百田尚樹氏、ようやく事実を語る・・・やしきたかじんの最期を綴った「殉愛」にまつわる疑惑の数々
関西の視聴率王・やしきたかじんの最期を綴ったノンフィクション小説「殉愛」。オリコン売上ランキングで1位になるなど、話題になっていましたがその内容に次々と疑惑が浮上。そんな中、百田尚樹氏が騒動に言及。しかし、たかじんの弟子が筆跡疑惑に言及するなど、同書は窮地に陥っています。
やしきたかじんの最期を綴った『殉愛』
殉愛
誰も知らなかった、やしきたかじん最後の741日。
2014年1月3日、ひとりの歌手が食道がんで亡くなった「関西の視聴率王」やしきたかじん。
ベールに包まれた2年間の闘病生活には、その看病に人生のすべてを捧げた、かけがえのない女性がいた。
夜ごとに訪れる幻覚と、死の淵を彷徨った合併症の苦しみ。奇跡の番組復帰の喜びと、直後に知らされた再発の絶望。
そして、今わの際で振り絞るように発した、最後の言葉とは――。
この物語は、愛を知らなかった男が、本当の愛を知る物語である。
『永遠の0』『海賊とよばれた男』の百田尚樹が、故人の遺志を継いで記す、かつてない純愛ノンフィクション。
今年1月に食道がんのために亡くなった歌手・やしきたかじんさん(享年64)の闘病生活などを作家・百田尚樹がつづったノンフィクション『殉愛』
出典:たかじんさんの遺言本が首位! 百田尚樹氏、自著単行本で歴代2位の週間売上 "たかじんさんが残した膨大な量のメモと妻さくらさんが綴った看病の記録をもとに、関係者に合計300時間を超える取材を行ったうえで、「殉愛」を書き上げたという" 出典:やしきたかじんさんの暴露本「殉愛」が出版、著者は百田尚樹氏 壮絶な闘病生活の真相と、亡くなる3カ月前に極秘結婚していた謎の女性の正体が明らかにされている 出典:たかじんさん闘病全容が明らかに…最後の741日、百田尚樹氏が描く ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
TVで感動ストーリーが流れたこともあって、売上ランキング1位を獲得
百田尚樹が綴ったノンフィクション「殉愛」(11月7日発売/幻冬舎)が、週間売上6.5万部で今週11月17日付けのオリコン週間“本”ランキングのBOOK(総合)部門の首位を獲得した。
出典:やしきたかじんさんの遺言本「殉愛」が首位を獲得 - ライブドアニュース
ヒット早々に同書に様々な疑惑が持ち上がる
やしきたかじんさんの32歳年下妻・さくら夫人に、ネットユーザーから“疑惑の目”が向けられている。かねてから、たかじんさんが亡くなる3カ月前に極秘入籍したことで、「さくら夫人は遺産狙いではないか?」と噂が絶えない。
出典:やしきたかじんさん妻・さくら夫人、「イタリア人男性と重婚」「感動メモねつ造」疑惑の数々|サイゾーウーマン
そんなにわかに注目を集めるさくら夫人だが、ネット上ではイタリア人男性とのある疑惑が浮上しているというから驚きだ。
出典:やしきたかじんさん妻・さくら夫人、「イタリア人男性と重婚」「感動メモねつ造」疑惑の数々|サイゾーウーマン
「もともとさくら夫人は、イタリアでネイルサロンを経営しており、2011年12月に一時帰国した際、たかじんさんと出会ったといわれていますが、実は10年9月に、現地の年下男性と結婚していたようなんです。
出典:やしきたかじんさん妻・さくら夫人、「イタリア人男性と重婚」「感動メモねつ造」疑惑の数々|サイゾーウーマン
その事実は、さくら夫人の過去のブログ『都会っ子イタリアに嫁ぐ』(現在は削除済み)に記されており、また現在ネット上には、10年9月29日付けのさくら夫人とイタリア人夫の結婚式の写真まで流出しています。
出典:やしきたかじんさん妻・さくら夫人、「イタリア人男性と重婚」「感動メモねつ造」疑惑の数々|サイゾーウーマン
疑惑のイタリア人夫との結婚式の画像が流出
さくらさんの“重婚疑惑”がネット上で騒がれているが、それを決定づけるであろう証拠写真が10月16日、ネット上に流出した。
出典:たかじん「殉愛」疑惑に新展開、エヴァ主題歌の作詞家も筆跡に疑義 - ライブドアニュース
同写真はさくらさんの元夫とみられるイタリア人男性、もしくはその知人がFacebookに投稿されたものとみられ、教会で神父とタキシード姿に身を包んだ男性、また純白のウエディングドレスを着たさくらさんとみられる女性が、幸せそうな顔で微笑んでいる。
出典:たかじん「殉愛」疑惑に新展開、エヴァ主題歌の作詞家も筆跡に疑義 - ライブドアニュース
イタリア人夫、Twitterで『長い間、妻と話してない』とつぶやく
さらに、ブログの関連リンクから飛ぶことができるイタリア人夫のTwitterには、『長い間、妻と話してない』(12年1月22日)という悲痛なツイートが。さくら夫人が、イタリア人夫との結婚と、たかじんさんとの交際を同時並行していた可能性は低くありません」
出典:やしきたかじんさん妻・さくら夫人、「イタリア人男性と重婚」「感動メモねつ造」疑惑の数々|サイゾーウーマン
たかじんさんが残したメモは本人が書いたものではない?
