【閲覧注意】違和感・死者への電話・不思議なページ・だるまさんがころんだ・首吊り・死神くん【怖い話】

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違和感

少年が小学校から帰宅した。


「ただいま」


少年はランドセルを自室に置くと、リビングへ直行した。

台所では、トントントンと包丁を叩く音が響いていた。

少年は16:00~19:00までビデオゲームをしていた。

覚えている限り、少年は2度トイレへ行き、ゲームの攻略法を聞きに、 台所前の廊下(玄関から続く)にある電話の子機を取りにリビングを離れた。

ちなみにゲームをしていた時刻は概算ではあるが、少年はほぼ間違いないと言っている。


「お母さん、今日の夕飯なに?」


少年はテレビに目を向けたまま、母親にたずねた。

親は料理の準備をしているのか、返事もせず包丁で叩き続けていた。

少年は母親はあまり機嫌がよくないと思い、無視されても気にしなかった。

ゲームに飽きた少年はテレビ番組を見つつ、19:35あたりに風呂に入ろうとした。

風呂釜には水も張っておらず、文句を言おうとしたがやめたという。

風呂がわきテレビを見るのをやめ、20:00ほどに少年は風呂に入った。

風呂場で遊びながら、少年は空腹を感じたという。

風呂からあがって上半身裸のまま、少年は台所へ向かう。


「お母さん、晩ご飯まだ?」


少年はそのとき、初めて違和感に気づいたという。


「……おばさん、誰?」

死者への電話

10 本当にあった怖い名無し sage 2013/02/09(土) 08:17:36.53 ID:/EdzO+wC0

昨夜あったことを聞いてください。怖くないけど不思議なの。


かみさんが織田さん(仮名)って人に電話がかかっちゃってるよと言って俺を起こしたのよ。

枕元のiphoneをみると確かに織田さんに発信中。慌てて切って時間をみると2時ちょい過ぎ。

こんな時間に知らない相手からかかって来たら相手の人も迷惑だよなって思ったのよ。

というのも織田さんは4年くらい前に亡くなってるの。自殺。

1990年の10月、私がアメリカの大学で経験した話。 

アメリカの学生はとにかく課題レポートを書かされる。

もちろんパソコンを使って仕上げるわけで。

私の大学には50台程度のコンピューターが整備されているラボがいくつもあった。

学生はここで夜通しレポートをタイピングするわけだ。


その日も私は相変わらずレポート作成に忙しかった。

夕食を済ませ、寮から荷物を抱えてコンピューターラボに入り、パソコンの前に座った。

当時は来る日も来る日も同じような生活で、うんざりだった。

ここのパソコンはインターネットに接続されていた。

まだウェブブラウザが「モザイク」メインだった頃だ。

ウェブコンテンツも研究者の研究成果発表などばかりで、さほど面白いものではなかった。

検索エンジンなどは進化しておらず、URLはもっぱらページ制作者本人から口頭で教えてもらうことが多かった。


その夜、私はいつものようにレポートをしばらく書いていた。

その時、何気なく目をやったパソコンデスクに、鉛筆でURLが書かれていた。

学生がメモ代わりにしたんだろう。

気分転換にはなるだろうと思い、私はそのURLをブラウザに入力してみた。

しばらくすると画面にはページが現れた。

信じられないページだった。

そこには薄暗い部屋で床に血だらけで倒れている男性の写真があった。私はこのような残酷な写真に戦慄し、吐き気を催した。


よく見ると、画像の下にはこんな一文が添えられていた。


"A guy in Michigan, aged around 30, Killed by me today"

間違いない、殺人者が自らの犯罪を自慢するサイトだ。

私は何かとんでもないものを知ってしまったのではと思い、すぐにラボを飛び出して寮に帰った。

翌日まで誰とも話すことが出来なかった。


次の日の朝。私は再度ラボに出向いた。

そして、昨日のウェブサイトが気のせいであることを信じてURLを開く。

現れたのは同じく薄暗い部屋の画像だった。

しかし、今回は床に倒れているのが丸裸で仰向けになっている女性だ。

左乳房に大きなナイフが刺さっている。

口、鼻、耳から血が流れている。

写真の下にはまたも一文が添えられていた。


"A bitch in Michigan, aged around 30, Killed by me today"

すぐに私は大学警察に行き、警官に相談した。

しかし、まだウェブがまったくメジャーでなかった頃だ。

「ウェブで殺人者が犠牲者の画像ファイルを掲載している」といっても、うまく理解してもらえない。

それに恥ずかしい話だが私の稚拙な語学力も足かせになり、取り合ってもらえなかった。

恐怖と好奇心が一緒になった独特の心境で再度ラボに戻り、そのウェブサイトのURLを入力してみた。

すると、その日数時間前まであった画像はすでになくなっていた。

その代わりに、なぜか私の住所と電話番号が書かれていた。

その後にメッセージが一文。


「You are the next star on my Web.」

私は持ち物のほぼ全てを友人に譲り、2日後に帰国した。

ミシガン大学で経験した実話です。

だるまさんがころんだ

お風呂に入って頭を洗っている時、「だるまさんがころんだ」と口にしてはいけません。

頭の中で考えることも危険です。


何故なら、前かがみで目を閉じて頭を洗っている姿が「だるまさんがころんだ」で遊んでいるように見える。

加えて水場は霊を呼び易く、家の中でもキッチンやお風呂場などは霊があつまる格好の場となるからです。

首吊り

爺ちゃんは消防士で、その頃はちょっと田舎の詰め所みたいな消防署で待機してたんだと

そしたら警官がその詰め所に飛び込んできた。

「すまん、(爺ちゃんの名前)さん! ちょっと手伝ってくれんか!」

「どうしたのね」

「一家心中だわ。揃って首吊り」

「わかった」

職業柄か単に肝が太いのか、元々そういうことにも慣れっこだったみたいで、言われたまま飛び出した。


道中聞いた話では、その一家心中した家族の親戚っていう人がその家を訪ねたら揃って軒先で吊っていたようで、電話連絡を受けて警官も一回見に行ったんだと。


まあ人数が人数で、一家揃って並んでるのを見てちょっとビビったらしく、親戚に人を呼んでくると言って、爺ちゃんに助けを頼んだらしい。

んで二人して家に着いたら、警官が腰を抜かして驚いた。


「どうしたね?」


「ひ、一人増えとる!」


軒先に、一家と一緒に、通報した親戚がぶら下がっていたそうだ…

死神くん

118 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/05(火) 12:05:55.96 ID:t4qKPEpb0

ごめん、あんまり怖くないかもだけど。


昨年の夏の話。


その夜は友人との飲み会で、かなり帰りが遅くなった。終電も逃し、このまま朝まで飲み明かすかーって話だったんだけど、私は次の日用事があったので帰ることにしたんだ。


私の自宅は新宿からそう遠くなく、タクシーに乗ればすぐに着くけど、まあ歩けない距離じゃないし酔い覚ましがてら歩いて帰るかってことで、暗い夜道を一人で歩いた。





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Sharetube