【閲覧注意】観察日記・空白の五年間・相談・伝えたい事・変質者・幽霊が出る部屋【怖い話】

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観察日記

親が離婚し、姉と僕は母と家を出ることにした。

父と兄とは連絡を途絶えた。

高校に入りマンションに引越し、ゴミ捨て場を漁り始めた。

まれにエロビデオや、謎のCD-R、エロ雑誌などがあるからだ。

不謹慎には変わりないが…


高校二年のあるとき、ゴミ捨て場にあったCD-Rで奇妙なものを見つけた。

観察日記19XX/XX/XX~19XX/XX/XXと書かれていた。

データを見るとテキストファイルと画像が入っており、全然容量を使ってなかった。

中身はタダの植物の感想日記、しかも花は3種類しかなく、十日間だけのものだった。


何故か毎週最低でも1枚はCD-Rのゴミはあった。

そして必ず観察日記は入っているのだ。

別にタダの植物。怪しいトコは何もない。

ただ「花が咲く、やはりこの花は美しい」のように花の名前も記されておらず花とだけ書いてあった。

ある日母が事故を起こした。

既に姉が仕事を始めており、職場の人と叔父のお陰で入院しゆっくり傷を養生することが出来た。

しかし「花が枯れそうだ、このまま朽ちて行くのを観察するのも良いかもしれない」 と書かれたデータを見つける。

その日付は事故を起こした日だった。


姉は帰るのが遅く、一人でいても暇なので友人を泊めることにした。

そこで観察日記の話をすると見たいと言い出した。

CD-Rを渡すと裏を見て彼は言った「マルチセッション使ってるぞ?何で一枚にまとめないんだ?」

友人曰く、CD-Rはデータを更新できるらしい。しかし前のデータを消して使うとの事。

今まで焼いた総合計が650MBに収まれば中身を変えれると言うのだ。

友人はPCで古いCD-Rを調べ初めて叫んだ「病院に行くぞ」

自転車で走りながら友人と話す。


「どうしたんだよ?」

「古いセッションは一週間先のことが書いてあった、お前等家族の事を書いてはCD-Rに焼いてお前に見つけられるように捨てたんだ」

「今日の日付で書いてあったんだ、『枯れた花を放って置いても他の花の邪魔になる。摘み取ろう。』って」

「はぁ?」「テキストはタダの花の観察日記だけど、あの観察日記の画像は違った、観察日記はお前等家族を観察してたんだよ」


病室に着くと母は普通にテレビを見ていた。

「どうしたの?面会時間ぎりぎりじゃない」

心配になったので病院に泊めてもらうことにした。


次の日、姉が突然現れた父に刺された。父はマンションの隣の部屋に住んでいた。

父はその後警察に届けられた。

兄と一緒に住むことになり、しばらくして兄がCD-Rを渡してきた。

観察日記だった。

「朽ちるところは自然のが良いなと、思いとどまる、真中の花を摘み取ろう」

データを見て、友人の教わったセッションセレクトで古いセッションを見る。

「お前なら気付くと思ってたよ、面白いだろ?」兄はニヤニヤしながらドアの前でそう言った。

空白の五年間

 

俺が中学校の頃。


その頃しょっちゅう同じ夢を見てまして。


左右田んぼの田舎なすっげー長い道を


ひとりで歩いてるんですよ。


すると、向こうから和服の女の人が


小さな男の子の手をひいて歩いてくる。


んで、その人とすれ違って少し歩くと目が覚める。

相談

高校生の時、友達の女が「彼氏と別れたい」と電話で相談してきたので、自分は適当に応対をしていました。

「無視してればいいじゃん、一週間もすればあきらめてくれるよ」

とか適当にあしらっていると、キャッチが自分の電話に入ったので

「ちょっと待ってて、キャッチだからまた後でかけ直すよ」

と言ってキャッチに出ました。すると

「余計な事言ってんじゃねーよ、お前のせいで別れたらマジで殺すよ?」


と、一方的に言われて電話を切られました。


後日談として彼女はめでたく彼氏と別れました。

もちろん彼氏から貰ったぬいぐるみ等のプレゼントは全部捨てたそうです。

伝えたい事

507 1/2 2012/06/09(土) 22:39:17.68 ID:fgMh1NJm0

深夜、自宅へ帰るために一人で車を運転していた。

深夜だったので通りに他の車はほとんどなかった。


そのうち、1台のタクシーが俺の車をずっとつけてきていることに気づいた。


そのタクシーの運転手は、こちらを見て何か喋りながら、

スケッチブック?のような紙をこちらに向けて見せようとしているようなのだ。

変質者

20年ほど前にあった話

昔、自分が住んでいた地区での出来事


その地区では小学校近辺を中心にボランティアが子供の下校時刻にパトロールをしていた。

ボランティアの人は黄色いタスキをかけ、一人小学校近くの交差点で旗を持ち、もう一人はステッカーを貼った軽自動車で周辺を巡回していたので街の人も服装でボランティアの人だと分かるようになっていた。


夏休みも終わってすぐのこと、小学生三人が下校中に変質者に襲われた。

特に危害を加えてくるわけではなかったが奇声をあげにじり寄ってきたそうだ。

三人は逃げようとすると、すぐ近くに巡回ステッカーを貼った軽が徐行していたらしい。


慌てて車を叩き変な人がいると騒ぎたてる小学生

運転席からオバサンが顔を出し「乗れ」と言ってきた。

一人が乗り込み、残り二人も乗り込もうとすると軽は扉を開けたまま急発進したそうだ。

車を追いかけるも引き離され、いつの間にか変質者も見当たらないため、二人は小学生へと引き返しそこで先生にあった事を伝えた。


最初は変質者の事ばかり気にしてた先生だが、その日の車巡回が男の大学生であることがわかり誘拐事件として警察に連絡したそうだ。

結局、さらわれた男の子はその日の深夜に市内の路上で発見され、病院に搬送されて命に別状がないのが確認された。

奇妙なことに男の子の右腕には深い歯形が残されていたらしい…

幽霊が出る部屋

今から20年ほど前、私が小学校4年生の時に体験した話です。

厳密に言うと、「体験」はしていないのですが…。

生徒数がそれほど多くなく、校舎も部屋数が少なくこじんまりとしていたのですが、

何故か全く使われていない部屋が幾つかありました。

そうなるとお約束というか、その小学校でも「幽霊が出る」という噂がどこからか湧き出してきて、

その使われていない部屋の内の一室がその噂の舞台になっていました。

その小学校では、給食時は牛乳ではなくお茶が出るので、

昼に給食当番がお茶の入った大きなヤカンを1階の給湯室まで取りに行く、

というシステムになっていたのですが、

問題の部屋は、その給湯室のすぐ隣にあり、平日は誰かが毎日通る場所にありました。

取られる物が何もないからなのか、その部屋は施錠されていることがなく、

誰でも簡単に中に入ることができるようになっていました。

授業を受ける教室よりは2回りほど狭い部屋でした。

中には何もありません。