さらに、ネットユーザーの間では、たかじんさんが残したメモの筆跡とさくら夫人の筆跡が似ているという検証まで進められている。
出典:やしきたかじんさん妻・さくら夫人、「イタリア人男性と重婚」「感動メモねつ造」疑惑の数々|サイゾーウーマン
「例えば、たかじんさんがさくら夫人について書いたメモの中に、『思』という字があるんですが、『心』の部分のハネが非常に特徴的で、さくら夫人の筆跡にかなり近いように見えます。
出典:やしきたかじんさん妻・さくら夫人、「イタリア人男性と重婚」「感動メモねつ造」疑惑の数々|サイゾーウーマン
ネットユーザーの中には、『末期ガン患者の字にしては、しっかりしすぎている』などと指摘する人も。もし、これが本当にさくら夫人のねつ造だとすれば、その用意周到ぶりにはあ然としてしまいますね……百田氏を著者にしたのも、彼の本を出版する大手出版社がこの件を報道できないからだったのではと、深読みしてしまいます」
出典:やしきたかじんさん妻・さくら夫人、「イタリア人男性と重婚」「感動メモねつ造」疑惑の数々|サイゾーウーマン
疑惑の連続でネットでは批判が殺到
ベストセラー作家・百田尚樹氏(58)の新作『殉愛』(幻冬舎)は、さくらさんによる死の間際のたかじんへの美しい愛を描いた話題作。それにも関わらず、さくらさんにこのような過去が発覚。
出典:たかじん「殉愛」疑惑に新展開、エヴァ主題歌の作詞家も筆跡に疑義 - ライブドアニュース
ネット上では
「完全に終わったな。殉愛なんて大嘘だったんだな」
「さくらは、たかじんの遺産が狙いの悪女」
「本を出版する前に、重要な事を聞き出さなかった百田が阿呆」
「たかじんが死んだ途端に美談で一儲けしようと動いてて怖いわ」
といった批判が殺到している。
出典:たかじん「殉愛」疑惑に新展開、エヴァ主題歌の作詞家も筆跡に疑義 - ライブドアニュース
沈黙を続けていた百田尚樹氏、ようやく事実説明をする
①多数の質問が寄せられたので書く。たかじんの妻にはイタリア人男性との結婚・離婚歴がある(日本で入籍、離婚)。しかし一部ネットで言われている重婚の事実はない。彼女はたかじんと出会う一年前から、夫とは離婚の協議をしており、たかじんに出会ってそのことを彼に相談していた(証拠メールあり)
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2014, 11月 17
②しかし彼女の離婚の話を書くかどうかは、実は大いに迷った。本人ができれば知られたくないというプライバシーを明かす必要があるのか、と。誰にでも伏せておきたい過去はある。それに本のメインテーマはそこではない。迷った末に書くのをやめたが、この判断は結果的には失敗だった。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2014, 11月 17
③ネットで彼女の結婚歴が暴かれ、重婚ではないかという噂が拡散した。こういう話は尾ひれがつく。2チャンネルでは信じがたいデマも乱れ飛んだ。本に離婚歴を書かなかったというだけで、ネット上では「とんでもない悪女」という評判が立った。すべては私のミスである。以上!
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2014, 11月 17
作詞家の及川眠子(ねこ)氏 百田尚樹氏の著書「殉愛」に対する静かな怒りをTwitterでつづった
作詞家の及川眠子(ねこ)氏が、12日から16日にかけて、やしきたかじんさんの闘病生活をつづった百田尚樹氏の著書「殉愛」に対する静かな怒りをTwitterでつづった。
出典:やしきたかじんさん楽曲の作詞家・及川眠子氏が百田尚樹氏に怒り - ライブドアニュース
及川氏は、たかじんさん最大のヒット作「東京」など、たかじんさんへ数十曲詞を送った人物
出典:「東京」作詞の及川眠子氏が百田氏批判 たかじんさん闘病記めぐり ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
及川眠子(ねこ)氏の怒りのつぶやき
百田尚樹『殉愛』。内容に関してはとりあえず置いといて、及川が書いた『エゴイズム』の詞が引用されていた。でもあの詞のいちばん肝心な部分をカットしていて、ただの浮気OKな歌に成り下げての紹介。さすがの百田さんでも詞が読み込めないんですねぇ。あれはホントは「女の怖さ」を書いたものです。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 12
『殉愛』に関して、フト疑問。百田さんは秋元さんには取材に行ってるようなのに、なぜ39曲(未発表を入れれば70曲以上)も詞を書いた及川のところには取材に来てくれなかったんだろう。百田作品ファンだから、いつでもどこでも会って何でも喋ったのに〜。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 15
『殉愛』の表紙に感じたすっごい違和感。なんでだろーと思っていたが、はたと気付いた。たかじんってあんな字を書いたっけ? もっと読みづらい変ちくりんな字だった記憶が・・・。病気になると筆跡まで変わっちゃうのかな?
