えっ?あの有名な偉人のギャップすぎる死因に迫る
ブッタの死因は食中毒!?
出典: ブッダの死因は食中毒だった──最後に食べたものとは? 『涅槃経』で、場面はいよいよブッダの最後の食事へと移っていきます。パーヴァー村へ移動したブッダは、熱心な信者であるチュンダという鍛冶(かじ)屋さんの家へ食事に招かれました。そこで出された「スーカラ・マッダヴァ」という食べ物を食べたのがブッダの最後の食事です。そしてそれが食中毒を引き起こし、ブッダは亡くなるのです。 この「スーカラ・マッダヴァ」なるものが、どんな食品であったのかは、実ははっきりしていません。「スーカラ」は豚で「マッダヴァ」は「柔らかい」という意味ですから、無理に訳せば「柔らか豚」となりますが、これが何を示しているのかについては諸説あります。そのうちの一つは豚肉説です。たしかに火をよく通さない豚肉を食べれば食中毒を起こすでしょう。チュンダは豚肉を差し上げたのかもしれません。 「お坊さんは肉を食べてはいけないのでは?」と疑問を抱く方がいらっしゃるかもしれませんが、もともと仏教は肉食を禁じていません。肉を食べなくなったのは、ずっと後、大乗仏教になってからの話で、ブッダの時代は肉でも魚でも、いただいた食品はなんでも有り難く食べていました。もちろん今でも、「釈迦の仏教」を受け継ぐ南方仏教国のお坊さんたちは普通に肉食しています。「仏教は精進料理ばかりで肉は食べない」というのは、仏教世界のごく一部でしか通用しない特殊なケースなのです。 「スーカラ・マッダヴァ」に関するもう一つの有力な説は、毒キノコではないかというものです。三大珍味の一つとされるトリュフというキノコは、豚が地面に鼻を擦(こす)りつけながら探しますから、豚のイメージと重なります。なにかそういった類のキノコの名前だったのかもしれません。いずれにせよ、ブッダがなにかを食べて食中毒を起こし、お腹をこわして亡くなったことだけは確かです。 それにしても、偉大な宗教家であるブッダの死因が食中毒とはなんとも人間くさい話です。そして私は、ここが仏教の素晴らしさだとつくづく思うのです。仏教は奇跡や神秘で成り立つ宗教ではありません。ブッダという一人の人間が、悩んで迷って、試行錯誤の末に見いだした、言ってみれば「人のために人が見つけ出した宗教」です。その創始者であるブッダが、最も人らしい普通の亡くなり方をするというところに、その本質がよく表現されていると思います。 出典: ブッダの死因は食中毒だった──最後に食べたものとは? 70〜90編もの作品を残したとされますが、残っているのはわずかに7編だけです。 アイスキュロスは上部イメージの通り髪の毛が薄かった為、 その頭を「岩だ」と勘違いしたワシが、持っていた亀を割って食べようと、空から頭めがけて落とし、 その衝撃で死亡しました。 本人は自分の死因が分かりながら死んだのでしょうか。願わくば知らないで死んでいてほしい。
「アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス」の3人は世界史専攻の人なら覚えたはず。古代ギリシアの三大悲劇詩人の1人です。
四条天皇は自身が仕掛けた罠に引っかかり死亡!?
仕掛けたイタズラに自分でかかって死亡。鎌倉時代の第82代天皇。即位したときはまだ2歳でした。
イタズラ好きな子どもだったらしく、
廊下にツルツルすべる石をまいて、近習の者や女官たちをビックリさせてやろうとします。
ワクワクしながら隠れて見てますが一向に誰も引っかからない。
なーんだつまんないの、とふてくされて立ち去ろうとした時に、自分でまいた石に足を滑らせて転倒。
打ち所が悪くそのまま死亡しました。12歳でした。
ジャン・オノレ・フラゴナールの死因はアイス!?
