【閲覧注意】運営していたサイト・誰も知らない人気者・新人歓迎会・竹馬・野菜畑・のっぺらぼう【怖い話】

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運営していたサイト

五年以上前に閉鎖しましたが、かつて僕が鬱病の総合サイトを運営してたときの話です。


開設当初は、僕が常連だった他の鬱病サイトで知り合った人達が、ゲストで訪れる程度で人数も少なく内輪でこじんまりやっている程度のサイトでした。

それが二年経ち、三年経ちと年月が経過すると、知り合いの知り合いとか、リンク先の常連なども集まるようになり、チャットや掲示板も複数確保して、次第に大所帯になってきました。

そうなると、今度はサイトに付きもののトラブルも時々起きるようになりましたが、そういう時には力不足の僕に代わりトゲの立たない問いかけなどを駆使して丸く収めてくれる、古くからの常連でかなりの人格者の方々がいらっしゃいました。


僕自身、人見知りが激しく、若干無気力気味な所があるので、オフとかもやったことがないのですが、「こんな優しい方々が身近にいれば、さぞ心が安まるだろうなあ」といつも思っていました。


そんなある日から、何が発端か未だによくわからないのですが、僕のサイトで猛烈な荒しなどの悪戯が増えました。

自動でやっている事もあるらしく、無意味な長文が延々と貼り付けられたり、鬱病の方同士で何か会話しようとすると「お前のような社会的弱者は生きている資格ゼロ」とか「クズだから鬱病なんかなるんだ自殺しろ」等々見るに耐えないような罵倒を繰り返すような人が張り付き、とても荒んだ状態になっていました。

過去の内容を見るに、どうやら二人の人が何か仲違いして罵倒合戦が起き、それが色々と波及しているようでした。


対策を取ろうにも、その人達はネットの高度な専門知識が豊富らしく、ハッカーがどうとかあまり聞き慣れない専門用語を並べて脅迫めいた事までする始末で、正直、僕のような素人には全く太刀打ちできそうもありませんでした。


それを見かね、古くからの常連の人は

「ああいう方は放っておけば過ぎ去りますよ」

「構って欲しいだけなんだから相手にしないのが一番!」

とメールしてきて僕を励まし続けていました。


ある時、サイトの設定に少し手を加えると、書き込んだ人のIPアドレスや、使ったパソコンの環境が判るようになると知り、四苦八苦して設定を変えて様子を見る事にしました。

すると、特定のIPアドレスの二人が延々と荒らしを行っているのがほぼ確認でき、「本当にしょうがない人達だなあ…」と思いながら更にIPアドレスをログで見て行くと、人格者の常連二人と全く同じでした。

なにかの拍子に途中でアドレスが変わると、その直後の荒らしもアドレスが同じ物に変わっていたりして、明らかに同一人物だと思います。


物は試しと思い、別人を装って

「もしかしてあなた××さん?IP同じなんだけど…」と書き込んだら

「うるせーよ!死ね!死ね!」と延々と連呼の書き込みがされる始末。

勇気を出して、その人格者(だった)方へ「人違いかもしれませんが…」と前置きして直接メールを出しても、普段ならすぐ返信来るのに何日経っても全く来ない事で確証を得ました。


もうサイトを運営していく気が完全に失せて、特に何も言葉を残さず、サイトは閉鎖しました。

表面上はあんな人格者を演じていても、実際にはかなり荒んだ方がいらっしゃるんですね…


そのお二人、普段は鬱病に悩む新顔の方へも優しくアドバイスしたり、二人で親身になって、鬱病の回復には何がよいかを平和に論じ合ったりしていて荒らしが酷かった時期にも、普段通り私や他の方とも会話されていました。

二人とも、お互いに荒らしの相手が誰なのかすぐ気付いていたのでしょうが、それにしても…


メンタル系のサイトって、こんなケース多いのでしょうか…

誰も知らない人気者

599 自治スレでローカルルール他を議論中 2010/10/29(金) 16:35:14 ID:kLP0Abcx0

どこに書き込めば良いのかわからないので、ここに書き込ませてもらうね


つい先週まで、職場にBって奴がいて仕事も出来て人気者で一緒に昼飯食べたり酒飲みに行って

たりしてたんだけど、ある日Bがの姿が見あたらないなかったんで他の奴に聞いたら「B? 誰そいつ?

