よく悪い病気には必ず兆候があると言われます。あなたに向けて身体が発する、このSOSに気づくか否かは、大病を未然に防ぐという意味でも大切なこと。ライターSaso Denkovik氏が危険なサインを「Sprit Science」にまとめました。「自分に限ってそんなこと…」まずは、過信をなくすことから?
人間の身体は、注意して扱い、手入れをする必要がある素晴らしいマシンです。身体の隅々にまで注意深く耳を傾け、身体が発信する信号を認識することが非常に重要です。あなたが思っているほど「健康ではない」と身体がサインを出しているの証拠かも。以下に、無視してはならない10の徴候を紹介します。
出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 白髪は自然現象のひとつで、多くの場合、遺伝子に基づいていると考えられます。しかし、30代で50%以上の頭髪が白髪になっているようなら、それは家系が原因ではなく、糖尿病の徴候である可能性が大いに考えられます。 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 身体にできるほくろの大半は、良性で無害なものですが、なかには危険なものも含まれています。特に紫外線が原因と思われるものは、危険なサイン。過度な日焼けが引き起こす日光角化症は、強い太陽の日差し、さらには紫外線によって、皮膚ガンの元凶となる変化が肌の上に現れているものと考えられます。 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 目の色の変化、角膜と共に人間の目の外膜を形成する強膜の色は白が基本。ところが、睡眠不足や寒さが原因となること以外の理由で、白目の部分に色の変化が起こるような際は、身体に危険な変化が起きている可能性があります。例えば、強膜が黄色をしていると黄疸、肝臓や胆のうに何らかのトラブルを抱えているサインかもしれません。また、強膜が赤色の場合は、高血圧や結膜炎などのウイルス性疾患の徴候が考えられます。
出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 厄介な唇のひび割れは、温度や気候の変化によって引き起こされます。ところが、唇の端や口内に頻繁に発生するひび割れは、ビタミンBや亜鉛が不足している徴候かもしれません。唇が頻繁にひび割れするようならば、真菌感染症という可能性も考えられます。 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 首がむくんで見えることに気がついたならば、できるだけ早く医師の診察を受けるようにしてください。首の前部(つまり顎下)の腫れは、とくに20歳〜50歳の女性は、甲状腺にトラブルを抱えた際に、この首のむくみの症状がよく表れてきます。 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 私たちの眉は年齢を重ねるにしたがって、次第に薄くなっていきます。しかし、眉毛の量が突然少なくなるような場合は、甲状腺機能亢進症(パセドウ病)、もしくは甲状腺機能低下症の徴候である可能性があります。なぜなら、これらの疾患を患うと、脱毛を伴う場合があるからです。 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 テカテカとつややかに光るような赤い手のひらは、皮膚炎や湿疹、さらにはアレルギー反応が原因となっている可能性があります。例えば金属アレルギー、食品アレルギー、薬によるアレルギーも考えられます。他にも原因はいくつか考えられ、働き過ぎによる過労や、肝疾患でも同じような症状が見られます。 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 爪はあなたの健康状態について、じつに多くのことを教えてくれる器官です。その変化の原因も様々。色、形状の変化、厚さなど日々、注意深く自分の指先を観察することをおすすめします。 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 人間の身体で、足は心臓から最も遠く離れた場所に位置しています。そのため、血管系の疾患を抱えたときに、最初にその徴候が見られるのが足なのです。例えば、低温やストレスが原因で末端部分が冷えて感覚がなくなるレイノー病。この疾患は、手足の指、鼻、耳などの血管を締め付ける症状を引き起こす、自己免疫疾患です。末端が冷えたり、白くなったり、マヒするようならば要注意! 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 女性に影響を与えるお肌のトラブルや、慢性皮膚病が原因と考えられています。30歳〜55歳の年齢にある女性は、ホルモン変化によって肌荒れが引き起こされますが、酒さ様皮膚炎症(ロザケア)の徴候であることも考えられます。 出典:30秒でチェックできる!病気かもしれない「10のサイン」 次いで患者が多いのは虫歯や歯周病など歯の疾患で約600万人。以下、糖尿病(約237万人)、がん(約152万人)、脳血管疾患(約134万人)と続く。
治療法や予防法が発達したことなどで、近年は患者数が減っている病気もある。白内障の患者数は約92万人で、05年に比べて29%減った。ぜんそくは19%減の約89万人、胃潰瘍(かいよう)・十二指腸潰瘍は18%減の約52万人。いずれも1996年以降、患者数が減り続けている。
ただ治療を受けていない人もいるため、実際の患者数はもっと多い。中でも「サイレントキラー」と呼ばれる高血圧は自覚症状が少なく、実際の患者数は3000万人になるといわれる。
出典:日本人の病気、高血圧が最多 なるほどランキング :日本経済新聞