【閲覧注意】怖いお客さん・遅れるバス・海辺のパラソル・ふさわしい人物・目覚めの悪い夢・達也【怖い話】
おばさんが子供の頃、実家は民宿を営んでいたらしい。海水浴客でにぎわう夏、民宿もそこそこ繁盛していた。
そんなある日、一人の男が一晩泊めてほしいとやってきた。
男は何かを恐れているような、何かを警戒しているような少し挙動不振な感じだった。
民宿の主人(おばさんの親)は男に部屋を用意し、いつも通り、何らかわりなく普通の客として(あたりまえだが)応対した。
まだ小学校にあがる前だったおばさんはその男を一目みて突然わめき出した。
泣き出す娘に親がどうしたのと聞くとその男が怖いというのだ。
お客に失礼なのでに娘には他の部屋にいっててもらうことにした。
次の日の早朝、民宿に警察がやってきた。強盗殺人の指名手配犯が近辺に逃げ込んできたらしいということだった。
犯人の顔写真を見ると昨日のここに泊まりにきた男だったので、びっくりした主人はすぐさま男を警察に引き渡した。
警察の人によると男は先日老婆を殺害し金品を奪って逃走しここに来たらしい。
それを聞いて主人はまたびっくりした。
娘が昨日その男が怖いと言っていた理由が…
「背中にいるおばあさんが怖い」という事だったからだ。
遅れるバス
28 本当にあった怖い名無し sage 2011/08/16(火) 14:53:28.28 ID:LhdxSYa00心霊とは違うだろうけれど一寸良かったなと思った話
大学の頃、月に1度、深夜バス(途中PAにしか寄らない直通便)を使って旅行をしていた
行くのは何時も同じ処、利用するバスの時間もバス停も何時も同じ
ある晩、何時ものようにバス停に辿りついたが、待てど暮らせどバスが来ない
海辺のパラソル
昔ね、友達と海に行った時の話なんだけど。砂風呂をやろうとして、あんまり人目が多い場所だとちょっと恥ずかしいから、あんまり人気のないところで友達に砂かけて埋めてもらったんだ。
顔には日よけのパラソルがかかるようにしてもらって快適だったし、すぐにウトウトし始めた。
その時、不意に誰かが近づいてくる気配がして
「オキテタラヤル」
と、若くはない女性の声でしゃべったのよ。
友達の声じゃなかったし妙に抑揚が無いしゃべり方だった。
かなり眠かったから無視したんだけど
結局、それきり声はかけてこなくて気配もすぐ立ち去った。
しばらくして、砂から出て海で遊んでたんだけど、人も少なくなった帰りの時間にパラソルをあの場所に置いてきてしまったことを思い出して取りにいったのね。
言い忘れてたけど、あの時、砂から出る際に人がまだいるかのように砂を盛り上げて、パラソルも顔に当たる部分が見えないように配置していたわけよ。
友達を驚かそうとしていたんだけど、結局、待つのがめんどくさくてすぐに別の場所で合流してしまったんだけどね。
で、パラソルを取りに戻った俺が見たのは俺のじゃない別のパラソルが砂の盛り上がった部分に何本も突き刺さっていたのね。
俺のパラソルは切り裂かれて、顔があるべきはずだった場所に垂直に突き刺さっていた。
あと何故かカミソリが頭と胴体の間にめり込んでいた。
正直、怖かったし。
怖い話のテンプレみたいだなとも考える自分もいたけど。
とりあえずゴミはまずいから自分の分のパラソルの残骸は持って帰ろうと思って思いっきり深く刺さってたそれを軽い怒りと共に引き抜いたのね。
そしたらさ、遠くからなんか声が聞こえてきて。
視線を向けると結構長い砂浜の向こうからものすごい勢いで走ってくる奴がいるのよ。
で、そいつがなんか叫んでるの。
まだ残っていた人たちが、そいつからあとずさっているのはよく見えた。
もう俺もすぐに走って車に戻って、よくわかんない顔してる友達を車に乗せてさっさと逃げた。
焦ってはいたが、距離はかなりあったから結構余裕ではあったが、
笑いながら「オキテル」「オキテル」と走ってくる姿は忘れない。
ふさわしい人物
494 本当にあった怖い名無し sage 2012/06/07(木) 17:49:01.45 ID:HSLKAHpZ0上の方にムサカリ絵馬の話を書かれている方がいましたが、それと少し関連した体験があるので
書いてみます。
このような掲示板にまとまった文章を書くのは初めてなので、乱筆お許しください。
今からはもうだいぶ前のことになります。そのころ私は美術の専門学校を卒業したばかりで、さらに
金属工芸系を深く学ぶためにその地方の中核都市へ出てきていました。
学校の手続きはすぐに済みましたが、アパートを探さなくてはなりません。
当時私は片親の家庭で仕送りなどあまり期待できませんでした。
専門学校もアルバイトをしながら卒業したくらいでしたので、あちこちの不動産屋を回り少しでも条件がよく
家賃の安い物件を探していました。
目覚めの悪い夢
あまり怖くないのですが、私が最近見た目覚めの悪い夢の話をさせて下さい。私は、ある男と組んで人を殺すことになりました。
ってゆーか、もう既に殺して帰る所でした。
私達は無言で、エレベーターに乗りこみました。
私は死体が入った白い袋を担いでいます。
なぜかそのエレベーターは、私が中学まで住んでいたマンションのエレベーターでした。
1階につくと、私達はおもむろに袋を開け始めました。
その袋から出てきた顔は私の顔でした。
そこから先は覚えていません。すいません。
一緒にいた男の顔も、どうしても思い出せないんです。
一体 あの男は誰だったのでしょう?
何より私自身は誰だったのでしょう?
達也
153 本当にあった怖い名無し 2009/09/13(日) 15:36:09 ID:JWAF6+I1O今でも誰かが俺をはめてるとしか思えない話
幼稚園から大学までエレベーター式に進学してきた俺
小学校~大学まで同期で友達の達也ていうのがいた
達也とは昔からかなり仲が良く俺の家に泊まりに来て、俺の部屋を掃除してくれてたwww
最近ではよく服を買いに行っていた
達也は大学に通う傍らホストをしてて話が上手く、俺の母や父を楽しませてくれていた