【閲覧注意】放送事件・電波受信・男か女か・おまじない・彼女を作らない理由・黒田君の話【怖い話】

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放送事件

80年代前半の出来事。

午前10時過ぎ、2時間目の授業の最中、放送の流れるスピーカーの電源が入り

「・・・さい。・・・なります。・・・さい。・・・なります」

と、抑揚の無い棒読みの声で、低めの大人の女性の声で放送が流れる。


1・2年生には泣きだす児童もいたため、1,2年生の担任の先生は教室に待機

3年生の教室に居た3年の担任の男性のA先生が、生徒を落ち着かせた後真っ先に放送室を確認に向かう。


続いて4~6年生の担任等他の先生や用務員が駆けつけ、真っ先に駆けつけていたA先生に情況を聞くも、「放送をした者を確認できなかった」

当時、学校にいた女性の先生は皆授業中だった。

学校では、外部の者が学校に侵入し行った悪戯として、防犯体制を強化した。


これは俺が小学校に入学するだいぶ前に起きた事件。

真っ先に駆けつけた3年生の担任のA先生は、その事件の日から体調不良を理由に、仕事を休むようになっている。


他の先生たちで台替えの授業を行ってA先生の復帰を待ったけど、A先生は結局3週間ほどで退職。

3年生の生徒が手紙を書いたり連絡を取ろうとするも、連絡はつかなかった。

さらに、A先生は精神病で病院に入院しているという噂が流れる。


件の流れた謎の放送、「・・・さい。・・・なります」、はボソボソとした口調だった為、

生徒の間で、こう聞こえたー、いやいやこうだー、と様々な意見が流れたが、

一番多かった意見が



「見ないでください。おかしくなります」

電波受信

806 本当にあった怖い名無し sage 2005/07/17(日) 11:43:02 ID:4LOvp1H10

ちょっと怖い女の人が近所に住んでる。


初めて見かけたのは2年位前の夜中、仕事帰りに自宅の近くで。

黒髪の長髪の女性で、歩きながら流暢に「株が○×…」とかデカい声で喋ってるんで、

「こんな夜中に携帯で仕事の話か…」とか思いつつ通り過ぎたんだが

すれ違った後に気付いた。「あの人、携帯持ってない…」

いわゆる「電波受信してる人」だった。それに気付いて私が早足で家路につく中

女性はずーっと「株が○×、ちゃんとやってくれないと×○…」と延々と喋り続けてた。

ファミレスの出来事です。

当時中学3年生の僕たちは2人で勉強していたのですが、1人の客がまるで向こうに相手がいるかのように話していたんです。

気持ち悪いな~と思っているとグラスは2つ。

店員さんも気を使ってるんだなとそのときは思っていたんです。


で、その友達と今日飲むことになりそのことを話したのですが、どうもおかしい。僕は「変な女」を見たはずなのに友達は「変な男」を見たというのです。

流石に7年も前のことなので間違えているのかな?と思ったのですが、僕たちがどこに座ったか、その「変な客」はどこにいたか、があてはまるんです。

女だと思っている僕は女は僕から見て後ろ、男だと思っている友達は僕から見て向かい側にいた、というのです。

まるでその「変な客」が向かい合っているように…

会話も僕が聞いたのは「そうだよね~」や頷きに対して友達が聞いたのは「~が~でさ~」といった会話で僕たちの話を合わせると会話のようになるのでした。


ここで終わりにすれば良かったのですが2次会でそのファミレスに行くことになり、7年前と同じ席に着いて何か見えるかな~って閉店まで待ってました。

でも何も起こるはずもない。

失礼だったのですがラストオーダーを聞きに店員がきたとき僕が

「このお店にお客で1人だけなのにグラスを2つおいて相手がいるみたいに話すお客っていましたか?」

と聞いたんです。

そしたら店員が少し考えた後に

「そういうお客様の話はあります。私も見たことはあります」

と言ったんです。

どうやら僕たちが見たのは片方は見てはいけないものみたいだったようで…

怖くて僕は聞けなかったのですが友達が