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 16
『殉愛』の中で、肝心な部分をカットして引用してくれている『エゴイズム』の詞。あの詞を読みこめないってことは、つまり強かな女にコロリとやられて当然ってことだったんだなぁ。残念。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 16
ちゃんと金を払って本を購入した読者の批判に対し、人間のクズ呼ばわりをする。世間に出したものがあれこれ言われるのは当然。私たち物書きはそれでゴハンを食べさせてもらっているのだ。世の中すべてが味方ではない。その覚悟なしに物書きなんてやれねえよ。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 16
さくらさんに歌を遺したのを聴いて、ああ彼はやはり「歌手たかじん」に最期までこだわったんだなと思った。そして、その歌手たかじんを支え続けたのは、百田さん言うところの「生前彼が嫌っていた人物たち」だ。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 16
たかじんは私のことも嫌いだったはず。逆らうわ、折れないわ、ケンカ売るわ、だし。逆に私も個人としての彼には特別な感情を抱いてなかった。だから今までの彼のイメージを覆すような楽曲を作ってヒットさせられたのだと思う。そして、それが私の「歌手たかじん」への愛情だった。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 16
男女間の真実なんて当人たちにしかわからない。私が怒っている理由はただ1つ。なぜウラも取らずに、1人の人間を犯罪者だと決めつける? ノンフィクション作家を名乗るのであれば、きちんと本人に取材すべき。あの本にはそういった「正当性」がまったくない。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 16
百田さんに犯罪者扱いされても、きっと彼は訴えることをしないだろう。なぜなら彼が公の場に出ることで、今以上にたかじんの名を汚してしまうことを知っているから。必死で看護するのが愛なら、ただ黙して耐え続けることも愛なのだ。それを理解できない人もいるけどね。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 16
百田さんがTwitterで「実態も真実も何も知らない第三者が、何の根拠もなく、匿名で人を傷つける」と怒ってらっしゃったので、実態と真実をちょぴっとだけ知ってる人間が、ちゃんと実名を出して問うている。でも答えてもらえない。私じゃ役不足ですかぁ?
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 16
最初は『エゴイズム』の詞の浅薄な解釈に呆れていただけ。そのうち、1人の私人を犯罪者と決めつける内容に、おいおいそれは違うぞという怒りに変わった。今はさしずめ片想いの相手を必死で追いかけてるような気分か。何度も書くが、私は百田作品のファンなのだ。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 17
あー。正義感なんかじゃないよ。誰かに頼まれたワケでもない。ただのノンフィクションマニアのおばちゃんが、勝手に言い散らかしているだけのこと。だけどその本には私の知ってる人が登場し、私の書いた詞が引用されていた。だから、どうなの?って聞いているだけ。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 17
誤解なきように。私はさくらさんを嫌ってない。偲ぶ会の後とても美しい文字でお礼状をくれたことにも感謝している。また、百田さんのことを貶めるつもりもない。百田作品が面白いのは事実。ただ、あの物語が「小説」だったらよかったのにと思うだけだ。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 17
まるで一人で相撲をとっている気分だ。百田さん、そろそろ声を上げませんか? 私への罵倒でも非難でも構わない。あなたの相手には小者過ぎるかもしれないが。皆がそれを望んでいる。物書きの意地とプライドを見せてください。さすが百田さんだと思わせてください。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 17
やしきたかじんはとても詞を大事にする歌手だった。彼は『エゴイズム』もきっと好きで、だからいつもコンサートで歌ってくれていた。彼があの詞の意図するところに気付いていないはずはない。だから、自分の浮気の言い訳にあの歌を使うわけがない。私はそう信じている。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 18
彼はいつもやしきたかじんを演じていた。そのしんどさを引き受ける彼が、私は好きだった。だから彼の「鎧」になれる詞を書き続けてきた。もうこれ以上やしきたかじんを汚さないでほしい。彼を愛し支え続けてきた人たちを傷つけないでほしい。私の願いはそれだけだ。
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2014, 11月 18
疑惑だらけのドタバタ騒動ですが・・・
本当であれ嘘であれ 天国にいるたかじんさんはこんな細かい事、気にしていないような気がします。おそらくさくらさんの事情も分かった上で一緒にいたんじゃないのかな、と。
ただ、勝手にお涙頂戴なノンフィクション?小説を出された事を知ったら・・・どうなのでしょう。