そんな奴いないよ」って言われて、「え? ほら 仕事が良くできて人気者のBだよ!」

って言ったんだが、結局、みんなに聞いても誰一人知らないって言ってるんだよ。

新人歓迎会

288 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 00:15:26 ID:52o8/iLg 

先月、会社の新人歓迎会で、気が付いたらなぜか隣にいて

「前から思ってたんだけど可愛いねー!俺のタイプだよ!他の奴が??ちゃんって呼んでるのなら、俺は??タンって呼ぶ!」

と言ってきてすごい嫌だったのですが、職場が同じだし邪険にできないのと酔ってるんだろうと相手にしませんでした。


それから3時間以上もずっとしつこくメルアドを聞かれはっきり断ったんですが、同期の男の子の携帯を見て、勝手に登録したようです。

思わせぶりな態度は一度もとってないんですが、なんでこんな事になったのか怖いです


295 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 00:21:54 ID:52o8/iLg

ボディーガードですか…女の子の友達ならたくさんいます

徹底的に無視でいこうと思います

今もメールがどんどん来てます

内容は…気持ち悪すぎて皆さんが引くと思うので書くのやめときます


299 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 00:28:08 ID:52o8/iLg

そういえば、セクハラ委員会?というのが会社にあります!

そこにも相談してみます

さっきメール着信拒否も考えたんですが、それを今しちゃうと、逆上されそうで怖くて。


439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/28(木) 00:23:50.23 ID:ylhELmG30

305 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 00:41:43 ID:52o8/iLg

「ねぇ、メールは?」

「無視かよ」

「返事くれるまで朝まででもメールするよ(^o^)」

「寝てた、とかいう言い訳は不要ですよん☆だって寝てるわけないじゃない(^-^)v」

「そろそろ返事くれよ、マジで。何してんの?」

「おい」

「ムカついてきた」

「なぁんて嘘だよヾ(^▽^)ノ早く早く!」

「救急車鳴ってるよ(^-^)」

「俺、??タンが使った割り箸持ってますよ(^_^)」

「救急車鳴ってるって言ってんだよ、サイレン聞こえてるよなぁ?」


5分おきくらいに意味不明なメールがずっと来ます

誰かに泊まりにきてもらおうかなと思ってます

でもこんな時間だし、難しいかとも思います


312 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 00:46:50 ID:52o8/iLg

皆様ありがとうございます

メール全て保存してます

上司にも、もちろんメールを見せて相談するつもりです

明日会社に着くまでは、と思い、今はとりあえず無視しています


341 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 01:25:04 ID:52o8/iLg

皆様、すごくためになるアドバイスありがとうございます

教えて頂いたとおり実行してみます

メールは止まず、今も送信してきます

相変わらず支離滅裂な内容です


まさかと思うけど自宅のすぐそばにいるかのような内容もあります

事件にならないことを自分の事ながら願ってます


440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/28(木) 00:25:39.90 ID:ylhELmG30

355 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 01:50:17 ID:52o8/iLg

明日朝は友達の乗ってくるタクシーで仕事に向かうつもりです

できたら明日中に弁護士さんにも相談してみます

皆様本当にありがとうございます


「カーテンはピンク(^-^)?」

「今??タンが載った本を抱えていますよ(^_^)どの本も表紙のアップが可愛いくてたまらんね!!」

(これは会社関係者に配られる冊子の事だと思います)


