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 オ・モ・テ・ナ・シで手に入れた東京五輪。「買収の可能性アリ」ブラジルの検察が結論

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オ・モ・テ・ナ・シで手に入れた東京五輪。「買収の可能性アリ」ブラジルの検察が結論

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LOUD MINORITY.LOUD MINORITY.
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Update date:2018年04月25日
 オ・モ・テ・ナ・シで手に入れた東京五輪。「買収の可能性アリ」ブラジルの検察が結論
9月13日付の英国の高級紙「ザ・ガーディアン」*が、2016年のリオ・デ・ジャネイロと2020年の東京五輪の招致活動の中で、国際オリンピック委員会(IOC)関係者の票が買収された容疑について記事を書いています。

*内田樹さんによる記事の訳文あり
	
当時の国際オリンピック委員で国際陸連会長だったラミン・ディアク氏の息子パパマッサタ・ディアク氏が、五輪の開催地がリオや東京に決まった数日後、フランスの宝石店で多額の支払いをした

出典:HUFFPOST

リオと東京のオリンピック招致委員会からパパマッサタ氏に金銭が渡ったのは、関係者の票を買収するために当時IOCで影響力を持っていたラミン氏からの支援を得るのが目的だった可能性がある。
ガーディアン紙の記事によると、ブラジルの検察当局はこのように結論づけたといいます。
この容疑は、2016年5月に同じガーディアン紙が報じていたもの。フランスの検察当局が捜査した内容を元にリオ五輪が行われた当事国・ブラジルの検察が結論を出した事になります。
2020年東京オリンピックの招致委員会から国際オリンあピック委員会(IOC)関係者に多額の現金が渡ったとされる問題で、フランス検察当局が金銭授受を確認したと認めた

出典:HUFFPOST

	

出典:The Guardian

ラミン・ディアク氏と安倍首相の2ショットもあります
ディアク親子は五輪開催地の選考に関与していたと見られている。ラミネ氏は、13年まで国際オリンピック委員会(IOC)の委員を兼任しており、また、息子のパパマッサタ氏も国際陸連でマーケティングコンサルタントを務めていた

出典:LITERA/リテラ

	

ガーディアン紙の報道では『電通Dentsu』の名前が。電通が関与していた事は、海外の紙面で報道されましたが、国内報道では黙殺されていました。
電通といえば、招致活動から東京五輪に食い込み、招致決定後は東京五輪のマーケティング専任代理店として、あらゆるマーケティングや広告利権を一手に掌握すべく動いていたことは周知のとおり

出典:LITERA/リテラ

	

出典:asyura2.com

			
電通からシンガポールのペーパーカンパニーを通じてディアク氏に金銭が送られました。
この金は2013年7月・10月に、日本の銀行口座から振り込まれていたという。同年9月のIOC総会で、2020年のオリンピック開催地を決める投票の前後に当たります。
引用: HUFFPOST
登記簿によりますと、会社の代表は国際陸連のディアク前会長の息子の知人とされているシンガポール人の男性が務めています

出典:NHK

	

奇妙なことに、日本のマスコミでは話題に上っていない

共同通信でガーディアン紙の記事について報道されるも、マスコミ各社は今のところ全くスルーな状況。通常は共同が配信すると各紙とも足並みを揃えて報道することが多いのですが。
今のところ、伝えているのは日経と前出のHUFFPOSTなどネットメディアやスポーツ紙くらいです。

奇しくも、その翌日朝には再び北朝鮮による弾道ミサイル発射が・・・

北朝鮮のミサイルが東日本の上空800kmを通過。朝早くから首都圏を除く東日本全域にJアラートの警告音が鳴り響きました。もちろん、NHKをはじめマスコミ各社は北朝鮮の報道一色に。
昨年、フランスの検察が捜査を始めた際にはマスコミ各社も報道していましたが、今回のブラジル当局の結論発表のニュースはこのまま流れてしまう感が漂ってますね。

例えば下のツイートを見ても分かりますが、すでにマスコミ各社はオリンピック開催に向けて、政府や日本オリンピック委員会、そして電通から色々なパイを分け与えられているようです。

ブラジルではついに五輪委員会長らが逮捕される

ブラジルの連邦警察は、リオ五輪の開催地決定に絡む票の買収疑惑への捜査の一環で、ブラジル五輪委員会のカルロス・アルトゥール・ヌズマン委員長とレオナルド・グリネル最高執行責任者(COO)を逮捕。 両氏は汚職やマネーロンダリングなどの罪で起訴するされるそうです。

出典:AFPBB News

			
東京、リオ五輪で買収と結論 英紙報道、招致不正疑惑 | 2017/9/14 - 共同通信 47NEWS

日本の大手メディアがどこまで追求できるか楽しみだね(ニッコリ)
	

フランス捜査当局、東京五輪への投票とりまとめに動いていたメールも発見

【バブルネタ東京五輪も口利き】東京五輪招致委がコンサルタント料として、IOC委員だったラミン・ディアク氏の息子に2億3千万円を払った。そのディアク氏が、東京への投票とりまとめに動いていた形跡を示すメールを発見と、仏紙ルモンドが報じた。
	
「東京の招致委がコンサルタント料として2億3千万円を払ったシンガポール企業の経営者とつながっているとされる人物だ。ラミン氏は「(投票前の)セッションの後で話そう」と答えているという」
東京五輪招致、投票とりまとめ示すメールか仏紙報道
	
朝日★東京五輪招致、投票とりまとめ示すメールか 仏紙報道
2020東京五輪開催まで、この招致買収疑惑はどんどん明かされていくだろう。
国内メディアは巨大スポンサーでもあり、及び腰で歯止めが掛かってるけどね。
朝日は報じたが、ベタ記事だ
	
オリンピックだー!競技場建設だー!道路整備だー!築地移転だー!テロ対策で共謀罪だーー!!

と大騒ぎしていた政府とメディア。

英国ガーディアン紙
『東京五輪は金で買ったと判明!』

シーーーーーーーーン。。。
	
なんだかなぁ。
Jアラートで朝を迎え、遥か宇宙を行く北朝鮮ミサイルに踊らされ、TVは高らかに制裁を叫び、開戦致し方なしの雰囲気が醸成されてしまっている日本。その裏で英ガーディアン紙で五輪買収疑惑は黒と判定されたが報道はほぼされず。
なんだかなぁ。
	
内田樹氏:文科省、招致委員会、電通・・・五輪招致をめぐって、これから忌まわしい事実が次々と暴露されるだろうけれど、それらを解明するのが「海外の司法機関」であり、それを伝えるのが「海外のメディア」 

五輪招致の不正疑惑報じない日本
	
東京五輪の招致委員会のホームページは当に閉鎖され、予算決算等を見ることすらできない。 / “ガーディアンの記事から「東京五輪買収疑惑に新たな局面」 (内田樹の研究室)”
	
イギリスのガーディアンが東京五輪の買収疑惑をクロだと伝えた。汚い金で手に入れた東京五輪の開催権。この国は真実と向き合えるだろうか。見切り発車で突き進み、花と散るのか。嘘と誤魔化しで2020年をやり過ごしても、待っているのは大きな破綻。
	
返信先: @kyodo_officialさん
しかし、こうして「不正してでも招致」という感じだったのが、突然、どこの国も「五輪なんかやりたくない」となってパリとロスの2都市しか残らず、東京の次の次まであっさり決まっちゃったんだよね。なんだか東京五輪のばかばかしさが際立つよなあ。
	
ここまで読んでいただきまして、どうもありがとうございます。
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LOUD MINORITY.

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