実は金正恩氏の手のひらで踊らされていた…斬首作戦など韓国の国家機密が北朝鮮に大量流出か
韓国の機密文書が北朝鮮人にハッキングされる
昨年、韓国が北朝鮮人と思われるハッカーに不正アクセスされ、重要な情報が流出したことがわかったそうです。その中には、あの「斬首作戦」もあったとか。
流出情報の中には「斬首作戦」もあった
昨年9月に韓国軍の国防統合データセンター(DIDC)が北朝鮮人と推定されるハッカーによって不正アクセスされた際、北朝鮮指導部に対する「斬首作戦」の具体的内容が記された「作戦計画5015」を含む軍事機密文書が大量に流出していたことが9日までに分かった。
出典:韓国軍「斬首作戦」北に流出 なぜ今ニュースになったのでしょうか?
流出したのは235GB分
A4用紙で1500万ページにのぼる分量が奪われ、軍事機密に指定された資料295件も含まれていたと明らかにした。
韓国軍は、このうち22.5%の53ギガバイト分(およそ1万7000件)についてのみ、流出した文書の目録など内容を確認した。どういう内容が流出したのか、まだ把握できていない部分の方が多いということだ。
出典:(朝鮮日報日本語版) 北朝鮮の手に渡っていた韓国軍の「斬首作戦」計画 (朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース
1年経っても流出した情報の内、半分以上の内容がまだわかっていないんですね。流出内容が分かったものについて報道されたようです。
他にも重要な資料が流出したもよう
韓国国防省報道官は10日の定例会見で「軍事上の保安に関する事項で、申し上げることはできない」と述べた。米韓の定例合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」に関する会議資料や、韓国の軍部隊や原発など重要施設の現況や防護計画に関する資料なども流出したという。
出典:金正恩氏「斬首作戦」が流出か 韓国軍ハッキング被害 - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
北朝鮮ってあまり技術が進んでいるように見えないのですが、よほど腕のいいハッカーだったんでしょうか?それともセキュリティーが甘かったとか?
いずれにせよ渡ってはいけない所に情報が渡ってしまいましたね…。
流出した情報の主な内容
韓米が2015年に樹立した最新の作戦計画に当たる「作戦計画5015」と併せて、潜入・局地挑発に対応する「作戦計画3100」、北朝鮮急変事態や挑発時に韓国軍の特殊戦司令部が遂行する「緊急時対応計画」(Contingency Plan)関連文書も含まれていた。
出典:(朝鮮日報日本語版) 北朝鮮の手に渡っていた韓国軍の「斬首作戦」計画 (朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース
北朝鮮の反応と情報流出ルートを見るために米がわざと流したんでしょ?って言ってる人もいましたけど…どうなんでしょうかね?
斬首作戦とは?
「斬首作戦は、北の戦争指導部全体を殲滅するために3段階に分けられた総攻撃です。第1段階は、北にミサイル発射の兆候が見られたら30分以内に先制攻撃を仕掛ける『キル・チェーン』という攻撃構想です。第2段階はミサイル迎撃体制の完備で、第3段階がまさに斬首作戦になります」
斬首作戦は、北朝鮮のトップである金正恩委員長ら指導部を暗殺、または捕らえることで指揮系統をマヒさせるもの。いわば、金正恩体制を崩壊させるものだ。
出典:部隊創設へ「斬首作戦」その現実味は?|日テレNEWS24
斬首作戦に関しては、暗殺という記事もあれば、首を切断という意味ではなく奇襲などにより権力者を排除して攻撃を未然に防ぐことという記事もありました。どちらにせよ金正恩委員長は排除させられるということですね。
さいごに
韓国軍はこの件に関して、責任のなすりつけ合いや流出した事実を隠そうとしていたそうですよ。1年経っても流出した内容がわかっていないと言うし、韓国大丈夫?って印象になってきちゃいますよね。