歌舞伎町のぼったくりはまだ存在していた 眠ったすきに20万円 2億円超荒稼ぎ

著者:
投稿日:
更新日:

浄化運動にて歌舞伎町は誰でも気軽に入れる町になり、居酒屋が乱立し、大学生が馬鹿騒ぎする町という認識も強まってきていた歌舞伎町でしたが、まだまだ闇はあるようで、ぼったくりも健在でした。




歌舞伎町の酒…眠ったすきに20万円 2億円超荒稼ぎ



 東京・歌舞伎町のバーで、男性に強い酒を飲ませて昏睡(こんすい)状態にし、現金を奪ったとしてナイジェリア人の店長ら男女6人が逮捕されました。


 アプゴ・ベネット・ウーチェンナ容疑者(49)ら6人は1月、歌舞伎町のバーで、会社員の男性(55)にテキーラなどを飲ませて昏睡状態にし、約20万円を奪った疑いが持たれています。

出典:歌舞伎町の酒…眠ったすきに20万円 2億円超荒稼ぎ


こんな簡単な手口で2億円以上稼ぐって・・・

警視庁によりますと、この店は同様の手口で4年半の間に2億円以上を荒稼ぎしたとみられます。

出典:歌舞伎町の酒…眠ったすきに20万円 2億円超荒稼ぎ


アプゴ容疑者、過去にも同じ昏睡強盗事件を起こしていた

 アプゴ容疑者ら3人は先月、別の昏睡強盗事件で逮捕・起訴されていて、警視庁は2億円以上の余罪があるとみて追及しています。

出典:「昏睡状態にさせ現金奪う、容疑のナイジェリア人ら6人逮捕」



歌舞伎町で横行するナイジェリア人犯罪

 歌舞伎町でナイジェリア人の昏睡強盗といえば、2012年にスナック店経営のナイジェリアの男ら10人が逮捕された事件が思い起こされる。やはり、強い酒を飲ませ昏睡状態にさせてATMで引き出し、被害総額は10億円かといわれた。13年にはクラブ経営のナイジェリアの男ら4人が同じ手口で逮捕され、被害総額は3億円超とも。


 歌舞伎町事情通は「悪い客引きは、酔ってる人、気の弱そうな人を見つけては、『ブラザー』『トモダチ』などと声を掛けて、強引に店に連れ込む。スナックでもクラブでも店内では日本人の女が待ち構えて安心させ、飲み物にアルコール度数96度のウオツカを混ぜて、泥酔させる」と言う。


 泥酔客は手持ちの現金が足りなくなると、女に言われるままATMに。暗証番号を入力しているところを盗み見されていることに気づかず店に戻る。スキを見て、店の誰かがカードを抜き取り、現金を引き出すという手口だ。


「04年にスタートした“歌舞伎町浄化作戦”による暴力団がらみの違法風俗店、ぼったくり店の摘発前から、ナイジェリア人は屈強さと語学の堪能さで、暴力団経営の店で客引きとして重宝され、歌舞伎町に根を張ってきたんです。いまは海外マフィアのバックなどをちらつかせ、悪さをしている」(同)


 歌舞伎町のコマ劇場跡地には、都内最大級のシネマコンプレックスが4月にオープンする。安全な歌舞伎町を国内外にアピールするのは、かなり難しそうだ。

出典:歌舞伎町で横行するナイジェリア人犯罪

著者プロフィール
Sharetube