブルルームでカップルの心中があったと聞きました。
女性は薬物、男性は空調に浴衣の帯をくくりつけて。
広すぎたシングルルーム、もとはそのダブルルームだったんです。
新宿区戸山
平成4年4月23日付朝日新聞朝刊。新宿区戸山に国立防衛衛星研究所が建設されることが決まり、事前調査で敷地の一角を掘り起こした際に、100体を超える白骨が発見された。
大学の医学部教授や人類学者の鑑定では、白骨は死後数十年経っていた。
また驚くべきことに、その頭蓋骨にはドリルのような物で開けた穴や銃弾により開いた穴、ノコギリで切断した跡などが残っていたという。
この辺りは旧陸軍軍医学校の跡地であり、発見された白骨は人体実験の被害者ではないかと考えられた。
このあたりで、ひどい頭痛に悩まされたり、首や髪の毛を引っ張られたりする人が多発したが、それは犠牲者の無念によって引き起こされたのではないかと近隣の住民は話しているそうだ。
宝鏡寺
人形寺とも呼ばれる宝鏡寺には無数の人形が奉納されており、その独特の雰囲気は、人形好きの人にとっても不気味に感じられるそうです。霊が出る、出ないということより、人形の山を見れば恐怖を感じると思います。
奉納される人形の多くが情念や怨念がこもったものだそうで、供養が必要だといわれます。
髪が伸びたり、夜中にすすり泣く声が聞こえたりもするそうです。
この無数にある人形の中に「万勢伊さま」と呼ばれる、後西天皇の皇女であった本覚院が大切にしていた人形がまつられています。
この人形には魂が宿っており、毎夜、寺の境内をめぐり歩いているといわれています。
春と秋の人形展の際に、これらの人形を見ることができるそうです。