「外見て、外ヾ(^▽^)ノ」

「一緒にいたい(^o^)」

「そろそろ返事しろや」

「おーい」

「??タン??タン??タン…(画面いっぱいに名前のみ)」

「照れ屋p(^-^)q」

「この道、車あんまり来ないねぇ?怖いでしょ?(^-^)v」

「何か言えよ」

いま、外でおーいおーいとハッキリ聞こえます


357 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 01:53:44 ID:52o8/iLg

おーいおーいとハッキリ聞こえます

どうして自宅がわかっ


440 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 02:41:35 ID:52o8/iLg

大丈夫です


452 :名無しさんの初恋:2007/05/10(木) 02:44:39 ID:52o8/iLg

寝ました

心配いらん

竹馬

408 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/14(木) 20:53:48.64 ID:EdUNcExV0

あまり鮮明な記憶じゃないんだが。


今住んでいるアパートに引っ越す前ボロいマンションに住んでいたんだが、帰宅したら自宅のドアに竹馬が立て掛けられていた。

当時俺は高校生だったから竹馬乗るような年齢じゃないし、当然趣味でもない。ましてや弟がいるわけでもない。

おかしいな、と思いつつもドアを見てたら、隙間から鍵がかかってないのが見えた。

野菜畑

先日、彼女と別れてしまいました。 

当然ショックですが、なんと別れたその日に新しい彼氏をつくっていたのです。

さっぱりした彼女の性格はよく知っていましたが、さすがにこれはショックが大きかったです。


もう私には興味が無いと言わんばかりの冷たい態度をとる彼女。

同じ職場で働く時間はとても苦痛でした。


まず私は笑いました。


彼女はキャバクラ嬢によく見られる髪型、いわゆる盛りヘアが好きでした。

デートのときは毎回違う盛りを見せ、自己満足に浸っていました。

私には何かの野菜のようにしか見えませんでした。

でもとても可愛かったです。


次に私は泣きました。


彼女は自分勝手なことばかり言う人でした。

私が無神経だねと言うと、1日連絡をくれないほど怒りました。

でもそんなところも好きでした。


そして私は決意しました。


彼女は別れるとき、私の嫌なところをすべて言ってくれました。

頭が悪い。運転が下手。体の相性が悪い。細かいところで気が利かない。

もはや嫌な部分しか見えなくなっていたようでした。

でもはっきり言ってくれたところに優しさを感じました。


もうこの景色も見られないんだな。

そんなことを思いながら、通いなれた道を車で走ります。

向かった先は野菜畑。彼女との思い出がよみがえる場所です。


暗くてよく見えない畑で、目を凝らしながらお目当ての野菜を探します。

足音でまわりにいる人に見つからないよう、静かに歩きながら。


ついに見つけた野菜の葉。

私はそれをおもいきり引き抜こうとしました。


グイグイグイ!グイ!グイグイグイグイ!!


何度引っ張ってもなかなか抜けません。一瞬、悲しげに私を見る彼女の顔が見えた気がしました。

葉を両手で持ち、最後の力を振り絞り、やっとのことで引き抜ぬことができました。

勢いがありすぎたのか、たくさんの土が飛び出し、私の顔や服に飛び散りました。


帰りの車の中、彼女の大好きだった曲をかけました。

道を曲がる度、助手席のビニール袋に入った野菜が楽しそうに揺れていました。


その日から彼女は突然職場に現れなくなりました。

まわりでは、彼氏と駆け落ちでもしたんだろうという噂が流れ始めていました。


私は噂を聞く度に、ゆっくりお腹をさすり、彼女との思い出に浸るのでした。



【解説】

野菜=彼女

のっぺらぼう

75 本当にあった怖い名無し 2011/09/17(土) 19:16:16.74 ID:+ibun2PB0


1年前、中々寝れなくて何となく寝室の扉を見たら

着物を着たのっぺらぼうが居た。


「(その内、居なくなるだろう)」と思い


寝ようとしたら急に頭の中に映像が流れる。


その映像には若い男女二人が仲良さそうに話していた

女の人が頭に笠をかぶっているから江戸時代あたりだろう。





著者プロフィール
Sharetube