【閲覧注意】行方不明・違和感・同窓会・お面・虐待・犬鳴峠【怖い話】

著者:
投稿日:
更新日:

行方不明

ある日、地方に住んでいる6歳の幼女が1人行方不明になった。

母親が公園で主婦友達と話している数分の間に公園から居なくなった。

どこを探しても居ない、警察も検問を各地に配置したが一向に見つからない。

警察も半分諦めていた。

1ヵ月後、諦めきれない親がとうとう最後の手段とも言える。

アメリカで有名な透視能力者を大金を叩いて招いた。

早速両親は娘が今、どこにいるのか透視して貰った。

透視能力者は透視を始めた。

何分か経って透視能力者は一言。

「この子は元気ですよ」

この言葉に両親、親族は大喜び。

さらに透視能力者は

「この子の周りには豪華絢爛な家具が見えるので多分、裕福な家庭にいる事が推測されます」

この言葉に両親、親族は多少の疑問を抱きながらも喜んだ。

そして母親が核心に迫った。

「娘は今、どこにいるのですか?詳しい場所を教えて下さい」と熱の入った口調で言った。

透視能力者は一言こう言った。


「あなたの娘さんは世界中にいます」

違和感

少年が小学校から帰宅した。


「ただいま」


少年はランドセルを自室に置くと、リビングへ直行した。

台所では、トントントンと包丁を叩く音が響いていた。

少年は16:00~19:00までビデオゲームをしていた。

覚えている限り、少年は2度トイレへ行き、ゲームの攻略法を聞きに、 台所前の廊下(玄関から続く)にある電話の子機を取りにリビングを離れた。

ちなみにゲームをしていた時刻は概算ではあるが、少年はほぼ間違いないと言っている。


「お母さん、今日の夕飯なに?」

同窓会

ある日、クラス会があり懐かしいクラスメイト30名の再開を喜んだ。

その帰り、近くに小学校を見つけると、昔よくやっていた鬼ごっこをしようという話になった。

俺が鬼になり、全員を見つけるのに時間はかからなかった。

みんな明るいところにばっかり隠れるんだからな。見つけやすかったよ。


ところが、数を数えると29名。一人足りないことに気づき、時間も深夜1時を回っていたこともあって、みんなで探すことにした。

すると、すぐに見つけることができた。

そこで解散しようとすると、もっと一緒に遊ぼうぜと友人達が言った。

しかし、時間も時間だしということで半ば強制的に解散することにした。

そのとき、変にみんなを怖がらせる必要は無いと思い黙っていたが、俺だけそのことに気づいていた。

翌日、あの小学校で他殺死体が見つかったというニュースが流れた。俺はやっぱりなと思った。

最後の一人の顔に見覚えが無かったから。

お面

895 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/02/25(月) 04:22:01.25 ID:4FCuDJbc0

友人が夜道を歩いていた時、お面が落ちていたそうな。

縁日とかあったっけと思いながら脇に避けて歩き続けた。

だいぶお面に近付いた頃合いで、友人は変な事に気付いた。

プラスチックとかで出来たパーティー用のお面じゃなくて、妙に生々しい人の顔のお面だった。

気味悪いなぁと思いながら足早に横を通り抜けようとした所、


「おこんばんわぁ」


そう声を掛けられた。

虐待

「お姉ちゃん、お母さんが怖いよ」

「大丈夫、私が守ってあげる」

私はそう言ってアザだらけの妹を抱きしめた。

私たち姉妹は母に虐待を受けていた。

父が死んで以来、母は精神的に病んでしまい、自分が誰なのかすら理解できていないようだった。

そんなある日、学校から帰ると廊下に何かを引きずったような赤黒い跡。と、ほんの一瞬、何かが視界の隅をよぎる。赤い液体の滴る袋を引きずりながら、廊下の角を曲がっていく女。あの青い花柄のワンピースは…母だ。間違いない。袋の中身は…いやそんなはずはない。赤黒い跡を追い掛けてみるとタンスの前で途切れていた。母の姿は見えない。意を決してタンスを開くとそこには袋があった。…恐る恐る袋を開けて愕然とした。袋には夥しい数のぬいぐるみが詰まっているだけだった。

「そうなんです。私には妹なんていなかったんだ。そうなんですね?先生」「はい、そうです。だが、あなたはまだ気づいていないことがある」

私は混乱し、うつむいて青い花柄のワンピースのすそをぎゅっと握った。

【解説】自分自身が「母」だった

犬鳴峠

633 本当にあった怖い名無し sage New! 2005/07/16(土) 14:00:55 ID:8USfciY40

バイト友達に聞いた話。怖くなかったらスマソ

その友達をAとする。


Aは地元が九州で、

先輩と一緒に近くの心霊スポットによく行っていたらしい。


その日も、先輩や友達数人と車を走らせて向かった。

行き先は犬鳴き峠とかいうところだとか。

その峠にそばには部落(差別用語ゴメンナサイ)の村があり、

外とはまったく交友をもたないところらしい。





著者プロフィール
Sharetube