アイスを食べて頭がキーンとなって死亡。フラゴナールは、18世紀ロココ調絵画の代表作家。
優美で華やかだがどこか退廃的な貴族絵画で一躍有名になりますが、次第に飽きられて人々から忘れ去れてしまいます。
暑い夏の日、アイスをがっついて食べたら頭がキーンとなり、頭痛が治らず、そのまま死亡したと言われています。
ジャック・ダニエルの死因は八つ当たり!?
出典:恥ずかしい死に方をした歴史上の人物9人 ●李白 中国、唐の時代の代表的詩人。自らを「酒中の仙」というほどのお酒好きで、船遊びをしていたときに、水に映った月を取ろうとしてボチャン! 溺死(できし)しました。 ●フィリポス2世(アレキサンダー大王の父親) マケドニアを世界帝国にのし上げるための基礎をつくった偉大な王。娘の結婚式の宴会中に護衛に暗殺されました。 ●アレキサンダー大王 マケドニアを世界帝国にした偉大な王。蜂に刺されて宴会中に昏倒。10日間苦しんで死亡。ただし、死因には暗殺説など諸説あり。一番ひどいのは、部下の祝宴で酔っぱらって帰ろうとしていたらどぶにはまって死んだというもの。親子で脇が甘いといえるかも……。 ●アル・カポネ 禁酒法時代に活躍したギャングのボスです。梅毒で死亡。サンフランシスコの「アルカトラズ監獄」から出所後に治療を受けたのですが、病状が進行しており間に合いませんでした。 ●ナポレオン・ボナパルト フランス革命後、フランス皇帝になった偉人。死体から採取された毛髪からヒ素が検出されたことからヒ素による毒殺説、ヒ素中毒説あり。胃潰瘍説も根強いです。 ●アイザック・アシモフ 『われはロボット』など数々の名作SF小説を残した作家。エイズ(後天性免疫不全症候群)で死亡。アシモフが不運だったのは、心臓バイパス手術を受けた際の輸血用血液が HIVに汚染されたものだったのです。 ●ツタンカーメン 黄金のマスクで有名な古代エジプトのファラオ。わずか19歳で死亡していますが、その死因は外傷による感染症。ツタンカーメンは左足が不自由だったことが判明しています。 ツタンカーメンの全身をX線で検査したところ「左足が内反足で、成長期に第二、および第三中足骨の成長点が壊死(えし)していた」のです。これで副葬品に杖が130本もあったことの説明がつきました。 ●中臣鎌足(藤原鎌足) 天智天皇を支えた功臣で「大化の改新」の功労者として歴史の教科書にも登場します。邸宅に落ちた落雷で建物が倒壊、その下敷きに。脊髄損傷、複雑骨折などの重傷から回復できずに死亡。他に「落馬などが原因で……」などの説があります。 ●三村家親(みむらいえちか) 三村家親は戦国時代、備中の戦国大名です。重臣たちと会議中に、火縄銃(短銃)で狙撃されて死亡。この暗殺は備前の戦国大名・宇喜多直家が仕掛けたものです。これは「日本史上初の銃器による要人暗殺」といわれています。
17世紀中盤から18世紀初頭にかけて英国を治めた王様です。乗馬を楽しんでいたところ、ウマがモグラの穴に足を取られて落馬。重体で宮殿に担ぎ込まれましたが死亡。 Whats New!? ジャック・ダニエルジャックダニエルウィスキー創業者。ある日、非常にイライラしていた彼は、怒りに任せて金庫を蹴り上げ、大怪我を負ってしまいました。その後怪我した箇所が運悪く感染症をおこし、結局脚を切断せざるを得ませんでした。しかし感染症を押さえることが出来ず、結局壊疽による合併症で、1911年に亡くなりました。
Whats New!? テネシー・ウィリアムズの死因は喉に蓋を詰まらせた!?
Whats New!? アメリカの劇作家、テネシー・ウィリアムズは、薬の蓋が喉に詰まって亡くなりました。薬を飲むためにビンの蓋を開け、口にくわえていたら謝って飲み込んでしまったのです。服用している薬の副作用で吐き出すことが出来なかったと言われています。
上記の死因は数あるうちの一説にすぎない場合もあり別の死因の説もございます。