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ブラック企業の人材養成所、それは「ブラック部活」

ブラック企業の人材養成所、それは「ブラック部活」

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Update date:2017年09月21日
ブラック企業の人材養成所、それは「ブラック部活」

サムネイル出典:BrandNewS

毎日の授業後だけでなく朝練もあり、土日は大会や自主練習で潰れる、夏休みは数日・・・
休みたくても休めない生徒たち。
「ブラック部活」問題に切り込んでいる名古屋大学大学院准教授の内田良氏は、そんな部活動におけるリスクの事例やデータを研究し、その実態を次々と明らかにされています。
	
こちらの動画の概要は、以下の記事にもまとまっています。
甲子園(全国高等学校野球選手権大会)、インターハイ(全国高等学校総合体育大会)、全中(全国中学校体育大会)など、夏は部活動の全国大会が目白押し。
しかし、そうした華やかに見える全国大会だけでなく、各地で別の大会が開催されています。その出場をかけて、生徒たちは夏休みの間も毎日のように練習を重ねているのです。

練習で埋められる予定表

公立高校の夏休み中における部活動の活動予定表(例)。とある自治体にある複数の公立高校の予定表を参照して、内田氏が再構成したもの。

引用:「休めない」 夏休みの部活動
中高生における夏休みの部活動の頻度は、運動部で「ほぼ毎日(お盆を除く)」が44.3%。次に「週に3~5日(お盆を除く)」が38.4%

出典: Yahoo!ニュース

	
生徒は「休みたい」、大人は「休ませたくない」

出典: Yahoo!ニュース

2013年に神奈川県教育委員会が県内の中学生・高校生とその保護者、教員などを対象に実施した運動部活動に関する調査。
「一年間のある時期に活動しない期間を設けること」について「よいと思う」と回答した者の割合は、中学生と高校生は約7割。しかし、教員や保護者らの「よいと思う」の回答は、2割以下。
生徒の気持ちは尊重されず、大人たちが子供を部活動に縛り付けているさまが浮き彫りになっています。
1997年に文部省(現文部科学省)は「中学校の運動部では週2日以上の休養日を設定」「土日の練習は3~4時間以内」などのガイドラインを出していますが、いまや形骸化しているように思えます。

授業、部活、塾通いと。家族と過ごす時間もない生徒たち。
ひたすらな根性論でもって無理を強いた結果、倒れたり場合によっては命を失う悲劇がこれまで何回も繰り返されてきましたが、今年の夏も例外ではありませんでした。
【教員が指示】校舎の周りを43周…男子生徒が熱中症で意識不明に


部活中に校舎の周りを走っていた男子生徒が、自転車置き場でうずくまっているのがみつかった。熱中症による脱水症状で意識不明の重体だという。
	
「公式戦の内容が悪かったから『気合を入れ直す』」狂気の沙汰。
じゃあ、あなたの指導や指揮は悪くなかったのか?
まず自分が「指導者として気合を入れ直す」ために走ってみろよ、といってやりたい。
	
あのね、私には私の部活に対する思いがあるから、その肯定のために話題にしちゃいけないと思ってこれまで触れなかったけど。

季刊教育法の求償権判決の特集を読む限り「大分県立高校生熱中症死亡」は熱中症死じゃない。顧問による殺人だ。
	
クラスで「夏休み楽しかった?」と聞いたが、ほとんどの生徒は「楽しくなかった」と答えた。理由は、部活動漬けの毎日だったから。
自分が担当している部活動の生徒に聞いた時は、多くの子が夏休みの思い出を語ってくれた。
生徒が自由に過ごせる時間は絶対に必要だと改めて思った。
	
学校の部活には「たくさん練習すれば勝てる」とか「努力は裏切らない」というような根性論や精神論が蔓延しているから厄介なのだと思います。そこに合理性や科学的根拠はなく、「練習や試合の数を最大限こなす努力こそ美徳」という意識が強まり、どんどん部活の時間が肥大化していくという現実。
	
教師の過労死ラインなんて新聞見出しあるけど、部活加入生徒の過労死ラインも調べてくれないかな?

