16歳の少女が同級生の少女を暴行、殺害!「広島LINE殺人事件」とは
広島LINE殺人事件
2013年6月、広島県呉市で、16歳の無職少女がSNSアプリ「LINE」上での口論をきっかけに元同級生の16歳の少女を暴行、殺害し、遺体を呉市の山中に遺棄した事件。広島県警は、母親に付き添われて自首した少女を死体遺棄容疑で逮捕。少女の供述から、ほかに6名の男女が暴行に加わっていたことが判明し、県警は計7人を強盗殺人、監禁などの容疑で再逮捕した。
出典:広島LINE殺人事件に見る少年犯罪の不気味な少なさ ことの発端は7月12日、少女が警察署に出頭、「友人と山に行き、殺して遺体を捨てた」と自首したことです。 広島県警は事情聴取を行なった後に一旦少女を帰宅させ、供述に基いて呉市の灰ヶ峰(はいがみね)山中を捜索したところ、13日に遺体を発見しました。 被害者少女は広島市安佐北区に住む黒瀬恵利華さんで、加害者少女と高等専修学校の元同級生。6月下旬から行方不明になり親から捜索願が出されていたそうです。 DNAおよび歯型の鑑定により、被害者の少女は、最初に自首した少女の元同級生で高等専修学校の黒瀬恵利華さん(16)だと特定されました。 加害者少女の母親は16日、県警を通じて「今回、私の子供が起こした事件で、母親として被害者の方に心からおわびします」とのコメントを出している。 県警は呉署に捜査本部を設置し、殺人容疑も視野に2人の交友関係やトラブルなどについて慎重に調べを進めていました。 当所、少女は一貫して「1人でやった」、「被害者少女と2人で山へ行った」などと供述していましたが、供述内容に矛盾した点があることから、県警は協力者がいるとみて捜査していました。 そして17日深夜になり、新たに6人の男女が逮捕されました。 6人のうち5人はいずれも16歳で無職。(男子2人、女子3人) しかし残る1人は鳥取県湯梨浜町の無職、瀬戸大平(せとたいへい)容疑者(21)で、5歳も年が離れた成人男性でした。
残虐なリンチの全容
少女が自首する前日、母親に 対し、無料通話アプリの「ラインで悪口を書かれて腹が立った」と、殺害の動機について話したということですが、押収した少女のスマートフォンに、そう いったやり取りは残されておらず、警察は、通信記録の解析を進めています。少女が殺害したという高等専修学校の元同級生のブログには、「遊ぶよー」 「だーい好き」などと、事件前に2人が仲が良かったことを伺わせる書き込みもありました。
首絞めてグッタリしたあとに、体を抱きしめて座って、他の人が首を抱えるよう に腕で固定して、 ねじるようにしてへし折った。首は真後ろを向いていたと言う。
足も膝ではなく てスネが砕けていて 内側に反り返っていて、腕も両方とも肘 から逆に折れていたそうだ。
腐敗が激しく根性焼きの正確な数は不明だが、500くらい全身に焼き付けたと いう。
右目の眼球は破裂して飛び出して いた。
指はグーのまま 踏みつけられたのか全数骨折。 凄惨な暴行があったようだが、殺意は未だに認められない
逮捕された少女が携帯電話の通信アプリ「LINE」で友人に犯行時の状況などを打ち明けていたことが新たにわかった
逮捕された少女の友人「グループチャットでけんかになって、うちが聞いたのは、最初は相手(被害者)が『おまえは人間じゃない』とか『**や』と言って、その子(逮捕された少女)がキレて、『殺してやるけえこっちまで来いや』
みたいなこと言ったらほんまに来たらしくて、それで殺したと聞きました」
「(Q:どうやって殺してしまったとか、他に誰かいたとかは?)1対1だったというふうに聞いていたし、
殺したのは、殴って、蹴って、根性焼きとか、そうしたら動かなくなったので、首締めて投げて捨てたみたいな感じでした。
(Q:根性焼きというのは?)たばこの火を手に焼く感じ」
逮捕された少女について友人は「(Q:時折人に手を上げてしまうということはこれまでもあった?)そうですね。それはありました。
(Q:物を使うのですか?)いや、物を使ったのは見たことないです。自分の手でやりよったのは何回も見たけど。
(Q:誰かにやらせるのか?一緒になってやるのか?)自分自身でイライラしているのが止められなくて、自分自身でやってしまう
ってかんじでした」
なぜ、グループチャット上で被害者とみられる少女と言い合いになったのか。逮捕された少女の元交際相手に
被害者とみられる少女が近づいたため、トラブルになっていたとの証言もある。
2人を知る人「(Q:考えられる原因は?)男…だと思う。『イライラするからほんまに殺したい』って」
広島死体遺棄 16歳加害者少女の素顔(1)犯行後も平然と日常生活を送っていた
事件当日に、被害者の恭子さんをかなえが呼び出したあと、集団で殴る蹴るの“制裁”を加え、首を絞めたあげく骨をへし折り、遺体を山中に投げ捨てていたことがわかった。「ある友人の『生きているのでは?』のメッセージに対しかなえは、『ないない。みにいった』と犯行の約10日後に遺体を確認しに行ったことを明かしています」(前出・地元記者)
この残虐な犯行で浮かび上がってきたのが、リンチグループメンバーたちの堕落した生活ぶりだった。3人を知る地元住民が言う。
「かなえ、少年B、少女Cの3人は、マンションで同居生活を送っていました。毎日、3人一緒に夜の12時ぐらいに帰ってきて、深夜3時ぐらいまで騒いでいましたよ」