「それは男性ですか?女性ですか?」

と聞きました。


店員は

「このことは内密にお願いします。女性です」

と言ってすぐに立ち去りました。

もともと友達は霊感があるらしく「何か」を見ることがあるようですがあるべきものが「ない」という体験はないらしく2人で呆然としていました。


で、会計のときに僕が

「そのお客はまだ来ているんですか?」

と聞いたところ

「まだ来ていますが、お客様はもう来ないほうがよろしいと思いますよ」

と言われました。


その後、コンビ二でお酒買って飲み直そうとしたのですが、救急車が頻繁に通り怖くなって(僕が)お開きにしました。


つい1時間前の話です。ちなみに友達は明日、開店から閉店までそのお店に張り込むつもりです。


以上でした。怖くなかったらすいません。


すいません、伝えづらくて…。文章力がないので補足で勘弁して下さい。

僕の見えた(他の人も見える)「変な客」の女性は生きていて、友達の見た「変な客」の男性はあちらの方みたいです。


謎なのは、なんで生きている女性を友達が見ることが出来なかったのかにあるかと…

おまじない

 

ついこのまえなんですけど、


読んでた小説が面白くって朝から起きてすぐに読み始めたの。


まあ、横の彼氏は普通にグースカねてて、


久々の休みなんでだらけようと思ったんだよね


そしたら、なんかきゅうにねむくなって、


「あれ、小説後ちょっとなのに。。。」むきー


とか思ってたんだけど、いつのまにか落ちちゃった。


それからどのくらいたってからなのか、


気がついたら、意識があるのに体が動かない・・・

彼女を作らない理由

俺の親戚の兄ちゃん(つっても30代だけど)から聞いた話。


兄ちゃんには昔彼女がいたが、白血病になった。

兄ちゃんは頻繁にお見舞いに行ったり、美味しいもの買ってきたりして、彼女を慰めた。

彼女も喜んでいたが、悲しい事に亡くなってしまった。


しばらく抜け殻のように兄ちゃんはなっていたが、49日あたりの時、彼女が現れた。

1人で酒飲んでて、トイレから戻ってきたら、生前の姿でベッドに腰掛けていたという。

兄ちゃんは涙をボロボロ流して、会いにきてくれたか~そうかぁ~的な事を叫んだ。


彼女もニッコリと笑いながら、何かつぶやいていた。

兄ちゃんが泣きながらベッドの彼女の横に座ると、彼女は本当に天使の様にニッコリ笑いながら

「死ねッ死ねッ死ねッ死ねッ死ねッ死ねッ死ねッ死ねッ死ねッ死ねッ」

と、呪文の様につぶやいているのが聞こえたという。

笑顔だけに心底ゾッとしたと言う。


百年の恋も冷め、翌日すぐに懇意のお寺に行った。

「これはいけませんなぁ」と住職。

お払いしてもらったら出なくなったという。


「別に浮気してたわけでもなし…もう誰も信じられなくなったなぁ」


兄ちゃんはそれ以来、女遊びはするが、彼女を作る事はしなくなったという。

黒田君の話

僕が彼に出会ったのは、高校1年生の時のことです。 

一応政令指定都市ですが、都心ではありません。

家から歩いて3分以内に何軒かコンビニはありますが、全部ローソンです。

小洒落た雑誌に載っている服を買おうと思うならば、30分電車に乗って遠出しなければなりません。

僕が育ち彼と出会ったのは、そんな街です。

彼は全くもってごく普通の少年に見えました。彼は黒田硫黄のファンなので、黒田くんと呼んでおきます。

高校1年生にしては背が高く、色が白くて肌が綺麗な、ちょっと優男風の見た目で、

高校生らしく浮かれ騒ぎが好きで、ノリとテンションで生きているようなところがあり、

よく喋る、ごく普通の同級生でした。

今お話しようとしている事件?を境目に、僕と時々話すようになるまでは、

それほど気になるというほどの存在ではありませんでした。

それは体育祭の直後だった記憶があるので、一学期の終わりのことだったと思います。

クラスの奴らの顔と名前もほぼ一致して、中学時代の友人たちとだけ親しく話をする時期も終わった頃でした。

初夏の夜ももう更け、高校生が出歩くにはやや遅い時間、僕はその一帯では一番の繁華街を歩いていました。