朝練→授業→放課後部活→塾→宿題→土日部活→習い事。こんな生徒は十分過労死ライン届きそうだけど。
	
京都明徳高校ダンス部

・練習は1日4時間以上
・人権ゼロ
・感情出すと走らされる
・休憩は水分補給のみ
・顧問への絶対服従
・パワハラ
・練習中は笑顔を作れ
・勉強との両立、赤点駄目

これを日本テレビは感動ポルノとして放送するんだよ、日本は何も変わらん。ブラック部活だろ
	
手首骨折した選手を起用⇒美談報道⇒「感動した!」「素晴らしい!」

選手の努力は賞賛するし、本人の熱望あっての起用かもしれない。でも美談扱いはダメでしょ。海外なら虐待で監督が訴えられるレベル。

こんな根性論が無批判なら、そりゃブラック部活やバイト、そして企業もはびこるわけだわ。
	
このところ,「部活動の休養日を確保しましょう」が,なぜか,「練習は週5日だけで,全国大会に行きました」の話にすり替わっている。

べつに,全国大会には行かなくてもいい。休みをとりましょう,休みを。
	

部活があると、当然のことながら教師も長時間労働を強いられる

中学・高校では多くの教師が部活動の顧問をつとめることが強制され、放課後・休日もボランティアで指導にあたっています。部活顧問としての過重労働が原因で亡くなったとして、過去には過労死認定された教師も。
私たち教員にも休む権利をください。人間らしい生活を送る権利をください。一日16時間も学校にいる今の生活は異常です。午後10時に学校に電話かけてくる保護者さん、「なんで○○先生はもう帰ってるんですか?」と、何故怒るのですか?午後10時に電話が繋がることに疑問は抱かないのですか
このツイートが4万を超えてリツイートされたkaoru先生は、近畿地方の公立中学に勤める現役教員。学級担任を務めながら週5日、4クラスで計20時間の授業を受け持ち、運動部の顧問も担っている。
国が「過労死ライン」としている週20時間以上の「残業」をこなす教員は小学校で33・5%、中学校で57・7%

出典:週刊女性PRIME

文科省の平成28年度『教員勤務実態調査』より。日本の教員の労働時間(53・9時間※)はOECD(経済協力開発機構)加盟国の中でワースト1位
部活があるため土、日も休めない。教員実態調査によれば、10年前に比べて、小学校教諭で1日あたり49分、中学校教諭にいたっては109分も部活などの時間外活動が増えている

出典:週刊女性PRIME

	
“子どものために自分の時間を割いてこそ先生。部活を指導してこそ一人前”という文化が根強い。これは信仰と言っていいほど強烈

出典:刊女性PRIME

	
部活は教育課程に入っていないのに、顧問をすることが実質的に強制されている状態。しかもそのことを知らない教員がほとんど

出典:週刊女性PRIME

過去の裁判の判例では、公立中学の場合、勤務時間外に行う部活の顧問は職務として命じられないとする判決もあり。
手を抜いてもいちばん害がないのが、授業になってしまっている

出典:週刊女性PRIME

これでは本末転倒になってしまいますね。
他人の子どもの面倒はみるけれど自分の子どもはみられない

出典:週刊女性PRIME

	
「たかが」部活で退職
「たかが」部活で自死
「たかが」部活で過労死
「たかが」部活で離婚
「たかが」部活で家庭崩壊
「たかが」部活で・・・
	
今日の昼間、職員室で部活動についての意見を話す先生がいた。「平日は毎日2時間タダ働きを強制される」「全国大会無くせばいい」
私も同じ意見です。
	
夏休みの予定を見て頂きたい。
「先生も夏休みでしょ」とか言われますが普通に出勤です。
「夏季特別休暇」が5日貰えますが何年か取ったことがありません。有給も消化できません。
部活は午前中だけだけど雑務が多すぎて夏休み中に終わるかどうか。
   
	
部活動の手当も、4時間やらないともらえない。学校への移動を入れると5時間以上ですよ。「長時間働け」です。部活動の意義がどうだと言ってる人、まだ目が覚めませんか? 私たちは「教員だから断れないだろう」と安く買い叩かれ、心を病み、死ぬまで働かされてるだけです。日本文化では教員=奴隷?
	