主犯のかなえは、母親と妹の3人暮らし。
「昼間からウロチョロして、夕方になると実家から市街地に続く大通りへ出る道を歩いて行っとった。
(かなえを)最後に見たのは7月の頭ぐらい。いつもと変わらない様子で忙しく電話をしながら歩いとった」(近隣住民)
同級生の恭子さんを殺害したあとも平然と、日常生活を送っていたかなえ。リンチに加担した少年少女たちも鳥取で潜伏生活を送っていたという。
しかし自主の理由は、、、
少女は12日午後1時10分ごろ、母親に付き添われて県警広島東署に自首した。「友達を殺して灰ケ峰に捨てた」と話したため、県警が捜索。13日夕に遺体が見つかり、少女は14日未明、死体遺棄容疑で逮捕された。
少女は6月下旬、新たに逮捕された6人と共謀し、灰ケ峰の山中に女性の遺体を遺棄したとされている。
この女性は少女と広島市の高等専修学校で同級生だった女子生徒(16)とみられている。
捜査関係者によると、少女は遺棄後、しばらく日がたってから現場に行き、「遺体を見てその傷みの激しさにとても動揺した」という趣旨の話をしているという。遺体を目撃して以降、精神的に不安定になり、自首することを決めたという。
捜査本部によると、遺体は発見時、損傷が著しく、人物が特定できるような状況ではなかったという。
自首後にいったん帰宅し逃走図る
“スマホ世代の闇”が生んだ犯罪!!? マスコミの「広島LINE殺人事件」報道に違和感の声
登録ユーザー数が世界2億人を突破し、利用者がさらに急増している「LINE」の周辺が騒がしくなっている。運営元は7月23日、これまでKDDIで行なっていた18歳未満のID検索の制限を、9月をめどに全キャリアに対応すると発表した。本来は電話帳に登録した友人や家族とのコミュニケーションをとるためのツールがLINEだが、掲示板アプリなどでIDを教え合い、ID検索で相手を探せば見知らぬ者同士でもつながることができる。これが悪用され未成年が事件に巻き込まれるケースが多発しており、その改善策として打ち出されたようだ。
未成年の利用制限は仕方ないところだが、発表が突然すぎた感は否めない。この背景には、LINEのグループチャット上での会話が殺人にまで発展したとされる「広島同級生殺人事件」の影響によって、LINEに世間の批判が集中したことも関係しているようだ。
今月13日に発覚した同事件は、主犯である16歳の無職少女が仲間たちと共謀し、元同級生の少女をリンチの末に殺害。犯行の動機を「LINEに悪口を書き込まれたから」と語ったことが世間に衝撃を与えた。「アプリで悪口を書かれたくらいで人を殺す」という“スマホ世代の恐ろしさ”がマスコミで喧伝され、一部メディアでは「LINE殺人事件」とも呼ばれている。
しかし、この残酷な事件は本当に「スマホ世代」ならではの現代的な犯罪なのだろうか。
一部報道によると、主犯の少女は仲間6、7人を集めて「接客業」をしていた時期があり、知人に「最初の1ヶ月で100万円くらい稼いだ」と話していた。殺害された少女もこの接客業に従事していたが、利益分配などをめぐってトラブルがあったようだ。あるメディアは、この接客業が「闇デリヘル」だったとし、主犯の少女が元締めだったと指摘している。
また、共犯として逮捕された少年の一人は主犯の少女と交際中だったが、被害者の少女と三角関係になっていたとも伝えられている。この一連の情報が事実なら「LINEで悪口を言われた」のは単なるきっかけでしかなく、実際は「カネ」と「色恋沙汰」という、ありふれた動機である可能性が浮かんでくる。情報ツールとしてLINEが絡んでいるのは事実だが、事件の背景自体はかなり古典的なものと思える。LINEの存在をクローズアップしすぎれば、事件の本質を見誤ることになるだろう。
この違和感はネットユーザーの多くが感じているようで、Twitter上では、
「16歳『LINEで悪口を書かれた』→殺人 マスコミ『若者に広がるLINEの闇!』 63歳『悪口を言われ集落から孤立した』→殺人 なにがLINEの闇だよガキもジジイも同じじゃねーかよ」
というツイートが爆発的に拡散されている。広島の事件に続き、山口県周南市で5人の遺体が発見され、重要参考人の63歳の男の行方が分からなくなっている事件が注目されているが、この事件と広島の事件の背景は変わらないと指摘する声だ。63歳の男が事件に関与しているかは現時点では未確定だが、事件の2年前に「悪口を言われて集落で孤立している」と警察に相談するなど、集団内のコミュニケーション上のトラブルが事件の背景にあったといわれている。一見、全く共通点のない事件に思えるが、その根本は大差ないのかもしれない。
だとすれば、LINEやスマホ世代の不気味さを強調するマスコミの報道はミスリードといえそうだが、その圧力に押されてLINEは機能制限に至ったのだろうか。
「広島の事件の報道は、確かにLINEをクローズアップし過ぎている。しかし、LINEのID検索を利用した出会いや援助交際が行われていたのは事実。運営元は以前からID検索の制限の動きを強めていたが、今回の事件をきっかけに全キャリアでの対応に踏み切ったとみられている。ただし、今回の制限以降も掲示板アプリなどで未成年の情報が検索できる状況は変わらず、どこまで効果があるかは疑問視されている」
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