毎日ふわふわのベッドで寝たい!自宅で布団を洗濯する2つの方法

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定期的に干したり掃除機をかけたりしているものの、丸洗いをすると形がくずれたりしそうで躊躇われる布団。どうやって洗うのが正しい洗い方なの?と悩んでいる方必見です。染み付いた汗やほこり、ダニなどを徹底的に排除して、いつでもふんわり柔らかいお布団を保ちましょう!

ウォッシャブルの布団を使っていても、本当に洗濯して乾くのか、洗って布団が使い物にならなくなったらどうしようか、大きくて扱いにくいから面倒だ…… など様々な理由から洗うのをためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私たちは人生の3分の1は眠っているといわれています。清潔を保つために干したり、掃除機などで吸い取ったりしても、寝汗やほこり、ダニ、時にはおねしょなど、布団についた細かな汚れにいつも気を配るのはなかなか難しいもの。だからと言って、見て見ぬ振りをするわけにもいきません。


布団の中まで洗い上げることで、スッキリふかふかになり、気持ちよい睡眠が確保できること間違いなし! ここは思いきって、自宅で布団を洗濯してみませんか。

1. 問題・悩みを知って布団のお手入れを始めよう

布団のお手入れで気になることといえば、眠ったときにコップ一杯は出ているといわれる汗、ほこりや垢などの汚れ、加齢や汚れが原因の臭い、ダニ・カビの対処でしょうか。何もしないままでいると、皮膚炎になったり、ほこりなどを吸い込んで喘息や鼻水などアレルギー症状を引きおこしたりと、良いことはありません。

そんな悩みを解消するための一般的なお手入れといえば、天日干しや掃除機がけ。天日干しは直接布団に太陽光をあてることで、紫外線による殺菌効果が期待できます。また太陽光の熱によって布団に含まれた汗などの水分蒸発を促し、布団がふっくらして気持ちよく眠ることができるでしょう。加えて臭いも取ることができます。


ただ、この方法で布団内のダニを撃退するのは難しいです。ダニは太陽光のあたっていない裏側に移動するうえ、死滅させるには布団全体を50℃以上の高温にしなければならないからです。


掃除機では表面や布団内部のほこり、ダニをある程度取り除けるかもしれません。ただ同時に布団の中綿を偏らせたり、側生地を傷めたりする可能性もあるので取り扱いには気をつけたいところ。結局これらの方法では布団をある程度まで清潔にできますが、汚れをスッキリ全部落とすことはできていません。


そこで、せっかくウォッシャブル布団を使っているのなら、丸洗いしてみてはどうでしょうか。洗うことで表面や内部に残っていた汗やほこり、垢などを落とし、スッキリ清潔な布団を手に入れましょう。

2. 事前チェックを忘れずに!

洗濯機で洗うなら、布団が入るのかどうかも確認しておきたいところ。通常8kg以上対応の洗濯機であれば、布団や毛布を洗うことができます。それより軽い容量のものも、布団のサイズによっては洗えることがあります。


また洗濯コースも毛布洗いや大物洗いに対応したコースを使うと、布団洗いに適した力で、優しく洗ってくれます。洗濯ネットが必要ない機種もあるので事前のチェックが大切です。自宅の洗濯機の使い方を知り、理解して快適な洗濯をしましょう。容量の都合により洗濯機で洗えない場合は、浴槽で洗う方法もあります。時間と労力が必要ですが、工夫することで良い運動になるうえ、布団もきれいになって一石二鳥です。


洗剤はどのようなものを使えばよいのでしょうか。ここでも洗濯表示の確認をしましょう。特に指定がなければデリケートな衣類も洗える中性洗剤でも、日ごろ普通に衣類を洗濯している洗剤でも大丈夫です。


洗ったら干して乾かします。長い時間濡れたままではせっかくキレイに洗っても、雑菌の繁殖を促す結果に。そうならないためには、布団を干す場所も重要です。脱水しきれなくても、干してから乾くまでの間水がしたたり落ちても大丈夫なベランダや庭など、スペースの確保もしておきましょう。


そして忘れてはいけないのがお天気チェック。布団の種類や洗い方にもよりますが、洗濯機で脱水できないと、1日で乾かない場合も出てきます。2~3日の間よく晴れて湿度が低く、温度が高い日を天気予報で事前にチェックし、洗濯物干しに適した日を選びましょう。