熱心な部活動、長時間労働の「温床」に…3千円払うから「休ませて」 - withnews(ウィズニュース) 拡散お願い申し上げます。部活動の実情です。部活動、変革へ。教員の働き方、変革へ。働く全ての人に。
	
教員採用試験の募集要項に、部活動の記述は一切無い。教育過程外だから。実際は、部活動により全く休み無しどころか、平均が過労死ラインの現場。部活動顧問は強制的なボランティア。完全にブラック企業ですよ。デジタル版で募集要項閲覧できますよ。
	
非正規教員、担任を持っていても夏休みに合わせて原則1か月間解雇で、解雇中に学校行事の引率や生徒指導、部活動を行なっても無給って、許されるの?学年主任を務めてる人までいるとは…。教育のことが何かと話題になるけど、まずこういうところを手当てするべきだと思う。
	
部活動が抱えている矛盾が本当に大きすぎます。
土日開催では先生や生徒が疲弊するから,平日の授業をつぶして部活動大会を優先させる。もはや部活動制度は破綻しています。
	
難しいことでも練習して、もっと上手に出来るようになりたい。努力する生徒たちの頑張り、その気持ちに応えようとする教師たちの献身。
それが行き過ぎている今、部活は生徒にも教師にも大きな負担となっています。
また、そうやって鍛えられてきた我慢強さが裏目に出て、ブラック企業の理不尽な労働環境や、人権侵害まがいな政策にも文句を言わず耐えなければならない、という空気を作り出しているように思えてしまいます。
ブラック企業とかブラックバイトの起源って「ブラック部活」にある気がしてならない。あの一部にはびこる「放課後延々と続ける練習」「土日関係ない試合」「謎の精神論」「絶対的な上下関係と濃密さを強いられる人間関係」「やめたくてもやめられない空気」は、悪い働き方、働かせ方の揺りかごな気が。
	
部活ではチームワークや協調性を養える=1人で勝手なことをしない、部活では先輩や先生を気遣うので礼儀を養える=上司には逆らわない、部活では休みなしで努力できる忍耐力が養える=福利厚生は二の次で働く…このように必要以上に厳しい部活は体育会系のブラック企業戦士を生み出すことができます。
	
会社の暴力的な研修、部活動の体罰、甲子園での熱中症、果ては生保叩き...みんな共通しているのは「根性と精神論」な気がする。もうお腹いっぱいです。それらは何も解決しないどころか、時に人の命を奪います。もういい加減止めませんか。
	
ブラック企業もブラック部活も根本にあるやり方はDVとかと一緒で、とことんしんどい思いさせて自己否定させて、何かしらの達成感を得させる、褒めるということを繰り返す。自己否定をされると『ここでうまくいかなかったら人生終わり』だという錯覚に陥る。
	
ヨーロッパも夏休みです。街にも乗り物にも、「部活等で登校する生徒」は見かけません。学校も人の気配がありません。

世界的には「長期休みこそ部活、講習、面談」という日本の学校文化がいかに異様か、来る度に実感します。

日本の学校に「休む文化」を確立しなければと決意も新たになります。
	
署名サイトChange.orgで部活問題 対策プロジェクト 日本の皆さんが、学校の「強制入部」のシステムに反対する署名をされています。応援しましょう!

出典:Change.org

			
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こちらも合わせてぜひご一読を。部活の最高峰、甲子園と高校野球の問題点についてまとめています。
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【ホワイト労働を広める会】 日本のブラックな社会システムにドロップキックするアカウント