3. 洗うと決めたらしっかり準備

掛け布団は、側生地の傷みを防ぐためにも洗濯ネットに入れましょう。敷布団は、麻紐で縛って棒状にしておきます。ビニールの紐では結ぶ時も洗う時も滑り、紐が外れやすくなってしまいます。


その点麻紐だと丸めても膨らもうとする布団を、滑ることなくしっかり結ぶことができます。また縛っておくことで、持ち運びがしやすく、脱水するときも浴槽に立てかけることで水落ちがよくなります。

4. 洗濯機で簡単布団洗い

使う洗剤は、水や布団とのなじみやすさを考えると液体洗剤がおすすめです。日ごろ使っている粉洗剤を使いたい人は、あらかじめ準備をしておけば大丈夫。洗濯機に水と粉洗剤よく混ぜた洗剤水を事前に作り、洗濯槽に溜めてから始めましょう。

5. 浴槽洗いは体力勝負!?

布団が洗濯機に入らず洗えない場合は、浴槽で洗う方法があります。


始める前に、布団がちょうど浸かるぐらいの洗剤水を浴槽に用意しておきます。

布団は浴槽に入る大きさに折りたたむ、洗濯ネットに入れる、丸めて麻ひもで縛っておくなど、布団の種類や大きさを見ながら洗濯しやすい方法を選んでください。


汚れがひどい箇所は、事前に部分洗いをしたり、表面についたほこりなどはシャワーで洗い流したり、予洗いをしておきましょう。

6. 乾きやすいのはM字干し

いよいよ干す段階です。平行に設置した物干し竿2本に、布団をM字型にかけて干します。こうすることで布団が風や日光に当たる面積が増え、乾きやすくなります。

物干し竿を1本しか使っていない場合は、室内物干しを利用するなどしてM字干しを目指しましょう。物干し竿1本やベランダの柵に二つ折りで干すより乾きやすくなります。

	

7.枕も洗ってゆっくり眠ろう

布団がきれいになったら、枕も清潔なものを使いたいですよね。枕はどのように洗えば良いのでしょうか?


布団のときと同じように先ずは、水洗いできるか、洗濯機洗いできるかなど洗濯表示を見て確認します。

洗濯表示のタグには、枕を取り扱う様々な場面で気をつけることがわかりやすく書いてあります。洗うときは枕カバーを外し、洗濯機を使用するなら洗濯ネットに入れ脱水まで行います。


手洗いするものは洗面所や浴槽やバケツなど、洗いやすい方法を選んでください。洗い方は、枕カバーを外し、洗濯ネットに入れて洗剤液にゆっくり浸けます。優しく押したり揉んだりしながら洗います。


すすぎをしたら、優しく押したり絞ったりして枕の中の水をできるだけ取り除きます。できれば最後は洗濯機で短時間脱水すると、乾きやすくなりますよ。中綿が偏ったら、脱水が終わってから軽くたたいて元に戻しましょう。

8.おねしょ布団も怖くない!

小さいお子さんがいる家庭では、「おねしょ」をすることもあるでしょう。朝は何かとあわただしいので対応できない場合でも、応急処置しておくことで後の対処が楽になります。


まずは重曹やセスキ炭酸ソーダの粉を振りかけて、バスタオルなどでカバーしておきましょう。アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダが、酸性のおしっこを中和して消臭効果が期待できます。その後できるときに、おしっこを吸った粉を取り除き、ぬるま湯で湯通しや部分洗いをして乾かします。


すぐに対応できる場合は、布や余っている紙おむつでおしっこをできるだけ吸い取ります。次に40℃くらいのぬるま湯をおしっこの部分にかけて、布や紙おむつで吸い取ります。

この時、ぬるま湯で部分洗いをしても良いでしょう。


熱湯をかけてしまうと、おしっこ内のたんぱく質が固まり、臭いが取れにくくなるので注意してください。その後天日干しなどで乾かします。部分的に洗うのは手間ですが、乾きやすいのでおすすめです。

最後に!!!

布団の洗濯は、やはりなかなかの重労働。時間がある休日に、家族の力を借りるなどしてチャレンジしてみるのも良いかもしれません。浴槽洗いは想像以上の体力と気力が必要ですが、自宅の洗濯機で洗いから乾燥までできれば、手軽にできますよ。


天日干し、掃除機で吸引するお手入れとはまた違って、ふんわり爽やかに仕上がります。みなさんもスッキリ清潔な布団でぐっすり眠って、充実した快眠ライフを過ごしませんか。



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Sharetube